社会福祉法人  
全国重症心身障害児(者)を守る会  
 
Social Welfare Foundations,
Nationwide Association for Children (Persons) with Severe Physical and Intellectual Disabilities
 
     
補助事業

平成26年度公益財団法人JKA補助事業
 
 
本会は公益財団法人JKAの補助により実施した「平成26年度障害のある人が幸せに暮らせる社会を創る活動補助事業」が平成27年3月1日に完了いたしました。
厚く御礼申し上げ、ここにご報告申し上げます。
 
巡回療育相談
 
事業の目的:
在宅で生活する重症心身障害児(者)と保護者の診療・相談に応じ、適切な指導を行い、心身の成長・精神衛生の向上を図る。
事業内容:
医師・看護師・専門指導員(保育士・児童指導員・理学療法士・作業療法士等)・地元の行政関係者・特別支援学校の教員・相談支援専門員及び本部(東京)から派遣したケースワーカー等で相談班を編成し、在宅で生活をする重症心身障害児(者)とその家族の診療や療育相談に応じる。障害・病気・療育のことだけではなく、家庭内の問題など日常生活上の悩みにも幅広く対応できるよう様々な職種で相談班を構成する。また地元の行政関係者にも協力を依頼し、障害福祉制度に関する正しい情報の提供や地域で実際に活用できる福祉サービスを紹介するなど障害児(者)及び家族の生活がより豊かになるよう支援する。
また地域で活動している障害児(者)の保護者も相談班に加えることで専門家とは違う親の立場からの助言も行う。同時に今後地域で共に活動できる仲間作りも目指す。
障害者本人の重度化や保護者の高齢化により外出が困難な家庭も増えており、当相談会では地域での会場形式か家庭訪問形式をとっている。
成果:
@長く巡回療育相談を実施している島根県ではその活動が認められ、全国で初めて「重症心身障がい児(者)相談員制度」が島根県庁により創設され、島根県支部の役員がその業務委託を受けた。
A福島県では、巡回療育相談会をきっかけに支部内で初めての在宅会員の入会があった。これにより福島県内での在宅者に対する活動が活発化することが期待される。
B長年巡回療育相談を実施している熊本県支部では、在宅の保護者同士のネットワークができ、重症児(者)受け入れ施設の増設を訴え運動をしたことで、来年度近隣施設で重症児のショートステイの受け入れが始まることとなった。
参加者の感想:
@本人の病気のことだけでなく、きょうだいとの関係など普段病院では話さないようなことも気に留めていただけて嬉しかったです。
A子どもの状態や出産時の疑問にすぐに的確に答えてくださるお医者さんに今まで出会ったことがなく、今回の相談会で初めて教えていただきました。参加した甲斐がありました。
B今回のように様々な職種の方から多面的な助言をしていただける機会を得られて良かったと思っています。
C本人の身体のことだけではなく、親の状態を聞いていただけるのはとても心強く感じました。

26年度の実施地は、山形県、福島県、愛媛県、愛知県、熊本県で次のとおり実施した。

 
  事業の概要
@ 山形県 平成26年10月11日  詳細はこちら
  相談班の編成   医師1名 看護師1名 専門指導員11名
10月11日 デイサポートセンターにじいろ   会場3名
A 福島県 平成26年11月8日〜9日 詳細はこちら  
  相談班の編成   医師1名 看護師3名 専門指導員7名   
11月 8日 玉川村保健センター 会場3名
9日 コパンクラージュ 会場4名
B 愛媛県 平成26年12月7日〜8日  詳細はこちら
  相談班の編成   医師2名 看護師1名 専門指導員7名   
12月 7日 大洲市・西予市・喜多郡 訪問3名
8日 新居浜市・西条市 訪問4名
C 愛知県 平成27年1月17日〜18日     詳細はこちら
  相談班の編成   医師1名 看護師1名 専門指導員7名   
1月17日 むつみグリーンハウス 会場3名
18日 名古屋市 訪問2名
D 熊本県 平成27年2月28日〜3月1日         詳細はこちら
  相談班の編成   医師1名 看護師1名 専門指導員7名   
2月28日 荒尾市ふれあい福祉センター 会場 5名
3月 1日 障がい者支援施設けやき 会場11名
集団指導
 
事業の目的:
家庭内に引きこもりがちな重症心身障害児(者)と保護者に対し、専門スタッフ(医師・看護師・保育士・児童指導員・理学療法士・作業療法士等)及びボランティアがともに1泊2日の集団指導療育キャンプを行い、地域で生きる力と将来への希望を獲得する。
事業内容:
在宅で生活をする重症心身障害児(者)と保護者に対して1泊2日の集団指導療育キャンプを行う。医療的に重い重症心身障害児(者)も安心して参加できるよう医師・看護師・専門指導員(保育士・児童指導員・理学療法士・作業療法士等)等専門スタッフを多めに配置する。
温泉入浴・花火・キャンプファイヤー・音楽鑑賞・遊園地・温泉街散策・ボランティアとの長時間にわたる交流等普段の生活では体験が難しい様々なプログラムの体験の機会を与え、重症児(者)の社会性を広げ、新たな成長を期待する。
保護者に対しては、介護中心の日常生活から離れてのリフレッシュや他の参加者との交流、意見・情報交換の機会、また専門家による講習会を実施し障害福祉制度に関する正しい知識の習得や日常生活に役立つ情報を学習する機会を与える。
学生や地域の一般の方、施設職員、行政関係者等広くボランティアを呼びかけ、講習会や交流を通して重症心身障害の特性や在宅生活で抱える問題や悩みなど理解していただくよう努める。事前に活動内容の指導や車椅子介助・入浴介助・衣類着脱の講習会を実施しボランティアの不安をとりのぞき技術面での向上を図る。
成果:
@近隣の医療型支援施設3ヶ所から医師を含め、看護師・理学療法士・生活支援員が協力してくださり、参加家族が短期入所の相談などをすることができた。専門スタッフが多くいることで医療的ケアのある本人も家族から離れて活動することができ、本人・家族双方にとって新鮮な体験をすることができた。
A現職の行政の職員がボランティアとして参加してくれ、入浴介助など実際の介護を積極的に手伝ってくれることで、重症心身障害児(者)の状態や家族の苦労を理解してもらう良い機会となっている。また家族の話を聞いてもらう機会を設け、正しい情報の提供やサービス利用に関する詳しい説明を受けられると同時に、在宅生活での不安や悩み、親の会活動の現状など親身に聞いていただき理解を深めていただいた。
Bここ数年の間に、テレビや新聞などマスコミの取材があり、キャンプの様子を社会に向けて発信する機会を得られている。障害者の理解が少しは進むものと期待している。
C集団指導で重い障害児(者)がホテルやレストランを利用することで、障害の度合いに応じた食事形態(刻み食・ペースト食・経管栄養等)への理解やストレッチャータイプなど様々な形式の車椅子への対応など、従業員や他の一般客に重症心身障害児(者)を理解していただく良い機会となる。
D参加したスタッフ・ボランティア同士の情報交換の場にもなっており、横のつながりを作ることができている。また参加したスタッフが工夫を凝らしたプログラム内容に刺激を受け、自分の働いている施設の利用者にも笑顔作りの日中活動を工夫しているといった声が挙がるなど、スタッフの技術面・心理面での向上も期待される。

26年度の実施地は、栃木県、岡山県、北海道、新潟県、石川県、大阪府、千葉県で次のとおり実施した。
 
  事業の概要
@ 栃木県   詳細はこちら
実施期日   平成26年7月19日〜20日
実施場所 塩原温泉ホテルニューもみぢ=i栃木県那須塩原市)
参 加 者
67名   保護者等   29名   障害児(者)   13名
医師等スタッフ 14名 ボランティア 11名
A 岡山県   詳細はこちら   
実施期日   平成26年8月23日〜24日
実施場所 旭川荘療育・医療センター通園センター(岡山県岡山市)
参 加 者
61名   保護者   8名   障害児(者) 8名
医師等スタッフ 24名 ボランティア 21名
B 北海道  詳細はこちら
実施期日   平成26年8月30日〜31日
実施場所 定山渓温泉 ホテル鹿の湯(北海道札幌市)
参 加 者
84名   保護者   26名   障害児(者)   20名
医師等スタッフ 12名 ボランティア 26名
C 新潟県   詳細はこちら
実施期日   平成26年9月6日〜7日
実施場所 小国町法末自然の家 やまびこ(新潟県長岡市)
参 加 者
45名   保護者   15名   障害児(者)   10名
医師等スタッフ 9名 ボランティア 11名
D 石川県   詳細はこちら
実施期日   平成26年10月4日〜5日
実施場所 かんぽの郷 白山尾口(石川県白山市)
参 加 者
27名   保護者    7名   障害児(者)    7名
医師等スタッフ 8名 ボランティア 5名
E 大阪府   詳細はこちら
実施期日   平成26年11月22日〜23日
実施場所 ホテルセカンドステージ(香川県高松市)
参 加 者
40名   保護者等   11名   障害児(者)   11名
医師等スタッフ  9名 ボランティア 9名
F 千葉県   詳細はこちら
実施期日   平成26年11月29日〜30日
実施場所 ホテルふじ(山梨県笛吹市)
参 加 者
54名   保護者   19名   障害児(者)   14名
医師等スタッフ 17名 ボランティア 4名
 
 
 
 
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