2014年5月度 山行部例会報告
「今年の干支の山 有馬富士374m」
 





    
  実施日 2014年5月18日(日)
  天  気 晴れ
  参加者 視障:7名  晴眼:7名  合計:14名
  コース 大阪駅08:14発〜JR普通電車新三田行〜新三田駅09:10着 トイレ・体操
石灯篭〜大池川沿いの道〜福島大池着(休憩)トイレ〜アジサイ・ツバキの小道
〜わんぱく砦手前分岐〜迂回路〜有馬富士山頂11:55着(昼食)12;40発〜
わんぱく砦手前分岐〜〜野鳥の小道〜芝生広場〜
かやぶき民家(お茶のサービス)〜大川沿いの道〜石灯篭〜JR新三田駅
〜JR普通電車〜大阪駅解散16:30
  感 想

  例会を担当すると、一番気になるのが当日の天候だが、今日は「サイコ〜!!」の
  ハイキング日和。
  新三田駅から少し歩くと、水を引いて田植えの準備をしている田んぼとあぜ道には、
  色とりどりの草花が咲いていた。カエルも「ゲロゲロ」と鳴いて、なんとものどかだ。
  大池川沿いの道を福島大池まで行き、池越しに見る角山(有馬富士)は、富士山の形
  をしていた。
  
  今回の例会では、もう一つ気がかりな事があった。
  それは、山頂直前の急登を二人娘(?)が無事に登って、降りてこれるかだ。
  「わぁ〜。きゃぁ〜。」と少々周りの人には、ご迷惑をおかけしたが、サポータならびに
  皆さんのご協力で、この二人を山頂に置いてくることなく、一緒に下山できたことを
  うれしく思っています。
  
  また、かやぶき民家の所では、からすのえんどう(ぴぃーぴぃ−まめ)の草笛に、皆で
  興じてしまいました、とても楽しい一日でした。
  
  サポーターが足りず、参加希望したにも関わらず例会に参加して頂けなかった方々には、
  ほんとうに申し訳ありませんでした。
           





参加者からの感想文

有馬富士(ソクトコース)に参加して

  今回の有馬富士の山行は、私にとって2回目のソフトコースチャレンジでした。
  この日の少し前に、かざぐるまの3人娘(一部の方からは、お笑い3人組と呼ばれていますが!)のHMさん
  Oさんと私をKさんたちが、ロックガーデンで特訓してくださったんです。
  そのさいに、両手両足を使って登ることを体験させてくださったので、ソフトコースは楽に行けれるかなと
  思いきや、なかなか大変でした。(汗)
  
  三田駅を出発してしばらくは、平らな農道だったので、サポーターのKYさんと楽しくおしゃべりして歩き
  ました。しばらくして坂道が出てきて、山っぽくなってきました。それでも途中平らになったり、フワフワした
  土の道と変化があり、まだまだ余裕がありました。
  それと、この日の問題児(?)である私とHMさんにとっては、休憩タイムが多かったのはうれしかった
  ですね。(笑)
  しかし、静かな東屋で休憩を取った後、試練の道がやってきました!
  大きな岩がごろごろする急斜面の登場です!Kさんの「右足を次の石のところにちょいかけして」などの
  的確な声かけはとてもわかりやすかったんですが、疲れからか足が思うように動いてくれません。
  それと同時に、「こんな急斜面をどうやって降りるの?」っとの不安を感じてしまいました。
  超遅いペースのため、後ろの方々をお待たせしてしまっているとのあせりはありますが、うまく足が
  はこべませんでした。
  フラフラになりながらも、なんとか制覇!頂上の三角点を触りに行ったのですが、三角点は三角形をして
  いると思っていた私の手にふれたのはサイコロのような形!
  な〜んか、がっかりしてしまいました。(苦笑)
  
  ランチタイムの後は、恐怖の下山です。先を行く方々の声がかなり下から聞こえるので、斜面の角度を
  再度痛感!登りより遅いペースでそろりそろりと足を運ぶのですが、足の置き場が不安定になってしまう
  ので、ストックで体を必死で支えました。
  間違っても、Kさんのザックを押してしまうことのないようにと・・・。(汗)
  すぐ後ろを、KTさんにサポートされたHMさんが、私と同じくおそるおそる歩いてきていました。
  う〜ん、仲間がいると心強いと、勝手に思っていた私でした。
  
  恐怖の急斜面が終わった時は、本当にホッとしました。
  今日の山行きがすべて終わったぐらいの気分でしたね。なので、疲れはあるものの、後の道は気分的に
  とっても楽でした。
  今回のコースは、私の体力ではまだまだしんどかったですが、制覇できたことにより、自信が少しもて
  ました。
  
  ゆっくりペースの私を優しく見守ってくださったみなさん、私とHMさんのサポートをしてくださったKさん
  ご夫婦、本当にありがとうございました。

    


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