2014年4月度 山行部例会報告
菊水山(459m)ソフトコース(サポート講習例会)
 





    
  実施日 2014年4月13日(日)
  天  気 曇り
  参加者 視障:10名  晴眼:10名  合計:20名
  コース 阪急梅田駅(神戸線08:20発特急)〜新開地駅(神戸電鉄乗り換え09:06発)
〜鈴蘭台駅〜菊水山周遊路登山口(準備体操・サポート講習)〜周遊路〜
頂上手前のベンチ(昼食・晴眼者の目隠し体験)〜頂上(集合写真撮影)〜
周遊路〜登山口(整理体操)〜鈴蘭台駅〜新開地駅〜阪急梅田駅(解散)
  感 想

  心配していた雨にも降られず、「つつじ」がいっぱい咲いてて、いいハイキングでした。
  サポート講習は、下山に予定したコースを登ってしまって、溝わたりみたいな講習ができま
  せんでした。
  それ以外は、今回のサポート講習で予定していた項目は、入っていたと思います。
  後いくつも項目は有りますので、おいおいサポート講習のたびに、小出しにしていこうかと
  思います。いっぺんにあれもこれも言われても、覚えきれないもんですしねぇ。(笑)
 
  晴眼者の目隠し体験も今までは、わりに平坦な処でやっていたのですが、今回は実際の
  コースで丸木や木の根の階段をあがったりおりたりしていただきました。
  にわか盲人にとっては、かなり厳しいコースではなかったかと思います。
  その代り、いろんな事を感じていただけたのではないかと思います。
 
  1回講習を受けたからと言って、急にサポートが上手になったり、サポートされるのがうまく
  なったりしません。
  今回感じた事、こうやったらいいのかな、こうした方がいいのかなと言う事を日頃の例会で
  実践していただいて、「サポート上手・サポートされ上手」を目指してください。
           





参加者からの感想文

サポート講習会感想文

  約一年ぶりの参加。前夜は少し寝付かれず、自身の気の小ささに笑える。
  天候も雨の予報から、いい方にと変わり、ひと安心。
  集合場所の梅田駅に着くと、すでに数名の方が来ておられ、するといきなり、「Tさん、来てくれたん」と
  声をかけられ、覚えていてくれたんだと思うと嬉しく、不覚にもジーンと来た。
  初対面の方々とも、楽しく談笑、一路鈴蘭台駅へ。現地組と合流、再び皆さんと再会。
  「Tさん元気、ご無沙汰、どないしてたん」と懐かしく、またジーンと。
  
  登山口近くで、Sさんのサポート講習のお話があり、体操をして、お待ちかね、Yさん手作りの、きなこ餅
  を頂き(もう一個ほしかった)いざ、菊水山、山頂へ出発。
  まだまだ桜も満開、つつじも咲き誇り、ブランクの緊張もとけ、楽しく頂上へ。
  程よくお腹もすき、さー、お昼かなと思いきや、Sさんから、晴眼の方は、これから本番のサポート講習と、
  アイマスクを渡された。
  いつもはサポートする方なのに、今回はされる側だ。
  想像とは全く違い、恐怖心で、変な所に力が入り、へっぴり腰になるわ、汗は出てくるわで、短い距離
  でしたがへとへとになりました。
  
  視障のみなさんが山登りが出来るのは、サポーターの的確な判断と、信頼関係がなければ、出来ない
  事だと改めて、サポーターの重要性を認識させられました。
  ほんの少しですが、視障の方の気持ちがわかった気がしました。
  
  皆さんと色々お話をさせて頂き、楽しく、有意義な一日でした。
  本当に、有難う御座いました。やっぱり、かざぐるまはええーなー。
  
  最後にSさんから、感想文を誰かにお願いしたいんだけど、来るな来るなと念じたが、思いも届かず、
  では、ひさしぶりの参加のTさんお願いしますと、指名を受けた。
  「あーやっぱり来たかと」…。次回は指名されない様、がんばって参加しまーす。
    

サポート講習会に参加して

  サポート講習会とはどんなもの? 何を教えて貰えるの。自分に何が出来るの。
  不安と期待で、今迄の参加よりも少し緊張がありました。
  今回特に視障、晴眼の協力が大切である事、又、心の触れ合いと信頼感も欠かせない事を思いました。
  
  「楽に安全に」を第一に考え、2人の息を合わせ、周囲に目を配り、待ってあげ、待ってもらううち、足元
  ばかりに気を取られがちであるけれど、視障には全体の景色の説明も大切である事も、なかなか自分の
  身に当てはめるには時間のかかる仕事。
  私の言動で事故に繋がる事もあるのだと、一瞬の高鳴りも覚えた。
  参加はやっぱり緊張を伴う仕事だと感じました。
  
  又、実技ではアイマスクで急に目が見えなく、今、開眼して通った道なのに、一人真ッ暗な中にほおり
  出された感じ。どうしょう。マスクを開けて見てみたい不安。開けたらいかんと言い、開かせてる葛藤が
  フツフツと湧いているにも拘わらず動き出す。
  相手の言葉、リュックから感じる微かな動きだけの頼りに不安で堪りません。
  時間にして10分か20分なのに長く感じ、体中、汗びっしょり。何も考えられません。
  そこにあっと危険を感じる事があり、慌てました。原因は自分にあったストックの長さ調節をしていなかった
  事が解り、結果安心出来たと同時に、自分の姿勢が改まり、相手にも負担が少なくなったのではないかと
  勝手に考えたり、これがサポートの基本に繋がるんだとも思いました。
  
  視障の方の前向きな考え、行動に頭が下がり、又、サポートに当たってる人達の優しさ、思いやり、
  朗らかさに近づきたいですね。
  参加の機会は少ないですが、今日の教えを頭に、まず自分の体作りと、気持ちにゆとりを養いながらも、
  明るく前向きな皆様にお会いしたいと思います。
      

サポート講習会の感想文

  かざぐるまに3回ほど参加させて頂きました。色んな方々と楽しくお話ししたり、汗だくで歩いたり、雨に
  濡れながら歩いたりもしました。
  又今回4回目になり、サポート講習例会に参加させて頂きました。
  色々とサポートのお話や経験など聞かせて頂き、ありがとうございました。
  お話の中で「何かお手伝い出来る事ありますか」と声かけし、行動してもらうと助かるとの事で、声かけの
  タイミング気をつけたいと思いました。
  又、私自身の事ですが、サポートしている時、後ろを振り返る癖があるので、気をつける様にと指示
  頂きました。自分では気がつかない事ですので、ありがとうございました。
  かざぐるまの皆様と、今後も共に野山を楽しんでいきたいと思ってます。
  引き続き、何か気がついた事ありましたら声かけて下さい。
  これからもよろしくお願い致します。
      


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