2019年3月、山行部例会報告
西宮 北山公園〜夙川河川敷(サポート講習会)ソフト
 





    
  実施日 2019年3月17日(日)  
  天  気 曇り時々雨
  参加者 視障:8名  晴眼:9名  合計:17名
  コース 阪急梅田09:00〜09:15阪急夙川〜(バス)09:35〜越木岩神社北バス停
〜北山緑化植物園〜みどりの相談所研修室(昼食)〜
夙川河川敷緑地(夙川公園)〜東屋(反省会)〜阪急夙川駅〜
16:50阪急梅田駅(解散)
  感 想

 *IY
 3月に入って目まぐるしく天候が変わる日が続き、山行当日もところにより雷雨の予報も有り
 決行するか否か悩みましたが、降っても少雨となることを信じ、予定通りやることにしました。
 参加申し込み締め切り日時点、2名お断りしなくてはいけないかもと思っていたところ、晴眼1名
 の申し込みが有り、Sさんの別枠参加と言う事で、全員が参加できることになりました。
 
 チーフリーダーとしての私が未熟なもので、行き届かない点も多く、担当者の皆さんはもとより、
 参加者皆さんのご協力により、無事サポート講習会を終えることができました。
 一番心残りなのは、出発前の準備運動も東屋到着後の整理体操もできなかったことです。
 参加してくださった皆様、ありがとうございました。
 これからも小さな事でもみんなで意見を出して、安全で楽しい山登りをしていきましょう。

 *OT
 スタート前に空模様が怪しくなり、少しですが降ってきて、カッパを着るのがいいと言う事で
 カッパを着る練習から始まりました。これは願ってもない体験になりました。
 ズボンをはくのがたいへんだったかな?と思います。
 
 晴眼者がアイマスクを付けてお互いに体験し合うのに結構良い場所でした。
 結構長めの階段がありまして、やってみましたが、途中で引き返したい気持ちでいっぱいでした。
 ちょっとした段差でも、とても大きな段差に感じるのに、それがいくつも、何段もつづくわけです。
 怖さ満杯でした。ありがとうございました。
 
 夙川の河川敷での意見交換も有意義だったと思いましたが、あの場におられない会員さんも
 きっとご意見をお持ちだと思いますし、あの場で言いそびれた話も、意見も質問もあると思います
 5月26日の通常総会の折に意見や、質問を出し合えたらいいなあ〜と思っています。
 分かりやすい言葉とかあったら教えて下さい。
 勉強になりました、ありがとうございました。

 *KH
 感想・反省と言えるかどうか分かりませんが、アイマスクを付けて歩く体験で分かった事。
 サポートをしていて、たまに引っ張られることがあります。
 ”あぁこれか???この時に引っ張ってしまうんだ。
 ”もう少しゆっくり歩いて下さい”と言われる時、そうやわな。これはゆっくり歩かなあかんな・・・。
 初めての方ともペアを組ませてもらい、勉強になりました。

 *YK
 長年実践してこられた方々が大半を占めていたこともあって、こんな時はこうする的な解説が
 なかったのが残念でした。
 各自それぞれ表現の仕方があり、戸惑うことがあると感じました。
 視障の方がサポーターの個性を受け止めてくれているのが現実のようですが、やはりある程度、
 表現や危険個所の通過方法は統一していた方が良いのではないでしょうか。
 これからの課題としてご一考お願いいたします。
 
 視障の方々がどの程度のレベルの山行を望まれているかまだ良く分かりませんが、ミドル、
 ハード山行ではサポーターの技量向上が不可欠だと思います。
 サポート講習会だけでなく例会においても、こんな時はこうする研究の実施が望ましいと
 思います。私はまだ分からない事だらけです。
           





参加者からの感想文

西宮北山公園〜夙川河川敷(サポート講習会)に参加して

 日頃の行いのいい人がいたにもかかわらず、天気悪かったですねぇ。雨が降ったり、やんだりでした。
 久しぶりにカッパを着たら、なんと歩きにくいこと。
 おまけに、カッパのズボンを立ったままはこうとしたら、おっとっと。片足ではくと、よろけてしまって・・(汗)
 なかなか大変でした〜!
 
 コースはソフトで距離は短かったのですが、やはり山道。階段は多いし、ガッタガタやし。
 1か所難所がありまして、Yさんがそこで視障が通るのをアドバイスしてくれはりました。
 おかげで全員無事に登る事ができました。やれやれ。
 
 途中にボルダリングができる大きな岩がありました。「こことここを持って、登りやすそう」との声がありまし
 たが、私はこの岩のどこをどう登るんや? と思いました(汗)
 触ってわかる作り物がありましたが、私にはわかりませーん。どこがトンボやねん。蝶々ねん?
 もう開き直って、視障やけど触るの苦手でーす。
 
 昼食は、雨のために建物の中に入れるとの事で、テーブルとイスに座って食べることができました。
 良かったです。ほっ。昼食後、雨がひどかったので、少し待ってからの出発。
 コースを変更するかも?との声もあったようで期待しましたが、残念ながら朝来た道をもどるそうで。
 えーっ、あの道を帰るの?あの階段がいっぱいで、難所もあったのにー、やだやだやだー と心の中で
 叫んでました(苦笑)
 例の難所もまたまたYさんの出番です。足が下に届かなーい などと言いながらも、何とか降りることが
 できました。
 
 降りてから、晴眼と視障に分かれて、それぞれの体験をしました。
 晴眼者のアイマスク体験の感想に「そうでしょ そうでしょ 見えないの大変でしょ」と、ちょっとにんまり(笑)
 こちらはサポートする人のザックを引っ張ってみて、重たいなぁ、あれ〜 後ろに倒れそう! など。
 お互いにそれぞれの気持ちが少しでも理解できたかな?
 
 最後に夙川河川敷を歩いて、東屋でおやつと意見交換。Y子さん手作りのうぐいす餅をいただき、みんなの
 意見を聞き、いろいろ学んだ1日でした。
 
 今回覚えた植物は「ひさかき」。「もくれん」などいろんな花も咲き始めてました。春ですね〜。
 夙川河川敷ももう半月ほどすると桜満開になるんでしょうね♪
 
 サポートが足りなかったので、ガイドヘルパーさんといっしょに、重たい荷物(おやつ)を持っての移動、
 ひたすらみんなを待ち続けてくれはったSさん、お疲れ様でした。
 担当された方々、ありがとうございました。
 Sさんが私を「感想文の女王」とよいしょよいしょしてますが、これからはプロ野球が開幕して忙しくなるので、
 女王にはなれませーん。(笑)
    

3月17日西宮北山公園?夙川河川敷(サポート講習会)例会

 会員の皆様こんにちは、視障のNNです。
 北山公園?夙川河川敷(サポート講習会)に参加された皆さん、お疲れ様でした。
 今回はサポート講習会とあって色んな方にサポートしてもらい有難うございました。

 北山公園はハイキングコースも有りますが、自然を残して地道になってます。素晴らしいですね。
 どうにかすると登山道か??これは。と思うほどのコース。
 北山緑化植物園に入ると道も、舗装してあり、周りは四季折の植物がこれでもかと思うほど植えてあり、
 老いも若きも楽しく一日満喫出来るようにしてあります!
 私はまた、若葉が芽吹く頃に訪れたいなぁ!!。山肌に生えてました。「ヒサカキ」ご存知ですか!
 コップを逆さにしたような白い花で、ギザギザした葉の下に沢山花が着いていて可愛いです。
 Wさんに教えてもらいました。春がすぐそこですね。

 まず北山の道に足を踏み入れた10分くらいかな?雨が降り出し、ひどくならないうちに雨具の用意と
 言うことで休憩、カッパを着てズボンも立ったまんま履いてる人がいましたー、偉い!
 だって体幹がないとこんな所で履けませんよ。かといって地面が濡れてるので座って履けないし…。
 ヘルニアを持ってる私は、上だけズボンはパス(笑)。
 まぁ、こんなんで、一日中、曇天、みぞれ雨、時々お日様の繰り返しですわ!

 登って行くうちに大小の岩石が現れてくるのですが、足みじかの私は、登るのも下るのもストックで
 確かめてトライしました(汗)
 そして噂の屏風岩、クライマーの人がここで練習するとか!!巾は大人2人が両手を広げた位かな?。
 高さは3メートル、もっとかな。とにかくスックと垂直に立ってます。
 何処に指をかけるの、私には見えません。まぁその前にダイエット。これが一番難しい。

 この周りは岩場が多く、何千年も前は海の底だったんかな、そうだとしたらその上を私たちが今歩いてる。
 何かロマンですねアハハ、私だけかな?。
 イノシシ除けの柵を通り、左に友好都市である中国紹興市をイメージして建てた北山墨華亭を見て植物園に
 入りそこの建物の会議室で昼食です。ここで食べる事を交渉して下さったSさん、担当者の皆さん
 有難うございました。お陰で暖かく、震えないで昼食する事が出来ました。ついでに宇多話も…。

 帰りは何とか広場何ですが、ここは、河津桜が満開でした。桜を、背に恒例の集合写真。何と山内さんが
 三脚を持って来られてましたー!皆んなで「ハイ!桜」パチリ。Yさん重いのに有難うございました。

 さぁー!ここでサポート体験開始。晴眼者と、視障者と別れて体験です。担当のY子さんがいい事
 言われたんですが忘れた。(汗) 覚えているとこだけ。
 「見えない我々も工夫して登り下りの時でも後ろの足に体重を置き、空になった前に出した足はドンと体重を
 乗せないでゆっくりと足の方向をにじらせて決めて行く」 ウンウン!成る程。
 永くかざぐるまをしてる人は体験から言えますからねぇ。新参もんの私にはまだまだですわ。
 
 何時も下りの時にサポートの声は聞こえているのにもかかわらず、複雑過ぎて足がもたもたして前の人
 を思わず引っ張ってしまう事があります。それを私が気になってたので、どのくらい前の人に負荷がかかるか
 実演してみました。
 私がサポートで後ろからM子さんに引っ張ってもらったのかな。あまり前の人に負荷をかけ過ぎても悪い
 ですから。「あー!こんな感じ」って分かりました。またこれはいいのか悪いのかわかりませんが…。
 私個人です。下りで石がゴロゴロとして足を踏み入れる所が分からない時は、前に声をかけて一旦ロープを
 離します。無理に下り、滑って前を巻き込んだらその方が大変だと思うからです。
 そう思うと少しの1・2分の遅れはいいかなって。
 あくまで私の考えですが。「いや違うこんな考えもあるよ」、の方は教えて下さい。
 とにかく私は体験が浅いですから、巾広く何かにつけて教えて下さい!!。
 とは言っても、みな覚えられないですが(笑)少しづつ。

 晴眼者側はどうだったんでしょうね?Oさんは「怖かった!」って言ってはりましたが…。
 山あり谷あり、ウッ!谷はないか、崖がある、そして岩場も、こんないい場所見つけてくれた担当者さん
 有難うございました。お陰でスパッツも日の目を見る事が出来ました。

 夙川河川敷の帰り道反省会、Oさんが「サポートしていてあれやこれやと沢山喋ったら歩きにくいだろうか」
 に対して私の後ろの視障男性の方が「歩く時は情報があればあるほど欲しい、我々は情報が頼りだから!」
 と言われ私も賛成です

 Yさんも、とにかく出した足にゆっくり体重を乗せる事が大切と言われてました。
 Y子さん美味しい、きな粉の、ウグイス餅有難うございました。
 そのウグイス餅を一日持ち歩いてSさん重かったですね。有り難うございました

      


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