2012年3月度、金曜登山部例会報告
六甲迷い道、ミステリーゾーンハイク(ミドル)
 



  

  実施日 2012年3月16日(金) 
  天  気 晴れ・微風
  参加者 視障:4名  晴眼:9名  合計:13名
  コース 阪急梅田駅3階改札口前 07:50
現地(阪急芦屋川駅)    09:00

梅田駅〜阪急電車西宮北口駅のりかえ〜芦屋川駅
芦屋川駅09:00〜徒歩〜09:20動物霊園横登山口・体操09:40
〜道畔谷出合〜道畔谷北尾根〜12:00好展望のテラス(昼食)12:50〜
荒地山〜大谷東尾根〜大谷湧水〜黒越谷〜芦屋カントリクラブ車道出合〜
15:00芦屋ゲート15:39〜阪急バス〜15:55阪急芦屋川〜
芦屋川駅〜阪急電車夙川駅のりかえ〜梅田駅・16:30 解散
  感 想

  今回は、視障1名に対して晴眼が2.25名の比率だったので、サポート体制も、全視障者の
  後ろサポートができたので、岩尾根の登りが非常に助かったと、視障者からの声。
  
  コースは、例会案内のタイトルの通り、道標、目印(巻きテープや矢印など)、登山口から下山
  するまでほとんどありませんでした。
  荒地山付近で道標が2つ、矢印が3つ、大谷で道標が1つ、車道出合で朽ちて倒れた道標が
  1つ目についた程度でした。
  
  道標やテープ、矢印に頼りすぎないで、地形図、コンパス、を駆使して、周囲の地形、遠くの
  山々を観察し、自分のいる現在地の確認などの経験を重ねると、登山の楽しさも、深いものに
  なります。いつもテープや、目印ばかりを探しての登山ではもったいないです。
  
  と、偉そうなことを言ってしまいましたが、Tさんごめんなさい、岩尾根の急登で、サポートミスを
  してしまい、Tさんが頭上の岩におでこを当ててしまいました。以後、肝に銘じて注意します。
  ヘルメットの着用がベストですが、せめて帽子は被ってね。
           





参加者からの感想文

六甲迷い道、ミステリーゾーンハイク(ミドル)に参加して

  3月16日(金曜登山) この日は、まだ冬のなごりを残しているのか朝9時集合場所の阪急芦屋川駅前に
  降り立てば吹く風はちょっぴりひんやりとしている。それでも明日はもう彼岸の入り、待ちに待った春だ。
  この冬は何年かぶりに風邪にみまわれてしまい、前回の「金曜登山」を休んだこともあり、年末参加以来
  久々の参加である。
  
  今回、この山の登り道はベテランサポートにゆだねたい危険いっぱいの岩場登山だ。幕を開けてみれば
  計った如くの参加応募者。幸いなるかな参加者の内訳は視障四名、晴眼九名。
  これでまずは安心登山。前サポートと、後ろサポートが整い理想的な安全組み合わせ形態である。
  
  さて、小生の誘導(前)をしてくださるのは大きなザックを背負った山のように大きなKさん。
  バランスをはかる足の落とし所(後)を案内してくださるのは、とっても明瞭でわかりやすく耳にこころよく響く
  アナウンス、若々しい声のNさん。
  加藤綾子(フジ)、有働由美子(NHK)、NK(かざぐるま)、「順不同 遜色なし アハハ」!
  
  とにかく我々は常に体力を養っておく。求めるのは協力してくださるサポートの充実、それさえ満たせば
  「かざぐるま」を最高に楽しむことができるのである。
  
  一見、粗野な熊と 細やかなうぐいすに前後をはさまれて歩く「六甲」、感謝の一日だった
  下りのサポートはSさん(前)、Oさん(後)いつもながら ありがとうございました。
    

六甲迷い道、ミステリーゾーンハイク

  早いもので、かざぐるまの山行に参加するようになって、まもなく1年が来る。
  昨年もロックガーデン・ゴロゴロ岳・赤子谷など、六甲山の山行に参加してきた。
  地元の山として六甲山という名前は知っていた。しかし、一口に六甲山と言ってもコースや時期によって
  景色も違っており、また岩場や渓流もありで、初心者の私にとっては楽しむには事欠かない所である。
  
  「六甲迷い道探索登山」という例会の名を見つけた時、これは参加しないわけにはいかないと思った。
  例会案内に『滅多に人と出会うことなく、静かな山行が楽しめます・・。』とあったように、他のハイカーに
  出会うことはほとんどなかった。
  それもそのはず。こちらは、わざわざ道標・立木のテープ巻のほとんど見当たらない場所で、わざわざ
  コースを外れて岩場・倒木の道なき道を進んでいるんですから。(笑)
  
  久しぶりの山行でしたが、この間の講習会でチェック出来たことがいかせたのか、足もスムーズに出ていた
  ような気がします。これもKさんの的確な声掛けと、サポートがあってのことですが。ありがとうございました。
  
  最後になってしまいましたが、反省すべき点がひとつありました。それは、反省会に出られなかったこと
  です。大変反省しています。(笑)
      

六甲迷い道、ミステリーゾーンハイク

  今回の例会は、ゴール地点が明確でなかったし、登山道もいつもの登山者が踏みしめて出来た道では
  なく、登山者に出会わない道でしたので、只ただ、すぐ前を歩いてる人の後ろを見逃さないように、付いて
  行きながら、そしてサポートをしながら、必死でした。
  楽な道に出て、右や左に折れたりして、前の人の姿が見えなくなったり、一瞬声が聞こえなくなった時の
  不安さ、後ろに、道のわっかてる方がいて下さったので、怯える事はありませんでしたが、充分ミステリー
  ハイクでした。
  
  六甲山は大好きですが、もし私が迷ったら、きっと、きっと、とんでもない行動に出そうな気が、今して
  います。まだまだ勉強が足りないのだと思いました。どうぞ優しく、優しくしごいてください。
  やはり、リーダーに連れて行ってもらったと言った感覚が、とても強い山行でした。
  
  お弁当タイムの場所からの眺めは、もやもやとした中にも生駒山、二上山、大和葛城、金剛山、紀泉高原
  などなど、何やら得体の知れない靄の中に、まっすぐに昇る煙、遠くに見える川の道筋などを教えて頂き
  ました。まるで絵地図のようでした。
  下山途中のあの山水の場所でのコーヒータイムは至福の時でした。
  ありがとうございました。
      


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