代表者挨拶 本文へジャンプ

桐親会会長の声

 工房わかぎりと革製品

   工房わかぎりが現在の場所に開所したのは、平成14年4月のことでした。当時、利用者は8名でした。仕事のメインはボールペンの組み立て作業でした。その他に箱折りや和紙のお祝儀袋やカード入れ等を作っていましたが、なかなか工賃アップも難しく、ボールペンの仕事も常に切れずにあるというわけでもありませんでした。そこで以前から、ぽつぽつ取り組んでいたレザークラフトをメインの仕事として、発展させようという事になりました。
   レザークラフトの作業は、革に刻印を打ち、染色をし、穴をあけてかがる、更に仕上げ剤を塗るなど、工程がたくさんあります。いろいろな利用者さんの関わりがあって、一つ一つの製品が完成するという喜びもあります。更に自分達の作ったものを販売するという喜びや楽しさと達成感を味わうこともできます。利用者さんみんなの力でできる作業として、工房わかぎりで革製品作りに取り組み、よかったと思っています。
   製品になるまでには失敗の部分のやり直しや、色ぬりのバランスなどチェックも厳しくしています。年数をかけてようやく技術も向上してきました。職人技のようにきれいな作業ができる利用者さんが何人もいます。
   筑波大学の周年行事の記念品のブックカバーの注文をたくさんいただきました。その他、卒業記念品等、オリジナルな製品もここ数年受注しています。
   私達は“障害者が作ったものだから…”という甘い考えはありません。“一般の製品と同じように売れる物”という事を目指してきました。ようやくその域に入ってきたかなと嬉しく思っています。今後も利用者さんとよりよい製品作りを目指していきます。

桐親会会長 


施設長の声

 工房わかぎりの「ロゴ」

 ご存知のように、「工房わかぎり」は東京都文京区春日町にある知的障害児・者を対象にした就労継続支援B型事業所です。定数20名の小規模事業所で、主にレザークラフトを中心に様々な手芸品等、自主製品の制作と販売活動を行っています。
 工房わかぎりが、筑波大学附属大塚特別支援学校に隣接したマンションの一室から、現在地の文京区春日2丁目に移転し、通所授産事業小規模作業所「工房わかぎり」として開設することになったのは、平成14年4月のことでした。その後平成20年4月には、障害者自立支援法(現在は総合支援法)のもとで就労継続支援B型事業所となって、さらに地域に根ざした活動を広げていくことになりました。
 そのような経過を経て10周年を迎える平成24年に入ってから、そろそろ製品にロゴをつけたらどうかという話題が、関係者の間で盛り上がってきました。大勢の人達の支援に支えられながらの生産活動ですが、職員と利用者たちの作業技能も少しずつ向上して、レザークラフト製品をはじめ、諸製品の商品評価も徐々に上がってきたと思われていました。そのような機運のなか、ついに10周年記念行事の一環にロゴを作成することが決議され、当時、筑波大学芸術学系でデザインを専攻していた院生に制作を依頼することになったのです。
 こうして、関係者の熱い思いを込めて完成したのが下記のロゴです。




私達は、このロゴに以下のような思いを込めています。

@常に社会に認められるようなより良い製品作りに努め、そのようにして作った製品の一つひとつに、自信と責任を持ってロゴをつけるようにする。
Aロゴ自体も、一般の企業と肩を並べ通用するものであり、印象的で皆さんに愛されるロゴであって欲しい。
B工房わかぎりの製品は、針と糸を使い一針、ひと針、心を込めて丹念に仕上げていく作業が多い。従ってロゴも糸のイメージを連想できるデザインにする。
C工房わかぎりは家族的で明るくいつも和やかだと言われてきた。またそのような事業所でありたいと願ってきた。これからもみんなが楽しく過ごせ、やりがいを感じ、常に向上心を持って、仕事や生活をする場であり続けたい。今後も友達や支援者の輪が広がっていくこと、発展していくことを期待する意味で、和(輪、環)が広がっていくイメージのロゴであって欲しい。

 これからも工房わかぎりの製品の数々が、大勢の皆様の手に取っていただけるように、私達は心を込めて丁寧に制作してまいります。そして皆様の日々の生活の中で、いつまでも愛されながら永くご使用していただけますように、心からお願い申し上げております。
 
施設長 


スタッフの声


   工房わかぎりには色々な個性を持った方々がいます。
   お話が苦手な人や、自分の意思をなかなか表現するのが難しい人、
   なんでもポジティブに考える人がいます。

   日々生活を一緒にしていると、些細な変化に気付く機会が多くあります。
   どんな人でも大人になって出来る事が増えたり、こだわりが減って臨機応変に対応出来たり。その人にとっての小さな成長であっても、私にとってはとても大きな成長に感じます。

   そんなメンバーがいる工房わかぎりでは、全員でより良い製品を作っていく事を目標にしています。
   これからもたくさんの人に工房わかぎりの製品を使ってもらえるようみんなで頑張っていきます。

スタッフ代表