こだま362号 2008年7月号


  目次
視点…1
【特集】まちづくり集会2008 in 東京報告…4
東視協 無資格者追放行動に参加して…10
特養マッサージ師「東京都要請活動報告」と陳情署名のお願い…12
「東視協ミュージックフェスタ」のご案内…14
【読者投稿】「3つの失敗談」…15
はじめまして…18
教養講座に参加して…20
【連載45】ユビキタス時代における視覚障害者の移動と体表点字
…22
情報アラカルト…25
ありがとうコーナー…27
役員会だより…28
日程情報…32
(目次 終わり)

  視点
 今年3月31日の夜のニュースで、JR東日本が、10年をかけて山手線全駅に可動式ホーム柵を設置すると、報じたことを聞き、一瞬自分の耳を疑ったことを思い出した。それから 間もない5月6日、50周年の国民平和大行進の出発集会に集まった私は、「都営地下鉄大江戸線全駅にホーム柵 2013年度までに設置 ― 視覚障害者など長年の運動実る」と、ある新聞の見出しを耳にして驚いた。
 報道は、東京都交通局が2013年度までに、都営地下鉄大江戸線の全38駅のホームすべてに、可動柵を設置することを詳細に紹介していたが、50年には満たないものの、40年の東視協の歴史の重みと闘うことのすばらしさを感じた瞬間であった。
 6月14日には、東京メトロ副都心線も開業し、都内全駅の約2割に、ホーム柵が設置されるまでになったことも併せると、ホームの安全を最重点に取り組んできた、まちづくり委員の一人として、その喜びはひとしおである。
 とりわけ大江戸線は、障害者・高齢者に優しいとの触込みで開業したものの、エスカレーター、エレベーターを乗り継ぎ、深いホームに行かなければならず、駅員の誘導を求めても駅員はホームにはおらず、カメラで安全確認をするなどお粗末なもので、おまけにワンマン運転のため乗り降りが危険と、私たち視覚障害者には触込みとは全く逆のものとなっていたので、可動柵設置と係員の増員を求める声が強く出されていた。
 三田線では2000年に可動柵が設置されてから、ホームからの転落事故は当然ながら起きておらず、私たちも夏季要請行動などで、三田線ホーム可動柵は安心して歩けることを当局に伝えてきた。交通局は私たちの要望の切実さを受け、局内に検討委員会を設置し、具体化の検討を重ねてきた。
 それによると、06年のバリアフリー新法施行により、転落事故防止対策としては、可動柵が最も有効であるとして、設置が鉄道事業者に努力義務化されたことを受け、@停車時間の増加による輸送力低下 A混雑駅のホームにおける旅客の流動への影響 B緊急停止ボタン増設等安全強化対策などを検討し、今年度に詳細設計を行い、10年から可動柵の設置工事を進めることとなった。費用は約120億円を見込んでいるとのことであるが、係員の増員には全く触れていない。
 120億円といえば、石原銀行の異名をとる新銀行東京に費やされた都民の血税はその10倍近くにも及ぶが、これを可動柵設置に振り向ければ、浅草線、新宿線はもちろん、そして都電やバスの安全対策と利便性が飛躍的に改善されることは間違いなく、ご丁寧にも固定柵ホームで、その柵がないところに入り込み、3度目の転落をしてしまった筆者としては、そのような税金の有意義な使い方を強く望むとともに、山手線の10年はあまりにも長過ぎる感は否めず、早期の実現と全ての路線への一刻も早い可動柵設置が実現することを望むものである。
      編集委員  野島 潔

  【特集】まちづくり集会2008 in 東京報告
  私も「まちづくり集会2008」に参加しました
     まちづくり委員長  野島 潔
 北海道から福岡までの全国16組織130余名が、6月29日、30日の集会に参加しました。ユビキタス社会と視覚障害者誘導システムの講演と、ハイブリッドカーの走行音を比較し、歩行誘導機器を体験しました。
 集会で全視協の山城総務局長が、06年に成立した「バリアフリー新法とまちづくり運動」の問題提起で、この法律の付帯決議に、可動柵の設置の促進が盛り込まれていることを力に、東視協まちづくり運動で、JRで初めて山手線に可動柵設置の実現と、都営大江戸線にも設置が決まったことを報告しました。
 その後、参加者は可動柵のあるホームと、ないホームの体験を行い、改めて安心して歩ける駅ホームの再確認をした後、交流会では、移動時の困難や失敗談など経験交流を行いました。
 講演や、ハイブリッド体験、歩行機器展などの感想を寄せていただきましたので紹介します。

  ユビキタス社会と視覚障害者誘導システム
     西部  菅井 孝雄
 私は去る6月29日に行なわれた全視協のまちづくり集会に参加し表題のごとき記念講演を聴いた。講師はその道では有名な東大大学院教授の坂村健氏であった。
 ユビキタス社会とは簡単に言うなら人間が活動するあらゆる場所(ポイント)にマイクロコンピュータ(埋込みを含む)を設置しておいて、そこを通行する人々に周辺情報を提供するシステムであり、視覚障害者なら音響(音声を含む)情報を聴くことで、その場の位置や方向を知ることで目的地を探し当てることができるし、聴覚障害者ならば画像や振動表示によって目的を達するばかりでなく危険をも察知できる装置なのである。
 このような夢のようなシステムが隅々まで配置されるならそれこそがユニバーサル社会到来ともいうわけだが、その普及はそうたやすいものではなさそうである。
 それというのも、すでにコンピュータが発明されて60年、インターネットも40年前から実用化されていながら一般に普及したのはつい最近のことである。
 このように科学技術というものは開発から普及までにはかなりの年数を要するものなのである。従って我われがユビキタス時代の便利さを享受する為にはなんと言っても「長生きしなければならないのだ」ということで納得した次第であった。

  まちづくり集会に参加して
     東部  稲垣 実
 私は、6月30日のまちづくり集会に参加しました。午前は、お台場にあるトヨタ自動車のショールームでハイブリッド車を体感しました。本来ハイブリッドとは、雑種、混成物といった意味があるそうです。車の場合は、複数の動力源を利用して走行する自動車をさし、ガソリンエンジンとモーターを組み合わせています。ハイブリッド車は排気ガスは出るが通常のガソリン車などに比べればCO2などの温室効果ガスの排出量が少ないため、環境負荷が少ない「地球にやさしい車」として脚光を浴びているそうです。
 モーターでの走行時の音は多少金属音がするが とても静かでした。今後、電気自動車などのモーターだけで動く自動車はかなり静かな音になるのか、音を頼りにしている私たち視覚障害者はとても心配です。
 午後は、障害者会館で視覚障害者の歩行に関する展示会がありました。7社が参加し、それぞれのブースを体験しました。興味があったのは、点滅する点字ブロックでした。私のように暗くなると見えない人には目印になります。自分の家の前に付けたいと思いました。また、色を感知して振動が発生する杖などがありました。色別に振動の感覚が異なるので、例えば病院などで診療別に色分けすればその科目の診療室に行けるかも。
 感想としては、音については聞こえ方に個人差もありとても難しいと感じました。しかし、全く音がないのは困るのでシグナルエイドのようなもので、音で様々な情報を知ることができるシステムの開発普及が望まれます。それと同時に、人を感知する車や人を避けてくれる車の開発をしてほしいです。いろいろな体験ができたことをまちづくり集会担当の方に感謝します。

  東視協 無資格者追放行動に参加して
     西部  中丸 忠次
 6月15日の新宿駅東口の無資格者追放ビラ撒き行動に参加しました。
 当日は、22名の多数の参加で、私は署名板を提げて署名を担当しました。こういった活動はほとんど出席したことがなかったので、最初は、声を出すのも大先輩の田中さん、小林さんの呼びかけを聞きながら段々とボリュームを上げていきました。
 私の予想通りに、やはり新宿という大都会では、人々の反応が鈍くて、いくら声を上げて連呼してもさっぱり反応がありません。時折小さな子供連れのヤンママ風の女性が署名してくれましたが、ほんの数名の署名で終わってしまいました。男性の反応が特になかったように思えました。中には無資格だっていいじゃないかと反論する人もいたようです。
 若い人はさっさと目的地に向かって通り過ぎていってしまう感じでした。一般世間の人たちはまだまだ視覚障害者の唯一の仕事である「あはき」が、きちんとした資格試験をクリアした者だけが開業を許されるということを周知していないし、感心も薄いように思います。それだけに、たとえ反応が得られなくてもこういった私たちの活動は大切だし、これからも大いに行動することが必要だと痛感しました。
 今回の活動で学んだことは、大都会よりもむしろ小都市の駅でこまめに活動した方が、人々の反応も共鳴も得られやすいのではないかということではないでしょうか? 約1時間程の行動でしたが、結構 足腰も疲れたし精神的にも疲労感がありました。でもその疲労は、正しいことを世の中に訴えて、私たち視覚障害者がいかに職業就労という現実的な問題で窮地に立たされているかということを知ってもらうための、言わば心地よい疲労感だったように思えました。

 ★当日の署名数は24筆、カンパは3,829円でした。

  特養マッサージ師「東京都要請活動報告」と陳情署名のお願い
     東部  稲垣 実
 6月16日、参加者総数16人(東視協6人)でした。福祉保健局と障害者就労担当に要請を行いました。午後に各政党へ報告と陳情の採択の協力要請を行い、その後 都議会へ陳情書を提出し 受理されました。陳情は、9月の都議会で審議される予定です。署名の追加受付は8月末までとのことです。
 要請でわかったことは、現在、特養経営支援補助事業を受けている視覚障害マッサージ師は73人で、昨年より13人減ってしまいました。その理由は施設の不正請求で、詳細は6月14日付東京新聞に掲載されました。不正請求をした施設の中には「東京都に補助金を返還するので辞めてくれ」と言われたマッサージ師もいます。私たちは、現在の限定された不安定な制度ではなく特養に働く、働きたい人すべてを対象とした新しい制度の創設を強く要望しました。
 また、障害者雇用担当との要請では、障害別の就労に対するビジョンも特になく担当の人数も少数で、本当に東京都の目標が達成できるのか疑問を感じました。
 東京都に提出した陳情は「特別養護老人ホームで働く視覚障害マッサージ師の就労の支援を求める陳情書」で、署名は追加できますのでご協力お願いします。8月中旬までに集めたいと思います。東京都以外の方でも署名できます。大勢の皆さんのご協力をお願いします。

  「東視協ミュージックフェスタ」のご案内
     実行委員長  小板橋 靖彦
 夏を控えてじめじめとした日が続きますが、みなさんお元気でしょうか。
 さて、東視協は、安心な歩行移動、自由な読み書き、能力を生かした就労の環境整備を求めると共に、うるおいのある暮らしを仲間と培おうと、文化・スポーツ・レクリエーションの活動にも取り組んでいます。その1つとしてこの夏、「東視協ミュージックフェスタ」を以下のように行います。
 生演奏・カラオケをバックに応募者15名の歌、オカリナ・合唱・バンド演奏を予定しています。
 真夏のひととき、仲間の歌と演奏、軽い飲食をまじえて楽しくさわやかに過ごしましょう。
 皆さん、どうぞご参加下さい。
      ― 記 ―
日時:2008年8月31日(日)午後1時30分〜4時
会場:東京都障害者福祉会館集会室B1・2
会費:1千円
連絡先:電話 03−6410−7118(事務所)
募集:生演奏もしくはカラオケで歌う方を募集します。8月15日までに氏名と曲目を、上記までお申し込み下さい。尚、カラオケで歌いたい方はご自信でCDもしくはカセットテープをお持ちください。

  【読者投稿】「3つの失敗談」
     北部  織田 津友子
 私はこの2ヶ月間くらいの間に、とても落ち込んだ失敗を3回もやってしまった。
 (その1)炊飯器の蓋を開けたまま!
 ある日の夕方の出来事。障害者会館で相談の担当を終えて、夜も会議の予定が入っていたので、急いで夕食の準備。何となくあわてていたのかもしれない。メニューはどんぶりもの。ご飯をドンブリに入れて炊飯器の蓋をちゃんと閉めたと思った。ところが次の日の朝、食事をするために炊飯器に触ってびっくり!! 保温したままで蓋は開いているし、ご飯は水分が飛んでカラカラになっていた。私は本当にショックだった。「蓋を閉めた」と思い込んでいるから、炊飯器のすぐそばで食事をしていても確認はしない。冷蔵庫のドアが開きっぱなしだと音で知らせるそうであるが、炊飯器にもそれを付けてほしい。カラカラに乾いたご飯も捨てる気にならず、夫もお付き合いで、そのご飯を食べさせられた次第である。
 (その2)東視協総会のときの弁当代を支払うために、お金と振込用紙を準備した。ところがその振込用紙は間違いであるため、処分してほしいといわれた。私は振込用紙とお金をいっしょに、半分に引き裂いて事務所のゴミ箱に捨てた。半日経ってそのことに気づき真っ青。ゴミ箱の中をさんざん触って何とか裂いたお金を見つけて近くの銀行へ行った。1枚は番号がきちんと合っていたので、その場で新札をもらえた。もう3枚は鑑定に出され1週間後くらいに口座に振り込まれた。
 (その3)朝出かける時に、自宅のドアに鍵をかけて そのまま鍵を抜かずに出かけてしまった。事務局会議を終えて、午後9時ごろ自宅へ。郵便をチェックした夫から、鍵を渡され そこで気づくありさま。隣の方がかけたままの鍵を見て、家に入れなくならないように、郵便受けに入れて下さったのである。
 立て続けに3回も失敗をすると、見えないということは、こんなにも悲しいものかとつくづく感じた。眼の前で蓋が開いていても、1万円札があっても、鍵がかかったままでもわからないのだから…! 私自身が注意することはもちろんであるが、音や点字などが、日常生活において普通の状態になって欲しいものである。これからもたくさんの失敗をするでしょう。皆さん、大変な事態にならないように、お互いに気をつけましょう。

  はじめまして
     西部  若松 久康
 若松久康(ひさやす)と申します。この度 東視協に入会させていただいたものです。
 私は以前、入っていたような気もしますが、改めて 栗山健さんにより加入いたしました。何もお手伝いはできませんがよろしくお願いいたします。
 私は、昭和36年より東京都の衛生局の職員として平成11年まで働いてまいりました。現在、中野において三療関係の仕事をしております。自宅開業、三療師会総務担当理事、社会福祉法人ヒカリ会理事長、NPO法人 中野視覚障害者福祉協会理事など、雑用係として日々働いております。
 私の趣味は、園芸、主に球根栽培。まもなく百合が7種ほど咲きます。春は、小物 ― チューリップ、クロッカス、ヒヤシンスなどが咲いております。前会長の鈴木彰さんとは全病理でご交際を賜っておりました。今後ともよろしくお願いいたします。
 皆様、お近くにおいでの際はお立ち寄り下さい。中野駅より10分ぐらいで来られますのでお待ちいたしております。

  教養講座に参加して
     南部  下奥 重望
 6月の教養講座は、南部支部が企画した「「消費者被害相談事例を考えよう」というテーマで、東京都消費者啓発員の黒川正美氏に講演していただきました。
 まず、相談事例の大半は契約等に関するトラブルが多いことを話され、相談件数の変化を数値で紹介されました。それによると、昭和63年度は年間4万5千件だったが、平成10年には8万7千件、同15年には20万件にまで増加。昨年度は若干減少したものの、新しい詐欺商法が誕生するごとに件数は増え続けていくと話されました。
 消費者センターのことについてはマスコミ等でも頻繁に報道されるようになったが、相談や問い合わせをしてくる人はわずか3%しかおらず、いまだにセンターの存在すら知らない人が2割もいるそうです。振込め詐欺の被害も16年度は284億円、その後 多少被害金額は減少に転じたが、今年度は3ヶ月間で100億円、4月だけでも19億円もの被害が発生しているとのことでした。
 悪質商法の3Kは、健康・金・孤独であると言われ、詐欺師は親切・丁寧・やさしげな態度で近づいて来るそうなので、そのような感じで電話や訪問して来た場合は要注意とアドバイス。
 最後に、「おかしいなあと思ったらすぐに契約しない」「恥ずかしがらずに周囲の人に相談する」 万一契約してしまった場合でも、「クーリングオフ制度」があるので、あきらめずにまず相談の電話をしてほしいと言われました。参加者に、活字版の相談窓口一欄表と、トラブルの事例集が配布されました。
 今回はあいにくの天候で、参加者は多くありませんでしたが、活発な質問が出され、関心の高さを表していました。私自身、わりとだまされやすい性格なので、悪質商法にひっかからないように十分気をつけなければと思いながら、この講座を拝聴しました。

  【連載45】ユビキタス時代における視覚障害者の移動と体表点字
     北部  長谷川 貞夫
 6月29日の「全視協・まちづくり集会2008 in 東京」に参加し、東京大学の坂村健教授の講演を聞きました。
 私は、昭和62年から坂村先生の「TRONイネーブルウェア研究会」に参加し、各種の発表をしてきました。
 「六点漢字の自叙伝」でも書いてきましたが、コンピューターは、視覚障害者には文字の読み書きで役立つことから始まりました。
 今後は、視覚障害者の移動をも助けることになると思います。例えば、点字ブロックに埋められたRFIDというゴマ粒ほどのコンピューターで視覚障害者を誘導することができます。このRFIDは、電波を出して視覚障害者を誘導できます。
 街の交差点で、白杖の先のセンサーで、この電波を受けると、
 「まっすぐ行くと港です。」
 「右が駅です。左が市役所です。」
 などとイヤホンや、ヘッドホンの音声で伝えてくれます。
 まっすぐに港の方へ向かって行って、帰る時に同じ交差点に戻ると、きちんと市役所と駅の方向の左右が正しくなっています。
 これは、コンピューターの働きによるものです。このような実験を、愛知万博会場、神戸の市街地と三宮地下街、神戸空港、東京の銀座などで私は実際に体験してきました。
 これに類する実験を青森市の雪の中で、また熊本市の交差点などでも行なっています。
 ここで問題は、音声ですと街や駅の騒音では聞こえなくなることです。そこで、私は骨伝導のヘッドホンを採用することを提案し、これを受け入れてもらいました。しかし、本当に騒音の激しいところでは、骨伝道ヘッドホンでさえ無効になります。
 そこで、必要な場合は、現在「盲ろう者用携帯電話」で実用実験を行なっている「体表点字」を採用していただくように提案しています。これなら、どんな騒音の中でも情報を伝えられます。
 別に体表点字が読めなくてもよいのです。二つの振動子が長く振動すれば、「危険です。二つの振動子のうち、右が振動すれば、「もっと右寄りを歩いて下さい。」などの約束ごとを伝えてくれます。
 その上に、もし「2点式体表点字」を読める人なら、「右が市役所です。」までを2点式体表点字で文字により知ることができます。
 ここで言いたいことは、新しいことへのチャレンジかと思います。
 私が点字によるワープロ第1号機を作った時は、「誰が70万円の機械で手紙を書くのか!」などと揶揄されたものです。しかし、現状はどうでしょうか。

   情報アラカルト
  1.演劇情報
 「みなまた 海のこえ」
日時:2008年8月19日(火)〜24日(日)
会場:中野劇場MOMO(JR中野駅 南口徒歩5分)
入場料:2,500円(7月15日前売り開始)
申込み:馬場企画(042-550-3457)
― おとのは ことのは ― 言葉を奏で、音を語る二人舞台です。

  2.女性部からの販売について
 全視協女性部が取り組んでいる販売を、東視協女性部も協力します。しっかりした素材のストッキングと、同じ素材でレースの付いたストッキングを販売します。ストッキング1足(サイズM〜L)500円、ソックス1足(サイズフリー)400円、色はどちらもベージュです。この販売は、1足につき50円の組織還元があります。買っていただける方は、西原和子さん(03−3449−7038)まで。また、東視協女性部の海苔もお買い上げ下さい。こちらは事務所にご連絡下さい。

   ありがとうコーナー (省略)

  役員会だより
 1. 08年度役員の任務分担
障都連副会長  栗山健
同 代表委員  織田津友子
東京都障害者団体連絡協議会  山城完治
東京都社会参加推進協議会  鈴木彰
障害者会館運営懇談会委員  織田洋
多摩スポーツセンター  栗山健
王子スポーツセンター  織田津友子
組織委員会  栗山健
事業委員会  新井康代、織田津友子
まちづくり委員会  野島潔
雇用をすすめる会  田中章治
こだま編集委員会  織田津友子
手つな担当  田中章治
点民編集委員  野島潔
点民読者会  菅井孝雄
点民会計  栗山健
全国委員会委員  織田津友子
ステッキーズ  内田邦子
東視協アンサンブル  内藤勉
かーなづーち  織田津友子
特養問題  稲垣実
女性部  沢真由美
青学部  滝沢由紀子
東部支部  梅村秀
西部支部  小板橋靖彦
南部支部  下奥重望
北部支部  山城完治
障害者会館相談員   織田津友子(第1)、山城完治(第2)、鈴木彰(第3)、栗山健(第4) 各水曜日の午後1時30分から
教養講座運営担当  織田津友子、山城完治

 2.対都要請行動の日程について
 今年も7月下旬から、月・木に対都要請行動を行う予定で、今準備を進めています。日程は、7月28・31、8月4・7・11・18・28日で取り付けをしています。また、7月20日(日)に、要求書の印刷・発送作業を行いますので、是非ご協力下さい。尚、昼食は会で用意します。ご協力いただける方は、事務局までご連絡ください。

 3.障都連夏季募金・原水禁大会派遣カンパにご協力下さい
 今年も対都要請行動の場や支部例会などで集めます。障都連からのカンパのお願い分を同封します。お読み下さい。

 4.全視協文化の集いが開催されます
 10月4日(土)・5日(日)に、横浜市開港記念会館、みんなでつくるコンサート、講演(小森陽一氏)、朗読の公開レッスン、交流会など。参加費3,000円、交流会費3,000円、宿泊費6,000円。参加希望の方は8月15日までに、事務局03−6410−7118までご連絡下さい。

  日程情報
7/14(月) 南部支部例会
  同    全視協情報問題会議
7/15(火) 障害者会館利用者懇談会
7/16(水) 障館相談・鈴木彰
7/17(木) 事務局会議
7/18(金) こだま7月号活字版発行
7/19(土) 事務局作業
  同    ステッキーズレッスン
  同    青学部例会
7/20(日) 08年度要求書印刷・発送作業
7/23(水) 障館相談・栗山健
  同    事務局会議
7/24(木) 事務局作業
  同    まちづくり委員会
7/26(土) 事務局作業
  同    東視協役員会
7/27(日) 教養講座「夏の涼を求めて ―
       生活に身近な飲み物のうんちくあれこれ」
  同    鈴木前会長「慰労の集い」
7/28(月) 対都要請行動(予定)
7/29(火) 事務局会議
7/31(木) 事務局作業
  同    対都要請行動(予定)
8/1(金)  雇用をすすめる会
8/2(土)  事務局作業
  同    東部支部例会
8/4(月)  対都要請行動(予定)
8/5(火)  事務局会議
8/6(水)  障館相談・織田津友子
8/7(木)  事務局作業
  同    対都要請行動(予定)
8/9(土)  こだま8月号点字版発行
  同    北部支部例会
8/10(日) 女性部例会
  同    西部支部例会(予定)
8/11(月) 対都要請行動(予定)
8/14(木) こだま8月号活字版発行
8/17(日) 東視協役員会
8/18(月) 対都要請行動(予定)

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