こだま358号 2008年3月号


  目次
視点…1
障都連都民集会、150人で成功!…4
東視協1泊旅行に行ってきました!!…7
冬山にチャレンジ!…12
人情と地酒に触れる沖縄の旅…13
教養講座に参加して…17
【読者投稿】節分の思い出…19
【連載41】点字ワープロ第1号機(4) ― 盲ろう者の携帯電話利用…20
情報アラカルト…23
役員会だより…24
ありがとうコーナー…26
日程情報…27
編集後記…30
(目次 終わり)

  視点
 1967年3月といえば、東視協の誕生月だが、その1週間前の3月18日に視覚障害者にとって忘れてはならない出来事があった。まさにこの日に、世界で初めて点字ブロックが敷設されている。
 そこで今回は、点字ブロックについて考えたい。
 世界初の点字ブロックは、岡山県立盲学校近くの国道2号線の横断歩道を示す部分に敷設された。考案したのは、岡山の三宅精一氏である。友人の岩橋英行氏(日本ライトハウス 2代目理事長)の視力低下に伴う歩行困難を何とかしてやりたいとの思いがきっかけだった。「突起物ならわかる」との岩橋氏の言葉にヒントを得て、開発されるのである。三宅精一と弟 三郎の兄弟の私財を投げ打っての努力から生まれた点字ブロックは、京都・大阪そして東京にも拡がる。
 この点字ブロックを飛躍的に普及させたのは、東視協・全視協の運動である。
 1972年10月、東京・高田馬場周辺に1万枚の点字ブロックが敷かれ、以後 公金による点字ブロック敷設が全国に拡がるのである。これに道を拓いたのが、東視協の高田馬場周辺の点検行動であった。当時 事務局長だった松本泉氏が図面を片手に点検活動を行なった様子が、東視協の10年史に記述されている。
 点字ブロックの普及に道を拓いたのが、上野裁判の1審勝利だ。視覚障害者の単独歩行における安全の確保に点字ブロックが有用であることを全面的に認めた判決であった。2度に及ぶ視覚障害者のホーム転落事故の実態調査や裁判支援の運動があった。上野孝司さんの事故以前に行なわれていた東視協の国鉄への点字ブロック敷設の要求も大きかった。
 上野裁判以降も私たちは、点字ブロックの増設を求め続けている。1990年代からは、会員の要求に基づいて道路管理者に対して、「○○通りのどこにして欲しい」と具体的に要求するスタイルを確立してきた。これは、東視協流の要求スタイルといえよう。
 東京都障害者福祉開館近くの第一京浜国道の歩車道分岐部の点字ブロックが1メートル弱しかないのに驚いた。昨日のことだ。横断部分の十分の1にも満たない。利用者視覚障害者をみない点字ブロックの敷設の1例だ。利用者の声に基づく敷設の運動がもっと必要だと感じた。
 点字ブロック敷設の運動の発展として、いわゆるエスコートゾーンを拡げる運動にも力を入れたい。横断歩道の安全な歩行を実現しなければならない。
 点字ブロックは、友への優しさと努力と情熱によって生まれ、運動によって発展し拡がっている。視覚障害者の道、安全と安心のエリアである点字ブロックをさらに拡げようではないか。
     編集委員  山城 完治

  障都連都民集会、150人で成功!
     北部  鈴木彰
 去る2月11日、「障害者と家族の生活と権利を守る都民集会」(通称 都民集会)は参加者目標を上回る150人で成功しました。
 市橋事務局長の基調報告は、
 「これまで都民集会は毎年開き、この積み重ねが私たちの確信であり力です。そして今、厳しい情勢の中で新たな運動の前進と拡がりを見せています。」
 と切り出し、自立支援法、その予算、後期高齢者医療、また 医療を守る運動など障都連の進めてきた一年間の活動をまとめて報告しました。
 私は内田邦子代表委員と共に、障都連を担当しています。前任者の西原清松副会長の後を受け、副会長職を担当することになりました。
 これまでの都民集会において、特に分科会の持ち方について東視協から注文をつけ、学習を中心とするよう要望していましたので、今年はそれを取り入れ企画しました。私はまちづくり分科会を担当しました。「オリンピックよりも社会福祉を」との合同分科会として運営しました。
 主な内容は、歩車道の段差の問題や車いす(シニアカー)という少し大型の電動車いす使用者からは、どこの駅でも乗り降りできなく不便だ、などが出されました。都の方針では、これまではお金がないからできないという理由で要求実現はしませんでした。しかし、今はお金があっても社会福祉には回さないという姿勢です。この件につき、目黒区役所の吉川さんから40分にわたり話していただきました。
 記念講演は井上英夫氏の「障害(固有のニーズ)を持つ人の参加と人権」と題して、お話されました。講演の内容は多岐にわたり、紙面の都合により紹介はできませんが少しだけ報告します。
 普段 私たちは、障害者と自らを表現していますが、講師は「障害のある人」と表現するべきだと強調しました。また、今の障害者自立支援法は障害者疎外法である、とも言いました。
 東視協からの参加者は、連休や他の行事と重なったため例年に比べ少なかったようです。恒例のチョコレート販売コーナーがなかったのはさびしい、とも言われました。

  東視協1泊旅行に行ってきました!!
     北部  風間巳津弘
 今回は会員24名、ボランティア4名の、計28名で、にぎやかに行ってきました。
 3月1日、午前9時30分障害者会館を出発して箱根園へ。そこで昼食をとってから、周囲を散策するグループ、遊覧船に乗ったりして楽しみました。宿泊所では宴会・カラオケ大会で盛り上がりました。
 2日目は9時に出発、韮山市にある「蔵屋鳴沢」で地ビールの瓶詰め体験とラベル貼りを行いました。ラベルには、「夢見る夢子」と付けたり、「東視協」と付けて、そのビール美味しくなさそうと言われている人もいました。そして、沼津の道の駅「グルメ街道」でショッピング、干物や海産物などお目当ての物を買い込んできました。何事もなく、無事に障害者会館に帰って来ました。
 全面的にご協力いただいたボランティアの皆さん、本当にありがとうございました。参加者の一言感想を紹介します。
石原みよさん:東視協の人は明るくて楽しい人ばかりなので、また誘ってください。
岡村晴朗さん:4人のすばらしいボランティアさんに出会えてよかった。
織田津友子さん:旅行は、係ではない立場で参加して楽しみたい。
織田洋さん:スケジュール的にゆったりできてよかった。
風間巳津弘さん:実行委員長だったので、何事もなく安心しました。
加藤厚実さん:オートメーション化されている中で、手作業の地ビール瓶詰め体験はよかった。
栗山健さん:旅行にお酒は付き物で「酒」られない、でもほどほどに。楽しい旅行だった。
黒岩瀧市さん:お酒を1週間飲んでいなかったので、その反動で酒がよく効いて、皆さんに迷惑かけました。
小板橋靖彦さん:久しぶりに参加したが、カラオケで3曲も歌えて満足。
小林行雄さん:アルコールを控えている私は、この旅行の中で試飲のビールを、自分の分と加藤さん、滝沢さんからもらって飲んだのが、一番多かった。
小原寿賀子さん:私自身は楽しかったけど、いびきがすごくて同室の人に迷惑かけたんじゃないかなあ…!
菅井しげ子さん:大変お世話になりました。楽しかったです。
菅井孝雄さん:還暦の年にふさわしい旅行ができた。各支部の特徴が出ていると思う。次回は西部なので期待していて欲しい。
杉田直枝さん:「ボケない小唄」をみんなで歌うために持ってこられたこと、初めて旅行の係をやって大好きなお風呂もいつもより短めでした。でも偶然の出会いもあったりして楽しかった。
鈴木彰さん:ふだん忙しいので、この二日間 のんびりできた。
高山米子さん:宿の潮風館はとてもよかった。また次回も参加したいと思います。
滝沢由紀子さん:いつも誘いの声をかけてもらいながら、今回初めて参加しました。楽しかったのでまた参加します。
田中幸一さん:ぼくもとても楽しかったです。
田中章治さん:地ビール瓶詰め体験はとてもよかった。
中西陽子さん:私の性格は根が暗いので、元気で楽しい皆さんとまた旅行に参加したいです。次回も声をかけて下さい。
西原和子さん:今までお風呂は1度しか入らなかったけど、今回2回入って大変気持ちよかった。
原島利武さん:旅行くらいしか参加しない私ですが、楽しかったのでこれを機にいろいろ参加します。
山城完治さん:1日目は何をしたか忘れたなあ!でも酒大好きな私だから、地ビール瓶詰めはよかった。
若宮康宏さん:皆さんに杖を持つように言われました。楽しい旅行でした。
 ボランティアの皆さんからは、「ものすごいバイタリティーにびっくりした」「また次回も誘ってください」「お酒運び係とは思わないでください」などの感想が寄せられました。

  冬山にチャレンジ!
     南部  野島潔
 東京に雪が降った翌日の2月10日、私を含め3人の視覚障害者を連ねた8人の登山隊は、長野県にある北八ヶ岳に立っていました。
 ピラタスロープウェー山頂駅は、標高2400メートル、晴れとはいえ気温−11度、北東の風13メートルで、ブリザードが吹き荒れ、飛ばされた雪が容赦なく顔をたたきます。スノーシューに足元を固め 降り積もった雪を踏みしめ一歩一歩登っていきますが、バランスを失い転倒し、起き上がろうとして手をつくと、1メートルぐらい積もった雪にその手がズボズボもぐり なかなか起き上がれません。
 そんな文字通りの七転八倒の末、森林展望台に到着した頃は、風もなくなり 暖かささえ感じ、ビニールシートで一杯飲みたくなるような中、日本で2番目に高い北岳や甲斐駒ヶ岳の雄大な展望と、樹氷や鹿の足跡の説明を楽しみ、目標の縞枯山を目ざしました。
 ところが、私たち初心者の体力不足で大幅な時間を費やすこととなり、登頂を断念し、途中で引き返す結果となってしまい残念でしたが、自然の雄大さと厳しさを体験できた貴重な1日でした。

  人情と地酒に触れる沖縄の旅
     西部  菅井 孝雄
 今から5年前の暮れから正月にかけて、東視協結成35周年を記念して行なわれた「平和と人権を考える沖縄ツアー」に参加してすっかりその地の気候、風土に魅了された小生は「またいつか来てやろう」とひそかに考えていたが、いよいよ そのチャンスがめぐってきたのであった。
 去る2月の連休(10日から3泊4日)という時期を選び、小生夫婦に加えて地元出身の山城全視協総務局長にお伴を願い、心強くも期待あふれる旅行が始まった。
 出発から帰着までやく85時間にも及ぶ旅なので、順を追って 書き連ねたら日が暮れてしまうので、表題に掲げた目的に即した感想のみを紹介したいと思う。
 1.予定通りお昼前に那覇空港に着くと、ロビーには約束通り全視協の仲間の渡嘉敷さんが出迎えてくれており、我々の希望にかなう旅行計画を紹介してくれると共に、おおよそ予約手配済みという親切な心配りに大いに感激。
 2.その日訪ねたのは読谷村のテーマパーク「紫村」であったが、三線(さんしん)の手ほどきレッスンなどを終えて、数百メートル先のバス停を尋ねると 施設職員のおじさんがそこまでワゴン車で送ってくれたばかりでなく「バスが来るまで車の中で風除けを」という あったか「愛」思いやり、さすがにいくらずうずうしい我々でもそこまでは甘えられまい。
 3. 2日目は本島の名所を巡る定期刊行バスでの見学となったが、その際も宮古出身のやさしいガイドさんの気配りで我々は最前列に席が設けられたばかりか、隣り合わせていた一人旅の初老のご婦人に、危険な場所での我々の案内まで頼み込んでくれる丁寧さにあっけに取られたが、お陰さまで5ヵ所の訪問地の3ヵ所(首里城と元海軍第32師団本部地下壕、そして鍾乳洞「玉泉洞(ぎょくせんどう)」)ではまったく彼女なしでは身動きできなかったぐらいすっかりお世話になってしまった。
 4. 3日目は風の中を本島東側のほど近くに浮かぶ 久高島(くだかじま)を訪ねるためにバスを降りてから船着場を探すのにうろうろするが、全くひと気がなく、まばらに並ぶ人家に声をかけても皆 留守なのか反応がなくどうしたものかと思っていたら、声を聞きつけたある家の奥さんが出てこられ強風の中をご丁寧に船着場まで送ってくれるという親切さにも島の人の情けの深さをかいま見る思いであった。
 最後に沖縄の地酒とくれば泡盛であることは言うまでもないが、酒好きの我々の最初の晩餐は同行の山城君のかつてのクラスメート2人が案内してくれた居酒屋で、泡盛ボトル2、3本を空けるほど盛り上がり、後が大丈夫かと思うほどであったが、その後も我々は毎夜泡盛三昧で心おきなく楽しめた。
 こうして我々3人は、地元沖縄の大勢の方々に支えられて 無事 有意義な旅行を終えることができたのである。今度またいつか機会があったなら宮古島か石垣島をぜひ訪ねてみたいと思っている。

  教養講座に参加して
     西部 小板橋靖彦
 先に 開催された教養講座は多くの方が参加されていましたが、ハンセン病患者及びその回復者に対する差別とそれへの闘いの歴史、というような内容で、ビデオ上映と施設入所者のお話を聴き、そして資料館の見学をしました。
 戦前からの国による厳しい隔離政策は、患者さんたちに 非 人間的な待遇の施設暮らしを余儀なくさせ、社会に根深い差別と偏見の風土をつくり出した。
 戦後、特効薬「プロミン」の出現により治る病気となって以後も、その政策が永年にわたって続けられ、患者さんと回復者の人間的に暮らす自由は奪われたままとなり、社会の差別と偏見は温存された。
 今日、国の隔離政策は廃止され回復者への援護対策も始まっているが、未だ社会に沈殿する差別と偏見の意識は残り、それによる辛い事件も起こっている。
 今後の課題として、社会に対する教育的啓蒙政策の充実と、今 ある療養所施設の保存運動によるハンセン病の厳しい歴史の事実の継承が語られていました。
 概して伝染性疾患は、これまで差別と偏見の対象として多くの患者さんなどに多大な苦痛を与えた歴史を持っています。これから現れるだろう新しい伝染性疾患において、ハンセン病のごとき忌まわしい歴史を繰り返さないためにもこれを教訓として新しい歴史をつくっていかなければなりません。

【読者投稿】節分の思い出
     南部  伊藤 常雄
 20年ほど前まで私が住む東京の下町は、小さな店や しもた屋が立て込んでいまして、節分の日には町内の各家で、家族で豆まきをする声が身近ににぎやかに聞こえてきたものでした。
 我が家も例外ではなく、父が豆を入れた1升マスを抱え、私がお伴について大きな声で「鬼はー 外!福はー 内」と言いながら家の内外に豆をまいたものでした。表を歩く人に豆が当たっても文句なぞ言う人はいませんでした。
 ご近所 皆で楽しんでいました。また歩いて数分の所には、江戸時代から有名な神社がありまして、壇上に上った相撲取りや 着飾った土地の年男 年女が壇の上から豆やみかん、ご自信手作りの小物などをまき、集まった町の老若男女がそれをこぞって拾い集め、見せ合って自慢し合い、和気あいあいとした時を過ごし 新たな春へ歩を進めました。(これは今でも続いています)1年の中で正月に次いで待ち遠しい行事でした。
 昨年、両親を亡くした私にとっては大切な思い出の一つになりました。昔の風習の是非はともかく、長く引き継がれてきた行事をたまには やってみることは家族のふれあい、周りの人たちとの交流を深めるために良いことであると考えます。

【連載41】盲ろう者の携帯電話利用 ― なぜか附属盲学校の放送室で生まれた点字ワープロ第1号機(4) ―
     北部  長谷川 貞夫
 この「こだま」の1月号の最後に次のように書いて終わっている。
 「今月は、最初のパソコンによるワープロのFM-8(エフエムエイト)を入手する際の困難さを書く予定であったが、このような事情もあったので次回にさせていただく。」
 そして、原稿を書く直前にあった感覚代行シンポジウムで私が背中で「ひらがな」を書く実験協力者と参加したことが、現在の体表点字に至ったことを述べた。その体表点字は「2点式体表点字」にまで進化した。
 2月号は事情があって書けなかったが、3月号は、その2点式体表点字を盲ろう者の携帯電話利用にまで達したので、そのことを少し紹介する。
 目が見えず、耳も全く聞こえなかったらどんなに不自由だろうか。そして、その人たちが携帯電話を使えるようになったらどんなに便利になるであろうか。
 以下は、その基礎実験である。
 1月15日に、東京の神田にある全国盲ろう者協会で盲ろう者の方が、同じ室内ではあるが携帯電話を用いてNTTドコモの回線を通して、私と2点式体表点字による通話実験を行なった。また、2月29日は、山梨県立盲学校が創立29周年の記念行事を行なっていた。
 同校は、今から60年前ごろから、日本で最初の盲ろう教育を始めたので、記念行事はそれがテーマの講演会や展示会であった。
 そこで、2月29日に、前記の神田にある盲ろう者協会と甲府市の同校との間で携帯電話の通話実験を行なった。
 3月4日に、東京大学の駒場キャンパスで盲ろう関係の研究者の懇談会があった。そこで上記のことを発表したら大変に反響があった。これらは、あくまでも、まだ基礎実験であることを添えておく。

  情報アラカルト
 1.労音コンサート情報
@ 4月5日(土) 寺内タケシ&ブルージーンズ Super Concert 2008 府中の森芸術劇場
A 4月16日(水) 秋川 雅史(あきかわまさふみ) 「千の風コンサート」青山劇場
B 5月18日(日) 日本を代表する三大コーラスグループによる夢の競演! ダークダックス&デュークエイセス&ボニージャックス
 ゆうぽうとチケットの申し込み・お問い合わせは、労音 03−3204−9933まで。

 2.春キャベツの簡単おしんこ
 漬け汁として、だし汁 2分の1カップ、薄口しょうゆ大さじ1、みりん大さじ半分、酒大さじ半分、キャベツ200グラムを用意する。キャベツは太い芯を切り落とし、一口大のざく切りにして、さっと塩ゆでする。水気を切って漬け汁に15分程度漬け込んで出来上がり。好みで七味唐辛子を入れてもぴりっとしておいしく食べられる。春キャベツは柔らかくておいしい野菜なので、食卓の一品にどうぞ。

  役員会だより
 1.会費を納めてください
 3月末が会計の締めとなります。今年度の会費、もしくはそれ以前の会費が未納となっている方は、ぜひ納めていただきますよう、よろしくお願いします。納めている時期がいつまでなのかわからない方は、会計の高山さん(03−3697−7403)までお問い合わせください。

 2.第42回東視協総会について
 6月1日(日)、障害者会館 A2・3で行います。万障 お繰り合わせの上、ぜひ参加してください。

 3.「私の要求」を集めます
 点字ブロックの敷設、音響信号機の設置、仕事、生活に関する要求など、要求をお持ちの方は、4月30日までに各支部長または事務局まで点字・活字・メールで提出してください。また、すでに要求をしているもので、今年度中に実現した要求がありましたら、事務局までお知らせください。

 4.三田線ホームの壁に点字表示が付きました
 電車のドア 合わせ目の左側に、点字表示がありますが、さらにホームの可動柵にも点字表示が付きました。ここには、路線名、番線、車両・ドア番号、先頭車両の位置、優先席や弱冷房などの情報が記載されています。表示位置は、電車に向かって可動柵ドア 左側です。

  ありがとうコーナー (省略)

  日程情報
3/10(月) 南部支部例会
  同    手をつなごうJR交渉
  同    全視協情報委員会(予定)
3/11(火) 事務局会議
3/12(水) 障館相談・山城完治
3/13(木) こだま3月号活字版発行
3/15(土) 青学部例会(予定)
  同    ステッキーズレッスン
  同    障都連代表者会議
3/15・16(土日) 東視協役員研修会
3/18(火) 事務局会議
3/19(水) 障館相談・鈴木彰
3/20(木・祝) 東部支部秋葉原駅点検行動
3/22(土) 事務局作業
3/23(日) 女性部例会
  同    教養講座「食文化について」
3/24(月) かーなづーちレッスン
3/25(火) 事務局会議
3/26(水) 障館相談・栗山健
3/27(木) 事務局作業
  同    まちづくり委員会
3/29(土) 事務局作業
  同    組織委員会作業
4/1(火)  事務局会議
4/3(木)  事務局作業
  同    こだま編集委員会
4/4(金)  雇用をすすめる会
4/5(土)  事務局作業
  同    ステッキーズレッスン
  同    東部支部例会
4/7(月)  点民編集委員会
4/8(火)  事務局会議
4/9(水)  障館相談・山城完治
  同    視覚障害者9条の会会議
4/10(木) 事務局作業
4/12(土) こだま4月号点字版発行
  同    北部支部例会
4/13(日) 西部支部例会
4/14(月) 南部支部例会
  同    全視協 情報問題委員会
4/15(火) 事務局会議
4/16(水) 障館相談・鈴木彰
4/17(木) こだま4月号活字版発行
4/19(土) 事務局作業
  同    ステッキーズレッスン
  同    青学部例会
4/20(日) 東視協役員会

  編集後記
 3月に入ってもまだ寒さは続いていますが、皆さん お変わりありませんか。花粉が大量に飛び、くしゃみや頭痛に悩まされている人も多いと思います。
 今月は、旅行記事が多く 内容としては少しアンバランスな記事の割付となりました。しかし、この寒さの中でも活発に活動する我が東視協の力強さを感じます。
 今年も「私の要求」を皆さんから募集します。石原都政は、福祉や医療、教育など私たちの日常に関係のある予算を毎年切りながら、破綻寸前の「新銀行東京」には400億円もの税金をつぎこもうとしています。オリンピックの招致と併せ、何がなんでも大企業に儲けさせようという気です。絶対に許せません。
 都のお金は都民のために使う、これが原則です。要求を出し合い、実現する運動に発展させ、それが都の政策として生きるよう運動を続けなければいけません。どんなに小さな要求でもかまいません。都の税金を私たちのために使わせましょう。
 新事務所ができて1年が経とうとしています。まだ、事務所にお見えになっていない方、ぜひ遊びにきてください。挽きたてのコーヒーをごちそうします。
 来月号をお楽しみに。
(こだま 358号 終わり)

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