視覚障害者が障害を意識せず暮らすことが出来る社会の実現を目指します。

東京都盲人福祉協会
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活動報告

平成30年9月15日〜30年11月14日までの活動報告


9月16、17日
奈良県橿原市で開かれた第64回全国盲青年研修大会に宮川青年部会長をはじめ役員有志が出席し活発に活動した。特に官公庁における障害者雇用の水増し問題について、原因究明と問題解決に向け徹底究明するとともに、真の障害者雇用を実現するよう関係方面に働きかけることを緊急提案し、決議された。

9月21日
組織部では、都盲福祉センター研修室で城東ブロックの組織強化について6支部参加の下、現状、問題点等を協議した。

9月30日
関東地方は台風24号の襲来により交通機関が麻痺し、東京は翌10月1日まで大混乱に陥った。

10月1日
両国国技館で開かれた、明治神宮奉納第77回全日本力士選士権大会に会員有志多数が招待され、有意義な1日を過ごした。

10月8、9日
恒例の徒歩訓練を開催、参加者はゴンドラと徒歩で明神岳(1,643m)へ登頂、更に9日は天然記念物の塔のへつりをはじめ大内宿などを散策し、見聞を広めるとともに会員相互の友好を図った。

10月27、28日
関東ブロックSTT大会が川崎市スポーツ文化総合センターで開催された。本会から5名の選手を派遣、熱戦の結果女子の部で北区の穴原正子さんが第3位に入賞した。

10月30日
文京区視覚しょうがい者協会との共催により第50回東京都盲人福祉大会を文京シビックホールで開催、会員ならびに関係者約900名が参加し、楽しく有意義な1日を過ごした。なお合わせて開催された芸能コンクールの入賞者は次のとおり。(敬称略)優勝小池靖昭(北区)、準優勝明石喜久雄(調布市)、第3位大沼須磨子(渋谷区)、敢闘賞甲斐春美(江東区)、努力賞西尾一治(港区)

11月5日
東京都障害者福祉会館で指導者研修会を開催、10月1日から施行された差別解消法に基づく東京都条例について、東京都福祉保健局障害者施策推進部計画課課長代理松川邦夫氏と弁護士大胡田誠氏を講師に招聘し研修した。

11月9日
千代田区のスクワール麹町で開かれた、東京連合防火協会との意見懇談会に高橋、西山の各役員が出席、災害時における諸問題について協議した。

11月10日
シルバー部会では東京都障害者総合スポーツセンター体育館で第28回スティックボール大会を開催、参加チームの間で熱戦が展開された。成績は次のとおり。優勝墨田区、準優勝町田市、第3位荒川区。

11月11日
新宿区のTKP新宿8階シルクホールで開かれた、あん摩師等法19条を守る決起集会東京大会が開かれ、会員有志が参加、厚生労働省の勝訴を実現することを決議した。当日決議したアピール文は下記のとおり。

「視覚障害者のあん摩マッサージ指圧師を通した社会参加と経済的自立を確保するためのアピール」
 わが国においては、視覚障害者にとっての職業選択の自由は実質的には未だ保障されているとはいえません。他方、わが国においては、伝統的に視覚障害者の多くが鍼灸マッサージを職業として社会参加し、経済的自立を図ってきました。ところが戦後に至り、鍼灸マッサージを職業として選択する晴眼者が急増し、鍼灸マッサージ業、とりわけあん摩マッサージ指圧師(あマ指師)における視覚障害者の占有率が大きく後退し始めました。
 そうした経緯をふまえ、1964(昭和39)年に「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律(以下、これを「あん摩師等法」と略す)」が改正され、その19条1項に「当分の間、・・・視覚障害者であるあん摩マッサージ指圧師の生計の維持が著しく困難とならないようにするため必要があると認めるときは・・・視覚障害者以外の者を教育し、又は養成するものについての・・・認定又はその生徒の定員の増加についての・・・承認をしないことができる。」という規定が挿入されました。
 これに対し、平成医療学園グループ(以下、これを「原告」という)は、国に対し、福島県、神奈川県、大阪府及び兵庫県にある養成施設及び大学に、晴眼者のためのあマ指師養成課程の設置を申請しましたが、厚生労働大臣及び文部科学大臣が医道審議会の審査をふまえて、原告のあマ指師養成課程認定申請を不認定としました。原告は、不認定処分は法の下の平等を定めた憲法14条や職業選択の自由を定めた憲法22条等に違反するとして、前記の不認定処分の取り消しを求め、仙台地裁、東京地裁及び大阪地裁に訴訟を提起しました。
 原告は訴訟の中で、自らの営業の自由や晴眼者のための職業選択の自由があん摩師等法19条によって不当に制限されていると主張し、他方ではわが国の社会福祉は充実し年金等も支給されているので、もはやあん摩師等法19条は不必要である等と主張しています。しかし今日においても、視覚障害者にとって年金等の社会保障給付だけでは健康で文化的な生活を維持することは困難であり、今なお視覚障害者の多くはあマ指業を通して経済的に自立し、自己実現を果たしているのです。これ以上晴眼あマ指師が急激に増加すれば、視覚障害あマ指師はこの業界からも締め出されることは火を見るより明らかです。原告の訴えが認められ、あん摩師等法19条が廃止ないし緩和されるようなことがあれば、今なおわが国における視覚障害者の職業的自立の中心となっているあマ指師からも視覚障害者が締め出される結果となることは必定です。それゆえ、今日においても、あん摩師等法19条は、視覚障害あマ指師にとって必要不可欠な規定であり、憲法22条が保障する営業の自由を含む職業選択の自由は公共の福祉という社会的相当性による制限を前提としているのですから、同規定が憲法に違反するなどということは絶対にないのです。
 私たちは視覚障害者にとって適職であり、職業的意欲と生きがいを持って従事しているあマ指業を視覚障害者の手から取り上げられないためにも、あん摩師等法19条を死守するとともに、原告の訴えがいかに利己的で視覚障害あマ指師の就業実態を無視した理不尽なものであるかを明らかにし、裁判所に原告の訴えを速やかに棄却することを強く求めるものです。

11月13日
女性部会では都盲福祉センターで、大胡田誠氏を招聘し、「障害者差別解消法施行2年弱を経て」をテーマに研修した。

11月14日
都盲福祉センターで会員との交流会を開催、執行部と会員との間で活発な意見交換を行った。

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