『アスレチックトレーナーの資格取得を目指して渡米した卒業生山田幸一さんからの便り』
社医学を卒業して、アスレチックトレーナーの資格取得を目指して渡米された先輩からのメッセージです。
社医学を卒業し、米国アスレチックトレーナーの資格取得した先輩
渡米の動機は、
15年前に青年海外協力隊員としてハンガリー共和国で野球のコーチをしていた時に、
選手の肩、肘の傷害等についての対処法や知識がなく、
傷害のためにつらい思いをする選手たちに
何の役にも立てなかったという経験からきています。
海外協力隊での3年間の活動を終えて帰国・・
すぐに渡米してアスレチックトレーナーの資格を取りに行くか、
それともPTの学校で基礎的な医療の知識を蓄えてからにしようか迷いましたが
理学療法を日本で学ぶことはアメリカでも必ず活きるはずと思い、
社医学でお世話になることを決めました。
その決断は間違ってなかったと確信しています。
今回、ハンボルト大学に入学できたのも
日本のPTの資格をもっているということが大きく評価されましたし、
大学のプログラムに入ってからも基礎知識があるために
専門科目の授業は頭に入りやすいです。
アスレチックトレーニングプログラムとは、
基本的にはBachelor Science、つまり学士号の中にあるプログラムです。
留学生の英語試験については、TOEFLをパスしないといけないのですが
私はこれで苦労しました。
アスレチックトレーニングプログラムの履修科目は、1,2年時に必修科目として、
解剖学、生物学、アスレチックトレーニングテクニック、基礎運動学などを学び
プログラムに入ってから物理療法、評価学、テーピング
アスレチックリハビリテーション、運動生理学、栄養学
スポーツ心理学、運動発達学などを学びます。
また並行して、大学のスポーツチームに帯同し、
毎日の練習や週末の試合に学生トレーナーとして働きます。
日本のPTがこちらのアスレチックトレーニングプログラムに入るためには、
Requirement科目をとっておく必要があるのと、
NATAの資格をもったATのもとで規定された時間数の実習を
積んでおかなければなりません。
私はコミュニティカレッジで、栄養学とスポーツ外傷学の単位を取得し、
解剖学や生理学、心理学などは社医学の単位が認定されました。
実習はサンディエゴ州立大学のアスレチックトレーニングルームで
受けることができるという幸運に恵まれました。
アスレチックトレーニングプログラムを終了し、卒業するとNATAの受験ができます。
NATAのATCを取得したあと、
トレーナーたちはフィットネスクラブ、大学や高校で働くケースが多いようです。
大学院でさらに勉強する学生はGA(Graduate Assistant)として
給料をもらいながら大学でトレーナー活動ができる制度もあります。

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