パソボラって・・・なに?
ほんのわずかなお手伝いで
目の不自由な人たちの世界が広がる・・・
そんな希望を持って、私たちは視覚障害のある人たちのパソコン利用をサポートするボランティアの会です。
愛称 せみころん です。

目次
  1. どうしてパソコンなの?
  2. どんな活動をしているの?
  3. パソコンをどんなふうに使っているの?
  4. どんなソフトを使っているの?

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1.どうしてパソコンなの?

パソコンを使っていろいろなものを読み書きしよう、ということです。 自分の目がまったく見えなくなったとしましょう。

  • 手紙の宛名や文章はどうやって書いたらいいでしょう?
  • 子供の学校だよりや新刊の本を読みたいけれど・・・
  • 百科事典で知識を広げたい。
  • 本の朗読テープを借りたいけれど、どこにあるのだろう?
  • 新聞やインターネットで、ニュースを知りたい。

目の見える人(晴眼者)の気づかないところで、こんな情報(知りたいこと)の壁が沢山あります。
これを情報のバリアということにしましょう。
パソコンの進歩は、(不十分ながらも)、このバリアをなくす、情報のバリアフリー化 に役立つものとなってきました。

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2.どんな活動をしているの?

パソコンと周辺機器の接続や、不具合のあったときの復旧など、 視覚障害をもつ人たちにとって困難な作業のお手伝いです。
大きく分けると、三つあります。

  1. 講習会のときの準備や、操作のサポート
  2. 訪問してインストールなどをする訪問サポート
  3. パソコンを購入するときに同行して手伝う同行サポート
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3.パソコンをどんなふうに使っているの?
  1. 電子メールをパソコンに読ませる。
  2. ワープロソフトで、葉書などの宛先や文章を書く。
  3. 本などの印刷物を取りこんで読むOCRソフトを使う
  4. CD−ROM百科事典を読ませる
  5. インターネットの画面を読ませる。
  6. 点字データを読ませたり、点字を表示するボード(ピンディスプレイ)や、点字プリンタに打ちだします。(点字プリンタの値段は高いですよ)
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4.どんなソフトを使っているの?

主に使うのは画面を読み上げる、スクリーンリーダーといわれるものです。
これらは人工的に音声を合成して読ませる、合成音声を使っています。

  1. Windowsの表示画面を読ませるもの。
    • 95Reader(システムソリューションセンター とちぎ)
    • outSPOKEN(富士通中部システムズ)
    • PC Talker(高知システム開発)
  2. インターネットの画面を読ませるもの。
    • ホームページリーダー(日本IBM)     
  3. スキャナを使って、文書を読ませるもの(OCR)
    • よみとも (タウ技研)
    • よめーる (アメディア)
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合成音声体験コーナー
ホームページリーダーで使われている、ProTolker 97の音声です。
:お願い:
ここの音声は、ProTalkerをお持ちでないかたが聞けるように、普通の音声ファイルを使っています。 そのため、ダウンロードに2〜3分かかり、その間は音声が途切れます
ダウンロードが終了したら、前のページへ戻り、再び下をクリックして再読み込みすると、 今度は正常に読み上げます。

実際のホームページリーダーでは、こんなに途切れることはありませんので、ご了承ください。
体験するにはここをクリック
ホームページリーダーの紹介
ホームページリーダーは、普通に表示されるホームページと違った画面を持っています。
どんな画面かご覧下さい。
画面を見るにはここをクリック

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