ご 挨 拶
                                                            更新:2017年12月28日

     特定非営利活動法人 みみより会            理事長 遠藤良明
 
 
年頭所感  健康寿命
                 
あけましておめでとうございます。
皆様方にとって穏やかで良い一年になりますよう心よりお祈り申し上げます。

近頃は「人生100年の時代いよいよ到来か」といわれるようになりました。今年は戌年にあたり元旦生まれの私もいつの間にか七回目を迎えました。八回目はまず無理だろうと思っていますが、日本人の平均寿命はいまや女性が87歳、男性が81歳になり世界で二番目の長寿国です。

昭和一桁生まれは伸び盛りの少年のころに敗戦を迎え、食糧不足を経験し、大豆やサツマイモばかりで空腹を満たしてきたことから栄養不足で長生きできないといわれてきましたが、杞憂にすぎなかったようです。それが証拠にといいますか、高校の同期生400名の七割近くが今も存命しており、そのうち約60名が同期会に元気な顔を見せています。

私どもは中学から高校までの6年間を過ごした最後の組ですので、絆は強いものがありますが、さすがに寄る年波は争えず、老々介護、リハビリ中、車いす、入院中と各人の様子が知らされるようになりました。

遅かれ早かれいずれは我が身と淡々として受け入れざるを得ない年代になったということでしょう。
老いとともに社会からはずされてゆくという諦観の気持ちがある一方で、長生きしたおかげで良きにつけ悪しきにつけ世の中の動きをいろいろと知ることができて良かったなという、感謝の気持ちもあります。

せっかくの人生を楽しむためには当たり前のことですが心身ともにまず健康であること、とりわけ心の安定を図ることがポイントといわれます。不思議なことに人が行動するとき、身体や心の動きは一定のリズムをもって周期的に繰り返されるものらしいです。

今まで培ってきた経験や能力を生かしながら一定のリズムをもって活動し続けるとか新しいことに挑戦していくことが望ましいといわれます。でも「言うは易く行うは難し」ですね。

過日、NHKの「健康寿命」という番組で100歳を超えても元気で仕事をし続けている複数の男性の生きざまが放映されました。中でも、一軒の家に一人で住み、食事から掃除、洗濯、茶わん洗い一切を仕切っていらっしゃる姿には驚かされました。私はせめて来るべきオリンピックを元気に観戦できればよしとささやかな気持ちが精一杯のところです。

末筆になりましたがこれからも皆様方のご希望にそうような企画事業を役員一同推進してまいりますので、何卒変わらぬご支援、ご協力のほどお願い申し上げます。             (2018年「新みみより」1月号より転載)



平成28年度を振り返って                        


 会員の皆様こんにちは。この「みみより」誌がお手元に届くころは新緑のさわやかな季節になっていることでしょう。
 5月5日は端午の節句。菖蒲の節句ともいわれていますが我が家では子供たちが出ていったあとも3月のお雛様とともに毎年欠かさず飾っています。 雛人形や鎧兜を眺めていますと気持ちがやわらいでまいります。ところで、みみより会が特定非営利活動法人になってから今年で13年目を迎えました。「みみより」誌三月号の巻頭で鈴木元参与が述べていますように任意団体として創立してから通算で61年になります。この間、当会が度重なる危機や困難をその都度乗り越えてこられたのは実にたくさんの方々からの心温まる励ましとご支援があったからで感謝の気持ちでいっぱいになります。総会のご案内がすでに皆様のお手元に届いていると思いますが、来る5月21日(日)の午後1時から田町の東京都障害者福祉会館で開催されます。
今年は役員選挙の年にあたりますので是非多数の方々のご出席をお願いいたします。

 28年度を振り返って特色を申し上げるとすれば、まず、第1に昨年の4月17日に市ヶ谷のアルカディア私学会館で「みみより会創立60周年・「みみより」600号」の式典が開かれたこと、第2に27年度に引き続いて寄付による収入が多かったこと、第3に「みみより」誌の印刷費がほぼ予算内に収まったこと、第4に例会などの活動が滞りなく行われたこと。第5として会員数の現状維持、などがあげられると思います。
 
 式典の詳細につきましてはすでに報告済みで改めて述べるまでもないので省略いたしますが、2番目の遺言などによる寄付収入につきまして少し補足させていただきます。
 日ごろから金額の大小にかかわらず会の活動にと会員の皆様から浄財が寄せられておりますことは会を預かる者として感謝のほかなく、厚くお礼申し上げます。
 このところ高齢化が進んでいるせいか28年度はとりわけ会員のいや会員でなくても会員と密接な関係にあった方々も含め物故される方が多かったように思います。3月号の追悼集に載りましたKさんとIさんのお二人からは、みみより会がこれからも長く続いてほしいという願いを遺贈というかたちで大口のご寄付をしてくださいました。

 次に3番目の印刷費についてですが、「みみより」誌の発行にかかる印刷費が半減し、ほぼ予算内に収まったことは特筆すべきで、編集部の努力を多とします。4番目の例会はおかげをもちまして年間を通し盛況裡に終わることができました。よい企画を目指し、さらに努力してまいります。

 最後の会員数につきましては入会者数が退会者数をうわまわる純増まで、あと一息のところにあります。このことは毎回の課題項目になっているのですが、どうすれば会員を増やすことができるか、企画力とか、会の特色を出すとか人材を獲得することとか、色々考えられますが、より若い年代の役員の柔らかな頭脳で知恵を絞って実行に移していただきたいと思います。なお、当会の今後の方向、活動計画や予算に関しましては次期役員の説明を待つことになります。この2年間、会員の皆様のご希望に沿うべく執行部は頑張ってまいりました。

来期からは役員の負担を分散させる意味からも例会を1つだけでも担当してくださる部員を募集する予定です。どうかよろしくご協力のほどお願い申し上げます。

最後になりましたが「家庭に個の真仏あり」と申します。(菜根譚)幸せは身近にあり家族や仲間との和やかな語り合いが何にもまさる健康法になるというのです。
何百年と続いてきたこの真理は人工知能やあらゆるものがインターネットにつながる次世代になっても揺らぐことなく生き続けることができるでしょうか。
 皆様のご健勝をお祈りいたします。   (新みみより5月号より抜粋)

 

 

  
新ホームページ作成に寄せて

 
みみより会事務局では平成27年の後期から新しいサイトのホームページを立ち上げるための準備をすすめてまいりましたが、今年の4月から「みみより会公式HP」として利用できるようになりました。
 一方、旧サイトのホームページ「NPOみみより会」は前編集長の厚意により、あと2年ほど現状のまま継続したいとのことですので当会は当分のあいだ二つのHPを持つことになります。

 旧サイトは前編集長が平成14年に立ち上げたものですでに14年を経過し、アクセスも67万通を超える実績を誇っていましたが、退任を前に前編集長の意向としてホームページのサイトは著作権の問題もあるので新しく作ってほしいということでこのようになりました。

 新しいホームページはまだ行事のご案内が主で掲示板の書き込みは少ないようですが、どなたでもお気軽に覗いてご意見やお気持ちを書いていただければ有難く思います。
簡単ではございますが私の挨拶といたします。
                                      平成28年8月 盛夏