1999年7月26日発行(第2・4月曜日発行)

News Source of Educational Audiology

聴能情報誌 みみだより 第3巻 第372号 通巻457号


編集・発行人:みみだより会、立入 哉 〒790−0833 愛媛県松山市祝谷5丁目2−25 FAX:089-946-5211
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【目次】第372号

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今年のフィッティング・フォーラムは・・・・

 例年、全日聾研の後に、「フィッティング・フォーラム」を開催しております。今年は全日聾研が松山で開催されます。しかし、開催日の曜日が、火・水・木という日程で、「フィッティング・フォーラム」を(金)にやるべきかどうか考えています。現在、下記のように予定しています。詳細は、8月頃、「みみだより」誌面で改めてお知らせ申しあげます。

  日 時   10月22日(金)9:30〜16:00
  会 場   愛媛大学教育学部(松山市文京町3)
  松山市内電車「日赤前」下車 徒歩5分
  テーマ   教育オーディオロジーに関係するテーマを思案中

【目次】



近畿教育オーディオロジー研究協議会
設立総会および講演会・講習会の御案内

 この度聴覚障害教育の一層の充実をめざし、聾学校・難聴特殊学級・難聴通級指導教室等の聴覚障害教育関係者による「教育オーディオロジー研究協議会」を発足し、学校間の連携を促進し、近畿を一つのブロックとした聴覚障害教育の研究・研修の場を準備いたしました。つきましては、下記のとおり設立総会・講演会・講習会を開催いたしますので、本会の趣旨を御理解いただき、関係教職員の方々が多数御参加いただけますよう多大のご配慮をよろしくお願いいたします。

近畿地区聾学校校長会
     会長 藤田陽三(京都府立聾学校長)
近畿教育オーディオロジー研究協議会
     校長会代表 名倉俊夫(奈良県立ろう学校長)


1 日 時   8月18日(水) 13:00〜16:30  (定員70名)
     19日(木)  9:30〜16:30  (定員30名)
2 会 場   味覚糖UHA館(大阪市中央区神崎町4-12)
  大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線 松屋町駅下車 A番出口より徒歩2分

  大阪府立生野聾学校 (大阪市生野区桃谷1-2-1 FAX:06-6717-5865 )
  JR・近鉄・地下鉄千日前線 鶴橋駅下車南へ約400m
3 内 容
 18日(水)設立総会・設立記念講演会
  会場:味覚糖UHA館
   13:00〜  受付
   13:15〜  設立総会
   14:00〜16:30  記念講演:「教育オーディオロジーの役割と課題」
 講 師 :筑波技術短期大学教授・聴覚部長 大沼直紀先生

 19日(木)「教育オーディオロジー講習会」(少人数で実習を中心とした講習会)
  会場:大阪府立生野聾学校(受付 9:00〜終了 16:30)
 
9:30〜9:50 日程説明
10:00〜11:30 12:30〜14:00 14:15〜15:45
聴覚障害児のきこえ
津田(京都)
小学校難聴学級での指導
池西(椿井小)
小学校での指導事例・配慮
足立(酉島小)澤谷(こばと)
聴力検査法
先川(神戸)松本(豊岡)
乳幼児・重複児の聴力検査
高坂(滋賀)
補聴の評価
中井(奈良)
字幕の活用
児玉(高陵小)
福祉制度
中瀬(市立)
騒音計の操作と音響分析
菅原(姫路)尾野(姫路)
補聴器の特性検査
井上(堺)大西(淡路)
補聴器の調整
芦田(舞鶴)
中・高生の養護・訓練
坂井(生野高)
幼児の聴覚学習
緒方(こばと)
聴覚障害児支援のポイント
本庄(山城)(含むFM)
発音の評価と指導
石井(こばと)
聾学校小学部での養護・訓練
森田(市立)
人工内耳装用児の事例
三反田(和歌山)
補聴器フィッティング事例
細矢(京都)
16:00〜16:30 閉講のあいさつ

《教育オーディオロジー講習会スタッフ》
 
高阪 圭佑(滋賀県立聾話学校) 津田 宏子(京都府立聾学校)
細矢 義伸(京都府立聾学校) 芦田 雅哉(京都聾府立聾学校舞鶴分校)
金森 純和(大阪府立生野聾学校) 坂井 美恵子(大阪府立生野高等聾学校)
井上 節郎(大阪府立堺聾学校先生) 森田 雅子(大阪市立聾学校)
中瀬 浩一(大阪市立聾学校) 先川 貴久和(兵庫県立神戸聾学校)
尾野 幸雄(兵庫県立姫路聾学校) 松本 茂樹(兵庫県立豊岡聾学校)
大西 政男(兵庫県立淡路聾学校) 緒方 順子(兵庫県立こばと聾学校)
石井 衷 (兵庫県立こばと聾学校) 澤谷 恵 (兵庫県立こばと聾学校)
三反田多香子(和歌山県立和歌山ろう学校) 中井 弘征(奈良県立ろう学校)
本庄 良一(京都府立山城高等学校) 足立 貢 (大阪市立酉島小学校)
児玉 良一(枚方市立高陵小学校) 池西 正治(奈良市立椿井小学校)

4 受講費用(当日お支払いください)
 
   会 員  会員外
18日のみ参加  1000円  2000円
19日のみ参加  1500円  3000円
18日・19日両日参加  2000円  4000円

5 参加申し込み
・ 別紙申込書にて、事務局宛に郵便またはファックスにてお申込み下さい(電話での申し込みは御遠慮下さい)。申し込みの締切日は、7月21日(水)とします。定員を超えた場合、お断りする場合がありますのでご了承ください。
・ 手話通訳・要約筆記・ループなどの必要のある方は、申込書(情報保障欄)にお書きください。
   ※当日に希望されても準備できませんのでご了承ください。

講 座 紹 介
 第1講枠(10:00〜11:30)
聴覚障害児のきこえ きこえの障害についての基礎講座。
聴力検査法 実際にオージオメータを操作しながら聴力検査をします。
字幕の活用 字幕教材の作成法と活用事例を紹介します。
補聴器の特性検査 補聴器特性検査装置の操作について実習します。
幼児の聴覚学習 早期教育〜幼稚部の聴覚学習について実践紹介と意見交換も。
聾学校小学部での養護・訓練 小学部段階の養護・訓練でねらいたいことを具体的な実践例を交えて紹介します。

 第2講枠(12:30〜14:00)
小学校難聴学級での指導 言語指導の実践を紹介し、教材を実際に体験してもらいます。
乳幼児・重複児の聴力検査 BOA、COR、遊戯聴検などの検査法についての説明と実習。
福祉制度 補聴器の交付の手続きや日常生活用具など福祉にかかわる制度を解説します。
補聴器の調整 補聴器の機能を知り、聴力に合わせての調整を実際に行います。
聴覚障害児支援のポイント 学校教育におけるハンディ軽減のため、教師・生徒(難聴児自身・周囲の聴児)に求められるポイントについて具体的に学習します。
人工内耳装用児の事例 幼児の人工内耳装用について、教育の役割を事例を通して考えます。

 第3講枠(14:15〜15:45)
小学校での指導事例・配慮 教師や周囲の児童に対して、難聴児への理解を広める取り組みを紹介します。
補聴の評価 補聴の状態を評価する方法とその活用法について紹介します。
騒音計の操作と音響分析 身近な音について、実際に機器を用いて音圧や周波数を測定します。
中・高生の養護・訓練 「思春期」「障害認識」「コミュニケーション」をキーワードにして、養護・訓練の実践例を紹介します。
発音の評価と指導 発音の状態をどのように評価し指導すればよいのかを具体的に紹介します。
補聴器フィッティング事例 補聴器のフィッティングについて事例を示しながら具体的に学習します。


参 加 申 込 書

    (  )8月18日のみ参加
    (  )8月19日のみ参加
    (  )8月18・19日の両日参加
◎19日の講習会に参加の方は、受講希望する講座をお聞かせください。
 ※希望者が偏った場合には調整をさせていただきたいと思います。
  受講枠ごとに、(  )内に第1希望は@の印を、第2希望はAの印をつけてください。
 
10:00〜11:30 12:30〜14:00 14:15〜15:45
聴覚障害児のきこえ
(  )
小学校難聴学級での指導
(  )
小学校での指導事例・配慮
(  )
聴力検査法
(  )
乳幼児・重複児の聴力検査
(  )
補聴の評価
(  )
字幕の活用
(  )
福祉制度
(  )
騒音計の操作と音響分析
(  )
補聴器の特性検査
(  )
補聴器の調整
(  )
中・高生の養護・訓練
(  )
幼児の聴覚学習
(  )
聴覚障害児支援のポイント
(  )
発音の評価と指導
(  )
聾学校小学部での養護・訓練
(  )
人工内耳装用児の事例
(  )
補聴器フィッティング事例
(  )

 氏   名   勤務先  
 勤 務 先
 連 絡 先
□□□−□□□□

TEL: FAX:

  自 宅
 連 絡 先
□□□−□□□□

TEL: FAX:
e-mail:
希望する連絡先 ( 自宅 ・ 勤務先 )
情報保障 ( 手話通訳 ・ 要約筆記 ・ ループ )
   希望日 ( 18日 ・ 19日 )
※必要に応じて、複写してご利用下さい。

送付先:〒639-1122 奈良県大和郡山市丹後庄町456番地 奈良県立ろう学校内
近畿教育オーディオロジー研究協議会事務局 中井弘征 FAX 0743-56-8833



会場案内
 8月18日(水) 設立総会・設立記念講演会
   会場:味覚糖UHA館(大阪市中央区神崎町4−12
   TEL:06-6767-6040 FAX:06-6767-6043
   地下鉄長堀鶴見緑地線「松屋町駅」A出口より徒歩2分
味覚糖UHA館
     ↑
   (クリックすると拡大図が得られます。)


 8月19日(木) 講習会
   会場:大阪府立生野聾学校
   (大阪市生野区桃谷1-2-1)
   TEL 06-6717-3366、FAX 06-6717-5865
   近鉄線・地下鉄・JR環状線
    鶴橋駅下車 南へ400m、
  JR桃谷駅下車 北へ400m

 (クリックすると拡大図が得られます。)→
大阪府立生野聾学校


【目次】



公開講座開催
 筑波技術短期大学公開講座
 「中学生・高校生のための初級手話講座」

1.どんな講座なの?
 筑波技術短期大学は我が国で唯一の聴覚障害者・視覚障害者を対象とした国立3年制短期大学です。この手話講座では、聴覚に障害を持つ学生と中学生、高校生の皆さんとの交流(ゲームや会話)を通して、楽しく手話を学べるようにします。

2.誰を対象にした講座なの?
 中学生及び高校生20名(応募状況によっては大学生、一般の方の応募も受付いたします。聴覚障害の有無は問いません)。手話がまったくできない人でもOK。初級程度の手話技術の習得を目指します。付き添いの方の参観もOKです。

3.実施期間  8月9日(月)〜8月13(金)(全5回)
 時間 毎日10時〜12時(2時間)

4.実施場所  筑波技術短期大学聴覚部(つくば市天久保4−3−15)
 実験植物園の隣です

5.受講料  5,500円

6.申込方法  便せん等の用紙に次の事項を記入し、返信用封筒(住所、氏名を記入し90円切手を貼付)を同封の上、郵送して下さい。
 @講座名 A氏名(ふりがな)、性別、年齢 B住所、電話番号 C学校名、学年
  ※申し込み時に講習料は不要です。
  注)申し込みが定員を超えた場合は抽選とさせていただきます。
  申し込み〆切:講座開始直前まで受付いたします。

7.申込・照会先
〒305−0005 つくば市天久保4−3−15
筑波技術短期大学庶務課企画法規係 電話:0298−58−9311 FAX:58−9312

【目次】



公開講座開催
  広島ろう学校小学部公開講座

 このたび本校小学部では、「聴覚障害」のことや「聴覚障害児とのコミュニケーション」などについて広く知っていただくため,つぎのように公開講座を企画いたしました。何かとお忙しい中とは存じますが,多数ご参加下さいますよう,ご案内申し上げます。

T.日時  7月29日(木)10:00−16:15
U.場所  広島県立広島ろう学校(広島市中区吉島東2−10−33)
V.内容  1.講演会「今,聴覚障害児教育に求められるもの」
      太田富雄先生(福岡教育大学助教授)
 2.分科会
     @きこえと補聴器
     A発音・発語学習
     B手話(コミュニケーション)
     C交流教育
     Dなんでも相談
W.日程  10:00 受付
 10:20 諸連絡,校長挨拶
 10:30 講演会
 12:30 昼食、休憩
 13:30 分科会前半
 14:45 休憩
 15:00 分科会後半
 16:15 終了(分科会ごとに適宜解散)
 分科会は前半と後半で別の内容を選んで参加して下さい。
X.申込方法  申込用紙を下記まで郵送またはFAXしてください(7月28日締切)
Y.参 加 費  1500円(当日受付でお支払い下さい)
Z.照 会 先  〒730−0822広島市中区吉島東2−10−33
 広島県立広島ろう学校 池頭一浩(いけとうかずひろ)まで
 TEL:082−244−0421、FAX:082−244−0423
 Eメール:hirorou@hiroshima-cdas.or.jp
 広島ろう学校小学部公開講座参加申込書
 お 名 前   勤務先  
 勤 務 先
 連 絡 先
□□□−□□□□

TEL: FAX:



 受講希望


(  )に○を
記入して下さい
講演会のみ参加(  )
分科会前半 分科会後半
@(  )きこえと補聴器
A(  )発音・発語学習
B(  )手話(コミュニケーション)
C(  )交流教育
D(  )なんでも相談
@(  )きこえと補聴器
A(  )発音・発語学習
B(  )手話(コミュニケーション)
C(  )交流教育
D(  )なんでも相談
Dを希望された方のみ、相談内容を簡単にお書き下さい。




【目次】



勉強会のご案内
  難聴児と聞こえの生活環境

1.内 容:  難聴児とって家庭とはなにか、との視点から聞こえの福祉制度、福祉機器、雇用問題やわかりにくいといわれる障害年金しくみまで生活、自立に密着した内容を勉強します。
2.講 師:  特定非営利活動法人 まちづくり福祉推進ネット
 事務局長 中川 良雄(建築士、社会保険労務士)
3.日 時:  8月1日(日)午後1:00〜4:00
4.場 所:  姫路市自治福祉会館
 兵庫県姫路市安田3丁目1 TEL:0792-88-0130
5.費 用:  資料代程度
6.連絡先:  勝山 TEL/FAX:0792-36-1296

【目次】



Selection considerations for digital signal processing hearing aids
デジタル信号処理補聴器の選択において考慮すべきこと
Robert W.Sweetow
The Hearing Journal 51(11)35-42,1998

 市販されているデジタル補聴器の数は急速に増加している。1998年9月現在で少なくとも8器種あり、2000年迄には20器種以上になると予測される。1998年末迄に発売予定の器種を含めて、プログラマブル補聴器と比較検討すると、ニーポイント(AGC動作開始音圧)の低さ、マルチバンド(周波数帯を複数に分割すること)、ノイズリダクション(雑音低減)、ハウリングのコントロールのいずれにおいても、デジタル補聴器の方が優れている。補聴器選択者が直面する課題は、個々の難聴者それぞれに適切なデジタル補聴器を適合することである。この論文の目的は、最も優れたデジタル補聴器を選ぶことではなく、難聴者が必要とする特性を備えた適切な補聴器を選ぶ際の手法を提案することである。基本的に器種の選択は、(1)得ることのできる必要な特性、(2)プログラミングの問題、(3)補聴器販売店とメーカーとの関係、を考慮して行う。

難聴者に必要な特徴の選択
 デジタル補聴器の器種を選ぶ第一歩は、どの特徴が、その難聴者に必要かということを明確にすることである。補聴器選択者が、補聴器の特徴と、難聴者の知覚的・聴覚心理的ニーズとの相互作用を熟知していれば、補聴器に備わっている多くの機能が有効活用されることになるであろう。難聴者のニーズの評価は、主観的データ(ケース履歴やアンケート)と客観的データ(検査結果)の双方から行う。全てのデジタル補聴器がすべての特徴と機能を備えているわけではないので、補聴器選択者は、以下に述べる特徴に対する難聴者のニーズを確認し、望ましい器種を選定することが必要となる。

表1:98年末までに販売予定のデジタル補聴器と プログラマブル補聴器との性能比較
 性能  プログラマブル補聴器  デジタル補聴器  有利な方
 ニーポイント
 複数バンド
 騒音抑制
 
 
 ハウリング抑制
 45dBSPL以上
 3バンドまで
 自動
 低周波数帯の利得抑制
 増幅度に基づく抑制
 狭帯域または高周波数帯
 の利得抑制
 20dBSPL以上
 14バンドまで
 自動
 低周波数帯の利得抑制
 増幅度や時間軸に基づく抑制
 低入力時の利得あるいはまた
 は位相逆転による自動抑制
 デジタル
 デジタル
 デジタル
 
 
 デジタル


表2:98年末までに販売されるデジタル補聴器のユニークな特徴
表に含まれるのは性能の一部であるので、より詳しい説明はメーカーに照会されたい
 メーカー/器種名  ユニークな特徴
 バーナホン/Dualine  回転式のボリュームが補聴器本体に付いている
 ダナボックス/DanaLogic  オープン プラットフォーム、4つの初期処理ソフト、14バンド
 デジタルハウリング抑制(DFS)、デジタル指向性マイク、3メモリ
 騒音抑制回路
 Micro-Tech/Meridien  オープン プラットフォーム、リモコン、4メモリ
 Miracle-Ear/Messenger  ボリューム付き、2メモリ
 オーティコン/DegiFocus  7バンド分割(圧縮は2バンド)、
 低・高周波数帯で異なったリリースタイム
 フラット/高音急墜といった聴力型による処理ソフトの差別化
 フィリップス/D72  オープン プラットフォーム、リモコン、4メモリ
 ReSound/Digital5000  オープン プラットフォーム、14バンド圧縮、複数マイク、
 デジタルハウリング抑制
 シーメンス/Prisma  耳かけ形&耳あな形で2マイク、4バンド、
 会話騒音検出回路、2メモリ、20secにもなるリリースタイム
 ハンドへルドプログラマでもnoahでもプログラム可能
 Sonic Innovations/Natura  9バンド、ハンドへルドパソコンでプログラム可能
 Starkey/Cetera  両耳イコライゼーション、リモコン選択可能
 ワイデックス/Senso  3バンド、騒音抑制回路
 耳かけ形で指向性マイク
 実際の耳でのプログラミングが可能、
 20secにもなるリリースタイム、
 ハンドへルドプログラマでもnoahでもプログラム可能
 20dBから圧縮が可能、耳かけ形に高出力版がある
 ※メーカー名がカタカナの器種は日本でも発売されている。英語のものは、日本では市販されていない。なお、Sonic Innovations/Naturaと同じDSPチップを使った器種は日本で別のメーカー名、別の器種名で市販されている。

訳注)入力された音をいくつかの周波数帯に分けて処理するという際に、日本では主に「チャンネル」と呼び、3つに分けて処理する場合は「3チャンネル」と表記しているが、ここでは原文で用いられている「バンド」との表記を使用した。

(1)形態
 満足度や美粧的外観のような個人的嗜好も考慮すべきである。CIC(完全耳挿入形補聴器)のような小型の補聴器を好む難聴者であれば、ハウリングの問題を伴うことが考えられ、ゆえにデジタル処理でハウリングを抑制することができる特徴を持つ補聴器が有用かもしれない。一方で、ITCやCICでは誘導コイルを使用することができない。また、これらの小型の補聴器には、マルチマイクロホンや指向性マイクロホンを備えることはできない。全てのデジタル補聴器が、全ての形態の器種を用意しているわけではない。例えば、メーカーによってCICを作っていなかったり、耳かけ形を作っていなかったりすることがある。

(2)ユーザーによる調整
 技術進歩によりボリュームコントロールは全く必要でなくなったが、特にボリュームコントロールのついた補聴器の使用経験があるユーザーは自分でボリュームコントロールをしたがる。補聴器本体についたボリューム調整が操作困難であれば、リモートコントローラを使えるという特徴が有用となろう。

(3)マルチバンド(多周波数帯域分割)
 現在入手可能なデジタル補聴器は、マルチバンドコンプレッション(多周波数帯による圧縮回路)を備えている。マルチバンドコンプレッションには2つの利点がある。1つには、難聴者のリクルートメントは、純音聴力検査の結果からは予測できないので、ニーポイント、圧縮比、リリースタイムといった圧縮回路のパラメータは、調整可能である方が良い。マルチバンドコンプレッションの2つ目の利点は、他の周波数には影響を与えずに、特定の周波数帯の利得のみを減少させること、例えば、低い周波数のみをカットすることで、高い周波数の弱い子音を受聴可能にできることである。

(4)圧縮特性と時定数(圧縮回路に関する時間的特性)
 プログラマブル補聴器もデジタル補聴器もニーポイント、圧縮比、時定数については、補聴器販売時点でかなりの調整が可能である。リリースタイムは長い方が良いか、短い方が良いかについては、議論が分かれている。リニア補聴器に満足しているユーザーは、圧縮回路を最初は受けいれない可能性があるので、圧縮回路を使うようなセッティングにする際は徐々に行うことが肝要である。

(5)マルチプログラム(複数の補聴器セット状態を記憶する機能)
 多くのデジタル補聴器が複数の周波数特性などの補聴器セット状態を記憶できるようになっているが、では、いくつの状態について記憶できる(プログラムできる)ことが適切かと言うことは未だわかっていない。余りに多くのプログラムから選択できるようにしてもユーザーを混乱させ、そのユーザーにふさわしいプログラム(補聴器のセット状態)を迅速に選びだすことを妨げる可能性がある。一方、プログラムの選択肢が多いと、ユーザーは、ボリュームをコントロールしているような気分を味わうことができ、満足感が得られることもありうる。マルチプログラムは、ユーザーに多様な音響環境を提供するのみならず、オーディオロジストが新しいユーザーに様々な増幅音を導入することにも使える。マルチプログラムを選択したユーザーには、プログラム間の差は、ある音環境下でのみ気づきうる場合もあることも助言する必要がある。

(6)ノイズ抑制方法
 デジタル補聴器のノイズ抑制方法は、単に利得を下げる訳ではない。例えば、入力信号をいくつかの周波数帯域に分割して、各々の周波数帯域が主に音声であるかノイズであるか判断して、各々の周波数帯域を増幅したりカットしたりする。しかし、ユーザーが、このような機能の使用を解除しうるようにしておくことも必要である。

(7)マルチ(複数)マイクロホン
 デジタル補聴器の中には、指向性マイクロホン(ある特定の方向からの音を集音する特徴を持つマイク)かマルチマイクロホン(複数のマイクを備え、そのマイク位置による音の入り方からデジタル処理で特定方向からの音を集音することができるマイク)を備えたものがある。このようなマイクを使用すればS/N比(信号対雑音比:聞きたい音と雑音との音圧差)が改善され、雑音下での聞き取りが向上する。現在のところ、マルチマイクロホンを使えるのは、少数のデジタル補聴器のみであるが、この数は急増すると見込まれる。

(8)ハウリング(フィードバック)抑制
 従来、アナログ補聴器で行われていたハウリング抑制はピークとなる周波数を動かす、あるいは高音域全体の利得を下げることで対処されてきたが、この方法だと、高音域の音が聞こえにくくなってしまうという問題をもっていた。デジタル補聴器で行っているハウリング抑制には3種類の方法がある。@ハウリング音を探し出し、逆位相の音を加えることで音を積極的に消す方法(DFS)。 Aハウリングが生じない最大利得を決定し、自動的に利得を抑えるか、低入力音時の利得を抑えるという方法(センソなどの方式)。 Bハウリング音を非音声と判断し、非音声が含まれる帯域の利得を抑える方法。これらのデジタル処理でハウリングを抑制すれば、増幅音に対する影響が少なくて済む。

(9)誘導コイル
 デジタル補聴器には、誘導コイルがついているものとつけられないものがある。ついているものについては、プログラマブルと非プログラマブルがある(プログラムボタンを押すことによって誘導コイル受信モードになるタイプと、従来の補聴器のようにスイッチで切り替えるタイプのものがある)。マイク入力のみであると、時に耳あな形補聴器の場合、電話をかける時にハウリングがおこりやすいかもしれない。もしそうであれば、周波数レスポンスを変えて電話を使いやすくしたプログラムをメモリに入れることが必要かもしれない。

プログラミングの問題
 各々のデジタル補聴器は、補聴器調整を[提案]する。器種によっては、プローブマイクロホンによる測定が可能であるものもあるし、他のものは不可能であることがある。コンピュータによって自動選択された結果に従うことによる安心感を持つことは警戒すべきである。どんなに優れた技術よりも、その難聴者が重要なのである。指示された結果やコンピュータで指定されたアルゴリズムに従って目標の利得に調節することは、フィッティングの過程に於けるほんの入口にすぎない。指定された結果を乗り越えて、さらに精密な調節を加えていくことが、ユーザーの聴覚的ニーズに適合させるために必須な事項である。
 最もポピュラーな処方された方式もあてはまらないことがある。Stelmachowiczらは、2バンドのWDRCシステムを使い慣れたユーザーに対して、FIG6とDSL I/O(どちらも最新のフィッティング手法)が示した周波数特性の音を聞かせたところ、高音域で利得が過大だと感じたと報告している。望ましいセッティングが適性な明瞭度指数をもたらすとは限らないということは興味深い。補聴器が満足な状態で合っていると新しいユーザーが感じているのであれば、少なくとも初期のフィッティングでは、個人の好みを処方された方式より優先させるべきであろう。
 デジタル補聴器の優れた点としてアルゴリズム(基本的処理ソフト)が書き換えられる点もあげられる。クローズド アルゴリズム プラットフォーム(基本ソフト書き換え不可タイプ)とオープン アルゴリズム プラットフォーム(基本ソフト書き換え可能タイプ)がある。前者は販売店や装用者によって、補聴器内部の増幅音声処理ソフトを書き換えることができない。後者は基本ソフトを書き換えることが可能だが、例えばツィンマイクにするとか、レシーバを置き換えるといったハードウエア上の変更を必要とするようなことはできない(80286CPUのパソコンにWindows98が走らないのと同じと思って良い)。

メーカーとの関係
 補聴器販売店は、よりぬきのメーカーと良い協力関係を持たねばならない。協力関係を結ぶメーカーの選定においては、プログラマの費用、価格の安定性、メーカーの技術支援と連絡の取り易さ等を考慮すべきであろう。

結論
 活用しうる特性を備えた特定のデジタル補聴器の選択とともに、フィッティングの方法と音声増幅処理ソフトが重要であることに気づかねばならない。デジタル補聴器は奇蹟をもたらすわけではない。デジタル補聴器は、騒がしい環境下での難聴者の受聴を改善するが、騒音を取り除くわけでもないし、それを目標とはしていない。
 
(翻訳:聖マリア病院 中嶋敏子先生、リオン(株)の前田さんのお世話になりました)

【目次】



衛星劇場
  聴覚障害者向け字幕入り放送

9月  おとうと ・・・・・・・・・・・・・・・   5日(日)AM7時から
 24日(金)PM1時から
 彼岸花 ・・・・・・・・・・・・・・・・  12日(日)AM7時から
 男はつらいよ 葛飾立志篇 ・・・・・・・  26日(日)AM7時から
 釣りバカ日誌3 ・・・・・・・・・・・・  19日(日)AM7時から

 字幕入り放送へのご意見/リクエスト等は 衛星劇場編成部まで FAX:03-5250-2324
 受信に関する照会は、パーフェクTV FAX:03-5802-8438か、上記衛星劇場まで。
 詳しくは、〒104-0045 中央区築地4-1-1 東劇ビル5F 衛星劇場まで。

【目次】



関連新刊図書

★間違いなしの補聴器選び
 HOYA補聴器研究会 河野淳監修 三水社 1500円 4-915607-93-3

★これだけは知っておきたいよくわかる障害児教育Q&A
 兵庫県障害児教育研究会編 大揚社 星雲社 2000円 4-7952-4374-3

★新手話を学ぼう 短文篇 中野善達著 福村出版 1000円 4-571-12079-6

★新手話を学ぼう 生活篇 中野善達著 福村出版 1000円 4-571-12080-X

★新手話を学ぼう 社会篇 中野善達著 福村出版 1000円 4-571-12081-8

★NEW耳鼻咽喉科・頭頚部外科学 喜多村健編集 南江堂 6000円 4-524-21582-4

★めまい・耳鳴り:不快と不安を解消する 古屋信彦著 法研 1600円 4-87954-291-1

★共生へ:障害をもつ仲間との30年 山本勝美著 岩波書店 1800円 4-00-022504-9

★交流教育:文部省実験・研究指定校をたずねて
 吉田昌義・大南英明・能村藤一編著 大揚社 星雲社(発売) 2200円 4-7952-4375-1

★きょうの愛あすの希望:先天性障害をもつ子のケア・ガイド
 トビー・レヴィン著 阿部順子訳 日本看護協会出版会 1500円 4-8180-0686-6

★「読み」の認知モデル:日本語文章の読みに関する実験的研究
 中条和光著 協同出版 2000円 4-319-00640-2

★生きる力を創る仲間たち:知的障害者サークルの25年
 サークル・ペガサス親の会編著 かもがわ出版 1800円 4-87699-457-9

★遊びを育てる:出会いと動きがひらく子どもの世界
 野村寿子著 協同医書出版社 2400円 4-7639-2088-X

★視覚障害者が街を歩くとき:ケーススタディからみえてくるユニバーサルデザイン
 津田美知子著 都市文化社 2500円 4-88714-199-8

★ことばと認知の発達 中島誠著 東京大学出版会 2700円 4-13-013107-9

★どうして、わかってくれないの:気持ちいいコミュニケーション20の方法
 石原加受子著 大和出版 1300円 4-8047-0252-0

★ショウガイノチカラ 松兼功著 中央法規出版 1800円 4-8058-1823-9

★アジア・アフリカの障害者とエンパワメント
 ピーター・コーリッジ著 明石書店 4800円 4-7503-1175-8

★地域福祉とコミュニティ 園田恭一著 有信堂高文社 2300円 4-8420-6556-7

★ふくし:ちょっと気になる子からお年寄りまで 渡辺直幹著 窓映社 2300円 4-916136-20-9

★大好きあそびみーつけた:障害をもつ子どものための手づくりあそび
 なのはな共同保育園編著 大月書店 1800円 4-272-41115-2

【目次】



大会開催
  第37回東海地区聾教育研究大会

1.大会趣旨
 聴覚に障害のある子どもたち一人ひとりに、心身の調和のとれた豊かな発達を促し、変化の激しい21世紀の社会をたくましく生きぬく力を育てるため、諸問題について研究協議をする。
2.期 日  10月29日(金)
3.会 場  愛知県立一宮聾学校
4.日 程  8:30- 9:00  受付  10:30-12:00  講演会
 9:00- 9:50  公開授業  13:00-15:50  研究協議
 10:00-10:20  開会式  15:50-16:00  閉会式
5.講演会  講師 国立特殊教育総合研究所聴覚言語障害教育研究部
     研究部長 医学博士 菅原廣一先生
 演題 「学力向上とコミュニケーション−活気ある授業の構造化をめざして−」
6.分科会のテーマ及び助言者
 
 分科会 テーマ・助言者
幼稚部  豊かなコミュニケーションの力を育てるための支援のあり方
 愛知県総合保健センター聴覚音声言語診断部主査 佐々木繁
 愛知県立一宮聾学校長 森正利
小学部  よりよい仲間づくりをめざして−特別活動、行事、交流を通して−
 愛知県立千種聾学校部主事 伊藤美和子
 三重県立聾学校長 濱谷芳幸
算数・数学  主体的に考え、生きる力に結びつく算数・数学学習の指導
 愛知県教育センター教育情報部教育情報研究室研究指導主事 平野香代子
 愛知県立岡崎聾学校長 市橋詮司
保健体育  保健体育における新学習指導要領への取り組み
 愛知県スポーツ振興事業団嘱託員 近藤康次
 愛知県立名古屋聾学校長 中村晴彦
生徒・進路指導  生きる力を育み、幼児児童生徒一人一人の自己実現を目指す
 生徒指導・進路指導の在り方

 愛知県立名古屋聾学校教頭 竹内庸祠
 岐阜県立岐阜聾学校長 平井昭彦
教育工学  コンピュータとネットワークを用いた情報教育の現状と課題
 愛知県教育センター教育情報部図書教材研究室研究指導主事 日比孝志
 愛知県立豊橋聾学校長 兵藤紀之
自立活動  ろう学校における「自立活動」領域を考える
 愛知県教育センター特殊教育部第2研究室長 濱田照男
 愛知県立千種聾学校長 小川恭子

7.作品展  東海三県の聾学校の幼児児童生徒の図画工作、美術、書写、書道、手芸等の作品を大会当日に会場で展示します.
8.会場経路  名鉄尾西線 苅安賀駅下車 北へ100m、徒歩3分。
 ※校舎改修中につき、駐車場がありませんので、公共交通機関をご利用ください。
9.申込み  申込用紙にご記入の上、8月23日(月)までに下記までお送りください。
10.参加費   一般参加者(会員外)の方は、参加費 1,200円(研究集録代を含む)となっていますので、当日、受付でお支払い下さい。
11.照会先  愛知県立一宮聾学校内 東海地区聾教育研究大会事務局
 〒491−0934 愛知県一宮市大和町苅安賀字上西之杁30
 電話(0586)45−6000、FAX(0586)43−4462

 東海地区聾教育研究大会参加申込書
勤務先  
勤務先
連絡先
□□□−□□□□

 TEL:  FAX:
参加者 氏  名 所属部 出席する分科会 昼食 手話通訳
     
     
     
     

  記入要領
   所属部=幼稚部、小学部、中学部、高等部(専攻科を含む)の別で記入
   出席する分科会=幼稚部(早期教育)、小学部、算数・数学、保健体育
           生徒・進路指導、教育工学、自立活動、
           全般(特に分科会を定めないで、全般について参加する場合)
   昼食を希望する場合は○を付けて下さい(800円)
   手話通訳を希望する場合は○を付けて下さい
 

【目次】



シンポ開催
  言語聴覚士免許の法制化後の
   教育系言語障害講座の歩むべき道
(企画の主旨)
 昨年度、懸案の言語聴覚士の免許制度が施行され、それに伴って、津々の局面において激動の変革が見られつつあり、現場では多くの混乱が生じている。今後、教育系の言語障害関連講座の教官は、どのような学生、大学院生を受け入れ、いかなる教育を行ない、どのような教育臨床現場に送り出すかについて、差し迫った状況に直面しており、研究者としてのわれわれ教官自身も、何を目標として、その研究活動を続けて行くべきかについての大きな岐路に立たされていると言っても過言ではない。このような現状認識に基づき、これからの言語障害講座の目指す方向性について、緊急に意見交換を計る。

(話題提供ならびに討論の概要)
(1) 言語聴覚士法の制定から本年3月に行なわれた第一回言語聴覚士国家試験に至るまでの一連の経過について、この間、当協議会の一員として関与してきた立場から長崎勤氏にその概要を提示していただく。
(2) また、第一回言語聴覚士国家試験において指定科目制度を適用して、受験資格を満たした例について、飯高京子氏、廣嶌忍氏よりその詳細について報告していただく。
(3) その上で、教育系言語障害講座において、現在、本免許制度の受験資格取得へ向けての具体的に取り組んでいる大学での動きについて、現時点での進捗状況を含めて大井学氏、高橋信雄氏に報告して頂き、今後の教育系言語障害講座の方向性について、
@指定科目をすべて満たすコースとして言語聴覚士受験資格取組コースを整備する。
A言語障害課程を卒業、修了時に個別に受験資格を満たし受験できるるよう指導する。
B教育系言語障害講座に言語聴覚士の免許制度はなじまない。
等、考えられる方針について、指定討論者間で討論を行う。
(4) 次いで、本免許の法制化後の教育現場、特に通級制の言語障害特殊学級における学級経営上の緊急の課題として、
@担当教諭が教員免許に加えて、言語聴覚士の免許を取得する。
A言語聴覚士の免許取得者を、担当教諭とは別に積極的に導入する。
B教育における言語障害の専門性に関わる新たな資格あるいは免許制度を導入する。
C教育の現場においては、言語聴覚士の免許は要求しない。
等の今後の方針の選択肢について、指定討論者間で議論を交わす。
(5) これらを踏まえて、今後の教育系言語障害関連講座における学部、大学院の教育目標ならびに研究の方向性について、それぞれの所属する機関の特長を考慮しつつ、一定の結論を導く。

【目次】



字幕付き映画
  ポケットモンスター 幻のポケモンルギア爆誕
  ピカチュウたんけんたい

日本語字幕付きプリント上映のお知らせ


上映劇場 上映予定 場所 TEL FAX番号
北海道  札幌東宝プラザ  8/8〜12  狸小路5丁目 011-231-3388 231-8268
 函館東宝  8/17〜19  玉光堂松風店裏 0138-22-2471 22-2477
 旭川東宝  8/22・23  オクノデパート隣 0166-22-3935 22-1710
宮城県  仙台日之出会館  8/29・30  仙台駅前日之出ビル 022-223-2964 223-2989
東京都  ニュー東宝シネマ  7/23〜29  有楽町マリオン前 03-3571-1946 3571-1783
 上野宝塚  8/4〜7  上野駅不忍口 03-3831-2859 3835-1751
 新宿ビレッジ2  8/17・18  伊勢丹前・明治通り 03-3351-3127 3356-6835
神奈川県  川崎シネチッタ  8/21・22  川崎駅東口 044-211-6125 223-2968
 横浜東宝会館  8/25〜27  関内駅 馬車道通り 045-681-7410 641-8533
静岡県  静岡東宝会館  8/30・31  CINE7ビル 054-252-5181 252-6639
愛知県  名宝スカラ座  8/17〜23  伏見駅 ヒルトンホテル西隣 052-231-7152 211-6884
岐阜県  岐阜衆楽劇場  8/25・26  柳ヶ瀬 高島屋北 058-263-0096 263-5522
石川県  金沢ニュー東宝  8/29〜31  金沢駅前都ホテル地下 076-264-7411 264-7415
京都府  京都宝塚劇場  8/ 7〜11  河原町三条 075-221-5151 241-0656
大阪府  南街東宝  7/31〜8/4   06-6633-0707  
 梅田劇場  8/16〜20  梅田ナビオ8階 06-6316-1314  
兵庫県  三劇  8/22〜23  三宮 078-321-3355  
 三宮アサヒシネマ  8/25〜26  三宮 078-221-0629  
広島県  広島宝塚  8/23〜24  広島新天地 082-247-2090 247-2790
香川県  高松東宝  8/16〜17  高松市田町 0878-31-4020 37-0936
徳島県  徳島東宝シネマ  8/29〜30  篭屋町 088-625-5311 655-5565
高知県  高知東宝  8/14〜15  帯屋町 0888-72-1080 75-1603
愛媛県  松山シネマサンシャイン  8/18〜19  松山市三番町3-7-1 089-932-2288 932-2286
福岡県  天神東宝  7/25〜30  岩田屋Zサイド前 092-762-6666 762-5400
長崎県  長崎東宝  8/2〜4  思案橋 095-822-6122 822-6122
熊本県  熊本東宝  8/8〜10  新市街サンロード 096-352-1718 351-8887

(※FAX番号は市外局番を省いています)

映画についての詳細は、http://www.toho.co.jp/movie/pikatyu99/1.htm

上映時間等については直接劇場に問い合わせて下さい。
入場料=一般1,800円 障害者1,000円 子ども1,000円 付き添い1,000円(1名まで)

【目次】



字幕付きビデオ
 爆笑! 吉本字幕付ビデオ

 吉本興業の落語、新喜劇を字幕付きで紹介するビデオの第2弾。今回、桂三枝による落語、トゥナイトの漫才、吉本新喜劇のそれぞれが字幕付きで収録されている。聴覚障害児の母親が設立した字幕挿入会社、(有)ルルベ文字システム による字幕で、字幕の色やタイミングに工夫が見られ、実に楽しい。
 購入は下記に御連絡を。
 イーピーエス吉本プロジェクト
(〒560-0026 豊中市玉井町2-2-30)
 TEL:06-6849-0444 FAX:06-6849-1934
 価格 1本 1,500円
 支払い:商品代金(1,500円)+税(75円)+送料(地域によって差)の宅配着払い。

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   大阪府下 585円、近畿 625円、中国・中部・北陸 685円、関東・甲信越 815円、  
   四国・九州 865円、東北 975円、北海道・沖縄(本島のみ) 1,425円

【目次】



インターネットサイト紹介

簡単テレビ電話:自宅のテレビと電話につなぐだけでTV電話に早変わり!
手話による通話も可能です。二台で128,000円。(工事不要、電話代は今までと同じ)
http://www.sannet.ne.jp/hosokawa/
アカデミー・ジャパン  担当:森田(academy@sannet.ne.jp

【目次】



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