JANNET障害分野NGO連絡会 メールマガジン 第242号 11月号 2023年11月30日発行 ―目 次―  トピックス 1. 彩りのある学術大会に参加して ―国際リハビリテーション研究会第7回学術大会 参加報告― 特定非営利活動法人 難民を助ける会[AAR Japan] 大室 和也 インフォメーション 1. 国連障害者の権利条約(UNCRPD)締約国情報 2. “令和5年度「障害者週間」オンラインセミナー”が始まります。 イベント情報 1. JANNET設立30周年 記念大会 2023年12月2日(土) 2. JDF全国フォーラム 2023年12月6日(水) 3. 第19回「リハ協カフェ」  2023年12月13日(水) トピックス 1. 彩りのある学術大会に参加して ―国際リハビリテーション研究会第7回学術大会 参加報告― 特定非営利活動法人 難民を助ける会[AAR Japan] 大室 和也   2023年11月19日、東京にて国際リハビリテーション研究会第7回学術大会が開催され、企業やNGO等に所属する実践者、大学教員、研究職、JICA海外協力隊OB等約60人が参加しました。本大会を主催する国際リハビリテーション研究会は、2018年に「国際性という文脈を帯びた場でのリハビリテーションの実践と探求」を目的に設立された任意団体で、75人を超える会員が所属しています。 本大会のテーマは、「知る・気づく・考える“リハビリテーション2030”」。メインシンポジウム1では、まず知ることとして、「リハビリテーション2030」についてWHO(世界保健機関)の担当者から概説がありました。私はこれまでこの指針について馴染みがなかったため、目的や位置づけといった基本的な内容から学べる良い機会になりました。この指針は、どういった環境においても、リハビリテーションを必要とする誰もが、ニーズに合ったサービスを受けられることを目指しており、各国においてリハビリテーションの拡充を図るべく、人材育成や保険システム、予算等9つの領域での提言を行っています。この指針に則り、WHOに加盟する194の国や地域において、都市と地方の格差なく、広く適切なリハビリテーションが実践されることが期待されます。 一方で、リハビリテーション2030の認知度や、現場での活用において課題があることも浮き彫りになりました。クロージングシンポジウムでは、本指針は医学的リハビリテーションの色が強いこと、日本を含め各国でどう実践するのかイメージしづらいこと等が共有されました。私が働くカンボジアにおいても、最近この指針の一環で、公立のリハビリテーションセンターの管轄が社会福祉省から保健省に移管される計画が発表されましたが、現場の職員は何がどのように変わるのか分からないと言います。今後の進展を見守っていきたいと思います。 演題発表では、ペルー、タイ、ドミニカ共和国、ネパールをフィールドにした報告、日本国内での外国人対応事例研究、またミャンマー人による発表等多彩な内容となり、分野を限定しすぎない本大会らしい内容になっていました。さらに今回は、国立障害者リハビリテーションセンターや国立保健医療科学院の国際協力活動についても共有される等、WHO、国、企業、NGO/NPOといった様々な立場や視点で、国際協力が語られたことも特徴でした。本大会は、一般的な学術大会の域に収まらない場であると実感すると共に、障がい分野を取り巻く国際協力を大局的に捉え直す機会にもなりました。 次回は東北で開催されるとのこと。どのような出会いと発見があるか、今から楽しみにしています。   ******************************************************************************** インフォメーション 1.国連障害者の権利条約(UNCRPD)締約国情報 (関連サイト:http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/rights/right.html) 署名国・地域数164/ 締約国・地域数 188 (2023年11月末現在) https://treaties.un.org/Pages/ViewDetails.aspx?src=IND&mtdsg_no=IV-15&chapter=4&lang=en 2. “令和5年度「障害者週間」オンラインセミナー”が始まります。 毎年12月3日から9日は、「障害者週間」です。 令和5年度の関連行事としまして、12月3日(日)より、内閣府ホームページにて「障害者週間」オンラインセミナー(録画)が配信されます。 JANNET正会員団体である、(公財)日本障害者リハビリテーション協会および(公社)日本発達障害連盟、(社福)全国盲ろう者協会が参加しております。 皆様、お時間がございます時にどうぞご覧ください。     【「障害者週間」オンラインセミナー】 日時: 令和5年12月3日(日)〜 28日(木)17時 会場: 内閣府ホームページ 参加方法 : 一般(無料) 視聴無料(どなたでも視聴可) 内容:障害及び障害のある人に関する理解を促進するため、オンライン配信により、障害者週間の趣旨にふさわしいセミナーを、各団体と連携し開催します。 URL: https://www8.cao.go.jp/shougai/kou-kei/r05shukan/main.html イベント情報 1.JANNET設立30周年 記念大会 2023年12月2日(土) この度、JANNET設立30周年を迎えるにあたり、障害インクルーシブ社会の形成に向けて、これまでのアジア太平洋地域の障害がある人たちとの30年を礎に、これからの新たな10年のJANNETの構築を考えるため、今まで共に歩んでいただいた皆様の他、これから更に協力していきたいと考える関係各位の皆様をお招きし、JANNET設立30周年記念大会を開催することといたしました。 これまでのJANNETを知っていただくと共に、これからのJANNETが歩んでいく方向が示されるような大会にしたいと考えています。皆様と共に、障害分野の国際協力について幅広く学び、これからを考えていくきっかけになれば幸いです。   【JANNET設立30周年 記念大会 】 ■大会コンセプト 『障害インクルーシブ社会の形成に向けて ―アジア太平洋地域の障害がある人たちとの30年を礎に、新たな10年のJANNETを―』 ■日時:2023年12月2日(土) 記念講演:13:00〜16:00 記念パーティー:16:30〜18:30 ■会場:戸山サンライズ 大研修室(東京都新宿区戸山1-22-1) ※記念講演は、オンラインでも配信いたします。 ■参加費:無料(パーティーにご参加の方は、会場で会費3,000円を申し受けます。) ※JANNETへのご寄付を受け付けます。お申し込みの際に、よろしければご協力ください。 ■お申し込み:以下のサイトにてお申し込みください。 URL: https://forms.gle/tCxkXRhG5HpYQit39 申込受付:対面参加:2023年11月27日(月)まで オンライン参加:2023年12月1日(金)15:00まで ※情報保障が必要な方は、11月24日(金)までにお申し込みください。 ■詳細URL:https://www.normanet.ne.jp/~jannet/houkoku/2023/20231202/index.html ■大会プログラム (予定) 開会式   開会の挨拶 JANNET会長 清水直治氏            基調講演 テーマ 「アジア太平洋地域の国際協力についてーこれまでとこれから」本年6月に改訂された開発協力大綱を踏まえての視点 講師: 山形辰史 氏  略歴: 元アジア経済研究所研究員、現在立命館アジア太平洋大学教授 著書に「入門 開発経済学」や障害と開発やODA、国際協力分野など。 座長:上野悦子氏(JANNET前事務局長) シンポジウム  テーマ「アジア太平洋地域の障がいがある人たちとのこれまでの30年、これからについて」 シンポジスト: 長田こずえ 氏 (名古屋学院大学国際文化学部教授、国連期間に30年勤務、タイ、レバノンで障がい者教育を継続) 磯野博 氏(静岡福祉医療専門学校教員、障がい当事者の立場から障がいや障がい者についての研究などに従事) 指定発言 他     コーディネーター: 清水香子 氏(公益財団法人アジア保健研修所 事務局長)     【登壇者プロフィール】 ・山形 辰史(やまがた たつふみ)氏 1963年,岩手県生まれ.1986年,慶應義塾大学経済学部卒業.2000年,米国University of Rochesterより博士号取得(経済学).日本貿易振興機構アジア経済研究所研究員,バングラデシュ開発研究所客員研究員などを経て,現在,立命館アジア太平洋大学アジア太平洋学部教授.元・国際開発学会会長.2013年度国際開発研究・大来賞受賞(森壮也氏との共著に対して). 著書 森壮也・山形辰史『障害と開発の実証分析:社会モデルの観点から』勁草書房,2013年.黒崎卓・山形辰史『開発経済学:貧困削減へのアプローチ』(増補改訂版)日本評論社,2017年.紀谷昌彦・山形辰史『私たちが国際協力する理由:人道と国益の向こう側』日本評論社,2019年、山形辰史『入門 開発経済学:グローバルな貧困削減と途上国が起こすイノベーション』中公新書、2023年ほか。 ・長田 こずえ(ながた こずえ)氏 名古屋学院大学 国際文化学部 教授 * 前国連ユネスコ パキスタン所長 * 元国連ニューヨーク本部、国連ESCAP、国連東チモール、国連ESCWAベイルート   事務所、ILOなど様々なフィールド勤務合計30年のベテラン‐専門は途上国の開発。 * 国連時代は、国連ESCWA、ESCAPで障害者問題を担当する、ESCAPの第2次アジア太平洋障害者の10年や障害者の権利   条約採択に携わる。 * 米国 Johns Hopkins University 国際問題研究スクール 卒業 ・磯野 博(いその ひろし)氏 61歳。 日本福祉大学卒業後、板橋区社会福祉協議会、宇治明星園特別養護老人ホームを経て静岡福祉医療専門学校に赴任。同校在職中、東洋大学大学院修士課程修了、龍谷大学大学院博士後期課程満期退学。視覚障害1級の障害当事者として、日本障害者協議会、大阪障害者センター、日本医療総合研究所などで研究・運動に従事する。 専門は障害者の貧困と所得保障など。 2.JDF全国フォーラム 2023年12月6日(水) 障害者権利委員会から「日本の第1回政府報告に関する総括所見」が出されて1年が経過します。今年の全国フォーラムでは、この総括所見に7か所記載されている「障害の人権モデル」と社会モデルとの関係や考え方について、リーズ大学のアンハラッド・ベケットさんに基調講演いただき、改めて条約と総括所見が求めるものについて考えます。これを受けて、条約の実施に向け、それぞれの地域や領域で活動する各団体のパネリストの実践・経験を共有しながら、今求められる取り組みと課題についてパネルディスカッションを行います。 【JDF全国フォーラム 障害者権利条約「総括所見」を受けた取り組みと課題 −障害の社会モデルと人権モデル 条約実施にどう生かすか−】 日時:2023年12月6日(水)13:00-16:45 場所:オンライン開催(Zoomウェビナー) 参加費:1,000円  ※手話通訳、要約筆記、テキストデータ(スクリーンリーダー用)あり。 【プログラム】(順不同)※プログラムは予告なく変更する場合があります。 13:00 主催者挨拶 阿部 一彦 日本障害フォーラム代表 来賓挨拶・祝辞 外務省、内閣府、国連障害者の権利条約推進議員連盟、全国知事会等 ご挨拶 障害者権利委員会立候補に向けて 田門 浩 13:30 基調講演 障害の社会モデルと人権モデル その関係と考え方(仮題) アンハラッド・ベケット 英国・リーズ大学社会学、社会政策学部教授 同大学の障害学センター長を務めた経験も持つ。また、障害学のジャーナル(International Journal of Disability and Social Justice)の編集長を務めている。障害の社会モデルと人権モデルの関係を明らかにした論文を発表している。  14:45 休憩 14:50 JDF総括所見解説冊子とイエローリボンのご紹介 15:00 パネルディスカッション 総括所見を踏まえた条約の実施 その取り組みと課題                    〜各地域/領域の実践から考える〜 パネリスト 石橋 大吾 全日本ろうあ連盟副理事長/鳥取県聴覚障害者協会事務局長 増田 一世 日本障害者協議会常務理事/やどかりの里理事長 西  惠美 全国手をつなぐ育成会連合会副会長/熊本県手をつなぐ育成会理事長 福田 暁子 全国盲ろう者協会評議員 コーディネーター 田中 伸明 日本視覚障害者団体連合評議員 南 由美子 全日本難聴者・中途失聴者団体連合会国際部 指定発言等 16:40 総括、閉会挨拶 竹下 義樹 日本障害フォーラム副代表 16:45 閉会 総合司会:佐藤 加奈(日本身体障害者団体連合会事務局次長)、小幡 恭弘(全国精神保健福祉会連合会事務局長) 【お申し込み方法】 締め切り:12月4日(月) ●JDFホームページ(下記)から、ウェブフォームよりお申し込みください。 https://www.normanet.ne.jp/~jdf/ ※最新情報はHPにてお知らせしています。 ●下記申込必要事項をご記入のうえ、E-mailにてお申込みください。 送付先: jdf_info@dinf.ne.jp お名前(ふりがな): ご所属: E-mail(必須。書き間違いにご注意ください。): ご連絡先(TEL、FAXなど。メールが届かない場合ご連絡いたします。): 必要事項[手話通訳・要約筆記・テキストデータ(スクリーンリーダー用)・その他 ] 【参加費】 1,000円:お申し込み後に、下記方法でご送金ください。 ■銀行振込 振込先:ゆうちょ銀行 〇一九店(ゼロイチキユウ店) 当座 0354869 名義 日本障害フォーラム(ニホンショウガイフォーラム) ■郵便振替 振替先:00120−5−354869 加入者名 日本障害フォーラム ※恐れ入りますが、振込手数料はご負担ください。 ※詳細は、下記JDFサイトへ、または事務局までお問い合わせください。 【お問い合わせ】 《日本障害フォーラム(JDF)事務局》 TEL: 03-5292-7628   FAX: 03-5292-7630    Eメール:jdf_info@dinf.ne.jp 3.第19回「リハ協カフェ」 2023年12月13日(水) 日本障害者リハビリテーション協会の国際委員会では、コロナ禍においても国際交流の火は消してはいけないとの思いから、関係者への情報提供を行うべく、リモートによる報告会「リハ協カフェ」を立ち上げ、2020年8月より隔月で開催してまいりました。今回は第19回目の開催です。 第19回は、国際リハビリテーション研究会の設立経緯や過去の実績ならびに、11月19日に開催される国際リハビリテーション研究会第7回学術大会の開催報告につきまして、国際医療福祉大学 小田原保健医療学部 作業療法学科 教授であり国際リハビリテーション研究会 代表の河野眞氏と、国立保健医療科学院 医療・福祉サービス研究部 主任研究官の山口佳小里(かおり)氏よりご報告いただきます。 関係者以外にも広くご参加を募ります。皆様のご参加をお待ちしております。 ◆日時:2023年12月13日(水)13:30〜15:00 ◆会場:リモート開催(Zoom) ◆主催:公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会 ◆参加費:無料 ◆定員:100名 プログラム(敬称略) 13:30-13:35 開会挨拶 君島淳二(公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会 常務理事) 13:35-14:05 報告1「国際リハビリテーション研究会の成り立ちと実績」 発表者:河野 眞氏 (国際医療福祉大学小田原保健医療学部作業療法学科 教授/国際リハビリテーション研究会 代表) 14:05-14:35 報告2「国際リハビリテーション研究会 第7回学術大会『知る・気づく・考える“リハビリテーション2030”−中・低所得国におけるリハビリテーション普及への貢献−』開催報告」 発表者: 山口 佳小里氏 (国立保健医療科学院医療・福祉サービス研究部主任研究官/国際リハビリテーション研究会第7回学術大会 大会長) 14:35-15:00質疑応答 15:00    閉会 *プログラムの内容に変更がある場合がございます。ご了承ください。 【発表者プロフィール】 ・河野 眞 氏(国際医療福祉大学小田原保健医療学部作業療法学科 教授) 《学歴》 東京都立大学人文学部卒業 国立療養所東京病院付属リハビリテーション学院卒業 国際医療福祉大学大学院医療福祉学研究科保健医療学専攻満期退学 《職歴》 青年海外協力隊マラウイ隊員 国際医療福祉大学保健医療学部作業療法学科 杏林大学保健学部作業療法学科 《社会活動》 特定非営利活動法人 難民を助ける会AAR Japan 理事 国際リハビリテーション研究会 代表 《編著書》 国際リハビリテーション学―国境を越えるPT・OT・ST.羊土社.2016年 地域包括リハビリテーション実践マニュアル.羊土社.2018年 ・山口 佳小里 氏 (国立保健医療科学院 医療・福祉サービス研究部 主任研究官 ※国際協力研究領域併任) 《学歴》 2005年 名古屋大学医学部保健学科 作業療法学専攻 卒業 2008年 名古屋大学大学院 医学系研究科 博士前期課程(修士課程)修了 2011年 名古屋大学大学院 医学系研究科 博士後期課程(博士課程)修了 学位:リハビリテーション療法学博士 《職歴》 2011年 国立障害者リハビリテーションセンター研究所 脳機能系障害研究部 流動研究員 2012年 国立障害者リハビリテーションセンター研究所 発達障害情報・支援センター/同センター自立支援局 就労移行支援課(併任) 2016年 国際医療福祉大学 成田保健医療学部作業療法学科 専任講師 2021年 国立保健医療科学院 医療福祉サービス研究部 主任研究官/国際協力研究領域併任(2023年〜) 《社会貢献》(国際活動) ・Health policy and systems research for policy decisions. 3rd Global Rehabilitation 2030 Meeting. World Health Organization. 2023.7.10-11 Geneva, Swiss(パネリスト) ・To Develop Professional Caregivers for Aged Society in Thailand and Japan in the Post-COVID-19 Pandemic. National Institute of Development Administration: NIDA Forum. 2021.1.13 Bangkok, Thailand(シンポジスト) ・Care prevention. Conference on Care Development and Social Watch for Volunteer of Social Development and Human Security (Expertise in the Elderly). The Division of Older Persons Promotions, Ministry of Social Development and Human Security. 2019.12.16 Bangkok, Thailand(研修講師) など (国内:委員等) ・国際リハビリテーション研究会 理事 ・日本WHO国際統計分類協力センター協力ネットワーク 構成委員 など 【申込方法】 以下のサイト、またはFAXにてお申し込みください。 https://www.jsrpd.jp/cafe19/ 申込受付:2023年12月12日(火)15:00まで ※情報保障が必要な方は、12月5日(火)までにお申し込みください。 満員になり次第、締め切りとなりますので、ご了承ください。 お名前、ご所属、ご住所を明記の上、手話通訳、要約筆記、点字資料など必要があれば申し込み時にお知らせください。 参加登録された方へZoomのURLをお送りいたします。  【お申し込み、お問い合わせ先】 《公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会 国際課》 担当:村上・仁尾(にお) 〒162-0052東京都新宿区戸山1丁目22番1号 TEL: 03-5273-0601   FAX: 03-5273-1523    Eメール:kokusai@dinf.ne.jp 編集後記 先日、9月には東京2025デフリンピック大会のエンブレムのデザインが決定しました。これから未来を担う筑波技術大学の学生がデザインしたエンブレムです。 また、11月15日には、最先端の文化発信地である原宿のカフェにて、デジタル技術を活用して言語を“見える”化し、きこえる・きこえないに関わらず誰もがつながることができるコンセプトカフェ「みるカフェ」をオープンしました。ちょうど、2年後の11月15日にデフリンピックが東京を中心に開幕する日となります。 デフリンピックを開催、そのあとの日本社会に於いてどのような変化があるのでしょうか。きこえない人にとって過ごしやすい社会を目指すなか、未来はデジタルと共存によって、障害のあるものたちの障壁は取り除かれていくのでしょうか。それだけで大丈夫なのでしょうか。 (嶋本 恭規/JANNET広報・啓発委員長) JANNET事務局では、会員の皆様よりメールマガジンに掲載する国際活動に関する情報を募集しております。団体会員様のイベント情報などありましたら事務局までご連絡ください。 JANNET障害分野NGO連絡会  〒162-0052 東京都新宿区戸山1-22-1 公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会内 JANNET事務局直通】 TEL:03-5292-7628 FAX:03-5292-7630 URL: http://www.normanet.ne.jp/~jannet/ 以上