JANNET障害分野NGO連絡会 メールマガジン 第237号 6月号 2023年6月30日発行 ―目 次―  トピックス 1. 第16回リハ協カフェ報告 法政大学 名誉教授/JANNET前会長 松井 亮輔 2. ウェビナー 「RI(リハビリテーションインターナショナル)創立100周年記念誌から、歴史的意義のある画期的な活動紹介」の参加報告 公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会 CBID事業委員/JANNET名誉会員 上野 悦子 〜第5回アジア太平洋CBID会議参加報告〜 3. 参加者同士の交流が励みとなり力となる 公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会 CBID教育プログラムアドバイザー 稲葉 久之 〜第5回アジア太平洋CBID会議参加報告〜 4. 第5回アジア太平洋CBID会議 ポスター発表報告 特定非営利活動法人 難民を助ける会(AAR Japan) プノンペン事務所 プログラム・コーディネーター 山本 啓太 インフォメーション 1. 国連障害者の権利条約(UNCRPD)締約国情報 2. 『障害と人権の総合辞典』が出版されました。 イベント情報 1. 第17回「リハ協カフェ」〜第10回国際アビリンピック大会 開催報告〜 2023年7月14日(金) 2. 令和5年度 音声教材の効率的な製作方法等に関する調査研究事業「デイジー教科書の最新利用方法の報告会」 2023年8月4日(金) トピックス 1. 第16回リハ協カフェ報告 法政大学 名誉教授/JANNET前会長 松井 亮輔 今回のリハ協カフェでは、来日中の国際リハビリテーション協会(RI)社会委員会副委員長・RI100周年記念誌(デジタル版E-Book)(注)*編集長であるジョセフ・クウォック(香港)を招いて、その内容、活用の仕方、これまでRIにかかわってきた主な加盟団体やそれらの関係者およびそのとりまとめにあたっての苦労談や課題などを中心に話をしていただきました。 *(注)E-Bookは、つぎのURLからアクセスできます。www.rimacau2019.org そのあと、ジョセフとわたしの対談が行われました。その主な内容はRI100周年貢献賞とRI活動の再活性化に向けた提案などです。 RIは、昨年100周年を迎え、その記念式典・イベントが、今年5月20日(土)〜23日(火)に北京で開催されます。5月21日の記念式典では、この100周年に因み100の団体(43団体)と個人(ジョセフを含む57人)にそれぞれ1万ドルずつの賞金とメダルなどが、ハイディ・ザン(中国)RI会長から手渡されること、日本からは2団体(日本障害者協議会(JD)と国際協力機構、および1個人(高木邦格国際医療福祉大学理事長)が受賞されることなどが、ジョセフから紹介されました。 1948年に設立された日本肢体不自由児協会が1950年にRI加盟して以来、国内ではRIのネットワークを活用した第3回RI汎太平洋地域会議(1965年)の開催をはじめ、さまざまな活動が展開されてきました。しかし、近年はRI加盟団体が大きく減少したことなどにより、RIそのものの活動は停滞しています。その活性化をはかるため、ジョセフはアジア太平洋地域の有力な加盟団体(日本、韓国、香港、台湾、ニュージーランド、オーストラリアなど)およびRIアジア太平洋地域事務局(マカオ・フホン協会)による、情報交換と相互交流のための定例のオンライン会議の開催を提案しました。こうした情報交換などをとおして、相互の連携を深め、共同による取組みに繋がる可能性があること、それはまた、RIアジア太平洋地域加盟団体の国内および国外への発信力を高めることにもなる、ということです。 この提案は、RI100周年記念式典・イベントにあわせて北京で開催されるRI役員会に諮られ、そこで具体化に向けての議論が深められることが、期待されます。       2. ウェビナー「RI(リハビリテーションインターナショナル) 創立100周年記念誌から、歴史的意義のある画期的な活動紹介」の参加報告 公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会 CBID事業委員/JANNET名誉会員 上野 悦子   日本障害者リハビリテーション協会(以下リハ協会)が加盟する、国際リハビリテーション協会は1922年の設立から昨年100年を迎え、100年記念誌としてE-bookを発行しました。今回のウェビナーは、RI 100周年記念誌の発行の紹介をとおして、RIのこれまでの歴史や世界にもたらした影響を紹介するセミナーを世界各地で開催する一環で、3月13日にマカオ特別行政区(Macau SRA)で対面とオンラインの両方で開催されたものです。 このウェビナーに登壇者の一人として参加したので報告します。 ウェビナーの主催はRI 100周年記念誌編集委員会、ホスト団体はFuhong Society of Macau、協力団体はRIアジア太平洋地域委員会および The Hong Kong Joint Council for People with Disabilitiesというこの地域でキーとなる団体の連携により開催されました。Hong Kong Joint Council はRIに長年貢献してきた団体で、リハ協会をはじめ日本の関係者と長い交流があります。ホスト団体のFuhong Societyは2019年に、17年ぶりにマカオで第13回RIアジア太平洋地域会議を開催した団体で、障害者のための施設運営も行っています。 ウェビナーのスピーカーは、RI元副会長で法政大学名誉教授、日本障害者リハビリテーション協会副会長の松井亮輔氏、国際アビリンピック連盟および高齢・障害・求職者雇用支援機構(JEED)前国際コーディネーターの香山千加子氏、上野悦子、Fuhong Society からMr. Jason Ma、Mr. Danny Fanでした。 松井亮輔氏は、RIがかかわってきたアジア太平洋地域での障害者の推進活動について、国連ESCAP(アジア太平洋経済社会委員会)決議のアジア太平洋障害者の十年(1993年の第一次から第3次の終わりの2022年まで)の民間の推進活動について。香山氏からは国際アビリンピックの第3回大会(香港、1989年)から関わった経験からこれまでの開催の印象について写真を交えて紹介、上野は、リハ協会がCBR・CBIDの国際セミナー開催を含む推進事業や、CBRポータルサイトの運営を行うことがRIへの貢献にもなってきたことを紹介しました。Jason Ma氏は、100年記念誌のE-bookをアクセシブルなPDF版に変換するという点で多大な貢献を果たしたことを紹介しました。 松井氏は、講演の最後に、 RIアジア太平洋地域委員会が、アジア太平洋障害者の十年を推進してきた民間組織であるAPDF(アジア太平洋障害フォーラム)、その他の障害関連地域ネットワークと協力し合って今後もアジア太平洋地域で積極的な役割を担っていくことを期待したいと述べました。 最後に、ウェビナーの成功のため目に見えない多くのことに尽力された、編集委員長のJoseph Kwok氏とウェビナー企画者のHang-sau Ngには 心から感謝申し上げます。   〜第5回アジア太平洋CBID会議参加報告〜 3. 参加者同士の交流が励みとなり力となる 公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会 CBID教育プログラムアドバイザー 稲葉 久之 今回のアジア太平洋CBID会議へは、日本障害者リハビリテーション協会と開発した「地域共生社会を考える教育プログラム※1」を参加者に知っていただくこと、アジア太平洋地域のCBIDの実践について知見を広げること、の2つを目的に参加しました。 ※1 詳細は日本障害者リハビリテーション協会ウェブサイト「地域共生社会実現のための研修プログラム」のページをご覧ください。研修のお問合せ、お申込みもこちらで受け付けております。 https://www.jsrpd.jp/overview/cbid/training/ 1つ目については、口頭発表の機会を得、教育プログラムの概要や効果をセッションに参加された方に紹介することが出来ました。会場にプログラムで使用するカードを展示させていただいたことでセッション終了後も質問を受け付け、また3日間の各休憩時間やランチタイムにも個別に説明することで、直接意見や助言を頂くことができました。この研修は、これまで日本で社会福祉協議会の職員や市民団体の方を対象に実施し、参加者から「CBIDの考え方(CBRマトリクス)を自分たちの業務に照らすことでニーズや支援を俯瞰してみることができる」「支援者同士の共通認識を持つのに有効だ」とのコメントを頂いていました。CBID会議参加者もこうしたコメントに関心を示し「関係者とCBIDの考え方を共有するツール/機会として実施できるのではないか」「自国版のニーズカードや支援カードの開発に関心がある」「職員へのCBID研修として活用してみたい」と言った声を頂きました。 2つ目については、共通セッションや分科会、ポスターセッション、ブース出展から幅広く得ることが出来ました。子どものアセスメント(評価)については、ネパールの学校教育現場で障害を持った子どもの特定と必要な支援が出来るよう教員を対象にトレーニングを行うプロジェクトの報告や、家庭で子どもの成長段階に合わせてアセスメントする啓発ツールの展示などがありました。教員や保護者が正しくアセスメントを行うことで、適切な支援につなげることが出来る。そのための啓発・研修が未だ十分に行われていない現状と、各団体の取り組みが紹介されましたが、支援団体が遂行するには限界があります。いかに行政と協働するか、国や行政の制度に組み込んでいくことができるか、そのためのアドボカシー(政策提言)活動をどう行うか、が課題として提起されました。 同じ課題意識を持つ各国の参加者同士が意見交換し、お互いの取り組みから学び合うことは、各国で活動する実践者にとって励みとなり力となると感じました。初めての参加でしたが、集まった参加者の熱意を感じた3日間でした。       〜第5回アジア太平洋CBID会議参加報告〜 4. 第5回アジア太平洋CBID会議 ポスター発表報告 特定非営利活動法人 難民を助ける会(AAR Japan) プノンペン事務所 プログラム・コーディネーター 山本 啓太 2023年3月15日から17日の3日間、カンボジアの首都プノンペンにて開催された第5回アジア太平洋CBID会議に参加し、ポスター発表をしてきたため、ご報告させていただきます。 私たちAAR Japanプノンペン事務所では、2013年よりインクルーシブ教育(IE)推進事業を実施しています。障がい児が教育を受けられるように、学校のバリアフリー化や教員への研修、IEの実践を評価するチェックリストの作成および普及等に取り組んでいます。 会議初日の昼食後に行われたポスター発表では、プノンペン事務所が地域の障がい者団体と協力して取り組んでいる活動(地域住民への障がい啓発、バリアフリー公衆トイレの設置、障がい児の個別支援等)について発表しました。発表時間は30分間と限られていましたが、カンボジア、フィリピン、インド、ドイツのNGO、ネパールの国連機関、カンボジアの情報省など多くの参加者が私たちのポスターを見て質問に来てくれました。質問は不就学障がい児の見つけ方や介入の方法など現場での活動に関する内容が多かったのですが、私が日本人であることを伝えると「日本の障がい者の雇用政策はどうなっているのか?」と聞かれ、フィリピン、インドネシアからの参加者と自国の政策について議論する時間もありました。 この国際会議に参加して最初に驚いたことが障がいを持つ参加者が非常に多かったことです。カンボジアで働きだして2年半が経ちますが、大勢の障がい者が一堂に会する場面を見るのは初めてのことでした。また、メインセッション会場の机には英語とクメール語の同時通訳用インカムが置かれており、視覚障がい者の移動にはガイドヘルパーが付き、聴覚障がい者が理解できるようスクリーンで手話を表示される(メインセッションのみ)など全ての参加者に配慮されたインクルーシブなイベントだと感じました。 今回の国際会議はプノンペンでの開催ということで「せっかくなら海外出張したかった」と正直思っていたのですが、いざ参加してみると一緒に仕事をしたことのある現地団体の知り合いが非常に多く、彼らと3日間ともに学び、議論し、食事をする中で関係をさらに深めることができました。この国際会議が示したようなインクルーシブな場所をカンボジア国内で増やしていけるように、今後も現地団体と協力して活動に取り組んでいきたいと思います。 ******************************************************************************** インフォメーション 1.国連障害者の権利条約(UNCRPD)締約国情報 (関連サイト:http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/rights/right.html) 署名国・地域数164/ 締約国・地域数 186 (2023年6月末現在) https://treaties.un.org/Pages/ViewDetails.aspx?src=IND&mtdsg_no=IV-15&chapter=4&lang=en 2.『障害と人権の総合辞典』が出版されました。 『障害と人権の総合事典』(日本障害者協議会(JD)編)が出版されました。障害者権利条約をベースに障害分野を横断した歴史的事典です。 【本事典の特長】 @障害者権利条約を基盤とした章構成 A障害関連の重要文書から抽出した328 の見出し項目 B当事者視点・現場の実態を踏まえ,用語の本質や実践の方向性までを追求した解説 CJDの総力を結集した多様な障害分野・多職種からなる執筆陣 D略語一覧,障害者権利条約目次,事項索引なども充実 日本障害者協議会:編 発行:やどかり出版 ISBN978-4-904185-50-6 発行年月:2023年6月15日 ■ 税込み2,970円(A5判・274頁)送料別 *視覚障害等の理由で読めない購読者のためのテキストデータ引換券付き。 ◆主な目次 第1章  障害者権利条約と国連        第2章  基本的な理念と視点         第3章  法律と制度             第4章  差別禁止              第5章  障害のある女性           第6章  障害のある子ども          第7章  意識の向上             第8章  アクセシビリティ          第9章  交通・移動             第10章 情報とコミュニケーション     第11章 災害と障害            第12章 意思決定              第13章 警察や裁判所などでの人権      第14章 生命と人権 第15章 障害者福祉と自立 第16章 教育 第17章 保健・医療 第18章 リハビリテーション 第19章 労働・雇用 第20章 生活保障 第21章 政治参加 第22章 文化・スポーツ・レクリエーション 第23章 統計・資料 第24章 国際協力 第25章 疾患と障害 第26章 支援方法と人材 第27章 障害者運動 【お問い合わせ】 〒162-0052 東京都新宿区戸山1−22−1  日本障害者協議会 TEL:03-5287-2346 FAX:03-5287-2347 イベント情報 1.第17回「リハ協カフェ」〜第10回国際アビリンピック大会 開催報告〜 2023年7月14日(金) 日本障害者リハビリテーション協会の国際委員会では、コロナ禍においても国際交流の火は消してはいけないとの思いから、関係者への情報提供を行うべく、リモートによる報告会「リハ協カフェ」を立ち上げ、2020年8月より隔月で開催してまいりました。今回は第17回目の開催です。 第17回は、2023年3月22日から25日に開催された第10回国際アビリンピック大会について、日本選手団の派遣元である、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構障害者雇用開発推進部長/当協会国際委員の村田裕香氏よりご報告いただきます。 関係者以外にも広くご参加を募ります。皆様のご参加をお待ちしております。 ◆日時:2023年7月14日(金)13:30〜15:00 ◆会場:リモート開催(Zoom) ◆主催:公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会 ◆参加費:無料 ◆定員:100名 プログラム(敬称略) 13:30-13:35 開会挨拶 君島淳二(公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会 常務理事) 13:35-14:40 報告「第10回国際アビリンピック(フランス・メッス大会)報告」 登壇者:村田 裕香氏(独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構 障害者雇用開発推進部長) 14:40-15:00質疑応答 15:00    閉会 *プログラムの内容に変更がある場合がございます。ご了承ください。 【発表者プロフィール】 ・村田 裕香 氏 (独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構 障害者雇用開発推進部長) 【主な経歴】 ・平成11年4月〜 旧労働省入省 ・平成22年4月〜 ハローワーク飯田橋次長(障害者雇用指導担当) ・平成27年4月〜 厚生労働省職業安定局派遣・有期労働対策部企画課就労支援室長補佐 ・令和2年4月〜 東京労働局需給調整事業部長 ・令和4年4月〜 現職 【申込方法】 以下のサイト、またはFAXにてお申し込みください。 https://www.jsrpd.jp/cafe17/ 申込受付:2023年7月13日(木)15:00まで ※情報保障が必要な方は、7月6日(木)までにお申し込みください。 満員になり次第、締め切りとなりますので、ご了承ください。 お名前、ご所属、ご住所を明記の上、手話通訳、要約筆記、点字資料など必要があれば申し込み時にお知らせください。 参加登録された方へZoomのURLをお送りいたします。  【お申し込み、お問い合わせ先】 《公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会 国際課》 担当:村上・仁尾(にお) 〒160-0052東京都新宿区戸山1丁目22番1号 TEL: 03-5273-0601   FAX: 03-5273-1523    Eメール:kokusai@dinf.ne.jp 2.令和5年度 音声教材の効率的な製作方法等に関する調査研究事業「デイジー教科書の最新利用方法の報告会」 2023年8月4日(金) 公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会は、平成20年度からボランティア団体等と協力して小中学校の発達障害など読みの困難がある児童生徒にデイジー教科書を製作・提供を行っています。令和2年度からGIGAスクール構想で配備が進んだ一人一台の学習者用端末での利用に最適化した、端末のブラウザーだけでデイジー教科書が再生できる新しい配信システムサービスを、昨年度から全利用者向けに開始したところ、利用者が急速に増えています。 本報告会では、この新システムの申し込み方法・利用方法をわかりやすくご紹介します。 また、本協会におけるデイジー教科書以外の副読本等への取り組み等についてもご報告いたします。 皆様のご参加を、お待ち申し上げております。 ■主催:公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会 ■日時:2023年8月4日(金)13:30〜15:00 ■会場:オンライン開催(Zoomウェビナー) ■定員:300名 ■参加費:無料 ■情報保障:希望に応じて要約筆記・手話通訳をご用意します。 ■申込先:https://forms.gle/AAR5ja8EWGVYibMt6 ■締切:2023年7月31日(月) プログラム *内容に変更がある場合がございます。ご了承ください。 13:30-13:35 開会挨拶 君島淳二(公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会 常務理事) 13:35-13:50 日本障害者リハビリテーション協会のデイジーへの取り組みとデイジー教科書の利用申請状況 村上 博行(本協会 情報センター長) 13:50-14:05 ブラウザー再生の紹介 西澤 達夫(本協会 参与) 14:05-14:25 デイジー教科書利用申請方法の紹介 吉広 賢史(本協会 情報センター副センタ―長) 14:25-14:40 デイジー子どもゆめ文庫(児童書)のご紹介 山田 稔子(本協会 情報センター) 14:40-15:00 質疑応答 15:00     閉会 *プログラムの内容に変更がある場合がございます。ご了承ください。 【お申し込み、お問い合わせ先】 《公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会 情報センター デイジー教科書担当》 〒160-0052東京都新宿区戸山1丁目22番1号 TEL: 03-5273-0796(受付時間:平日10時〜16時)   FAX: 03-5273-0615    Eメール:daisy_c@dinf.ne.jp 編集後記 新型コロナウイルスの感染法上の位置づけが「5類」に移行し、障害分野のさまざまな行事や会合も、次第に対面で行われるようになってきました。 一方で、感染も現時点で拡大傾向にあるとのことで、オンラインの会合も並行して開かれています。今号のメルマガでは、そうしたいくつかの会合等のご紹介をさせていただきました。 今年はSDGsの目標年次の中間年に当たり、また第四次アジア太平洋障害者の十年もスタートしました。 さらにJANNETは今年設立三十周年を迎え、4月号で清水会長からご紹介させていただいたとおり、12月の障害者週間には記念行事も企画しています。 これからの取り組みについて、さまざまな機会を通じて皆様とともに話し合っていけますことを、楽しみにしております。 (原田 潔/JANNET広報・啓発委員) JANNET事務局では、会員の皆様よりメールマガジンに掲載する国際活動に関する情報を募集しております。団体会員様のイベント情報などありましたら事務局までご連絡ください。 JANNET障害分野NGO連絡会  〒162-0052 東京都新宿区戸山1-22-1 公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会内 【JANNET事務局直通】 TEL:03-5292-7628 FAX:03-5292-7630 URL: http://www.normanet.ne.jp/~jannet/   以上