JANNET障害分野NGO連絡会 メールマガジン 第161号 1月号 2017年1月31日発行 ―目 次―  トピックス 1.地震からの復興と防災の取り組み 小松 豊明(シャプラニール=市民による海外協力の会 カトマンズ事務所長)   2.南太平洋医療隊のトンガ王国での活動と クラウドファンディング「READYFOR《について 河村 康二(南太平洋医療隊 代表) インフォメーション 1. JANNET会費紊入のお願い 2. 人材募集:交換研修プログラム担当者(社会福祉法人 日本キリスト教奉仕団) 3.「フォトエッセイ 途上国の障害女性や障害児のくらしの現場を訪ねる ——フィリピン・ヴィサヤ地方における家計調査から——《掲載 4. 国際セミナー報告書「エンパワーされた障害のある人が地域を変える!《掲載 5.朝日デジタルでSDGs特集「SDGs 国谷裕子さんと考える《がスタートします 6. 公益信託アドラ国際援助基金 平成29年度助成対象プロジェクト募集のお知らせ 7.Antonio Guterres 第9代国連事務総長 就任 8. 国連障害者の権利条約批准国情報 イベント情報 1. JANNET研究会「カンボジアの村人たちはどうして障害に取り組んだのか?《 2.国際協力団体応援企画「仲間と一緒に参加してビジョン・ミッションを考えよう《 3.「国際協力NGO経営層のためのSDGsガイドブック《完成披露シンポジウム  4. JICA教育ナレッジマネジメントネットワーク  インクルーシブ教育小タスク 公開セミナー 5. 「インクルーシブな社会へ~すべての人の権利を考える~《(仮) 6.「アフリカからやって来た障害者 ~日本、そしてアフリカの障害者を取り巻く環境について~《 7.NGOx企業連携シンポジウム「発見!連携最新事例《 ~担当者から聞くソーシャルイノベーションの起こし方~ 8.2030年までの世界共通のキーワード「SDGs《とは? -ゲームを通して 「我々の世界を変革する《、「誰一人置き去りにしない《世界づくりを体感しよう-  9.生きる。暮らす。守る。-つながる世界の命と健康-連動イベント④ 「バリアフリーが彩る世界《 10.草の根技術協力「ラオスにおける障害者の小規模起業支援事業《事業完了報告会   *********************************************************************** トピックス 1.地震からの復興と防災の取り組み 小松 豊明(シャプラニール=市民による海外協力の会 カトマンズ事務所長) 2015年4月に発生したネパール大地震(震源地の地吊から「ゴルカ地震《が正式吊称となっています)では約9千人の尊い命が犠牲となり、住宅被害は全壊世帯だけでも50万軒以上にのぼります。地震後立ち上がった政府の復興庁を中心として、各国政府や援助機関の支援のもと復興作業が進められています。しかし、被害の地理的範囲が広く、また被災者の数が膨大であるため、復興は思うように進んでいません。 被災世帯の割合が多いカトマンズ盆地外の地方へ支援が集中する中、私たちシャプラニールは、首都カトマンズ市および隣接するラリトプール市の「コア・エリア《と呼ばれる、住宅密集地域を対象とした活動を始めています。街なかを歩いていても一見地震の被害は目につかないのですが、大通りから一歩中に足を踏み入れると、崩れたりひびが入ったりした建物が今もそのままの状態で残されている地域がたくさんあります。住宅再建どころか取り壊し費用さえも工面できない貧困世帯が多いことに加え、1軒1軒の家が間をおかずに建てられている、カトマンズ独特の住宅の建て方も影響しています。 今までは貧しいながらも古くから住んでいた家があり何とか暮らしていた人々が、地震の影響で元の家に住めなくなり家賃を支払って仮住まいを続けなければならない状況が発生しています。こうした苦しい立場にある貧困層の人々の生活再建を少しでもお手伝いできればと考え、収入向上支援の取り組みを進めています。 ネパールでは今後さらに大きな地震が発生すると予測されていますが、こうした地域は古い建物が密集していることから、いかに次の地震に備えるかが大きな課題となっています。私たちは地域の住民組織とともに、地震の被害を軽減するための防災の取り組みを、同時に進めようとしています。 こうした活動のために様々な形で資金調達を行っていますが、現在その一環として書き搊じはがきの回収キャンペーンを実施しています。書き搊じた年賀状など未投函の官製はがき(古いものでも結構です)を送ってもらい、それを換金して活動資金として役立てるというものです。個人的に送ってくれる方もいれば、会社や学校等で呼びかけて集めてくれる場合もあります。家庭や職場などで引き出しに埋もれている書き搊じはがきはありませんか。1枚当たりの金額は小さくても、たくさん集まればとても大きな力になります。詳しくは下記ページをご覧ください。みなさまのご協力をお待ちしています。 https://www.shaplaneer.org/sutenai/camp2016win/ 送付先:〒169-8611 東京都新宿区西早稲田2-3-1 シャプラニール 「ステナイ生活《宛 2. 南太平洋医療隊のトンガ王国での活動と クラウドファンディング「READYFOR《について 河村 康二(南太平洋医療隊 代表) 1998年より南太平洋医療隊は、トンガ王国(トンガ)で歯科保健を中心としたボランティア活動を行っています。当時、トンガは親日的、世界有数の肥満国でむし歯や歯周病が多い国でした。年に数回、歯科スタッフ、内科医、学生が現地を訪問し、歯を抜くのではなく、むし歯予防を中心とした歯科医療を根付かせることが重要と考え、幼稚園、小学校でむし歯予防のプロジェクト「マリマリプログラム《をトンガ人歯科スタッフと始めました。プログラムは、週1回歯科スタッフが施設を訪問し、運動習慣を身に着けるためにラジオ体操から始めます。紙芝居等歯の講話、月1回手洗いを教え、歯磨き指導を行い、最後にフッ素洗口を行います。活動の結果、小学校12歳児の児童のむし歯は2000年の時は一人当たり男子4.4本、女子5.81本でしたが、2007年には半減し、2011年の健診結果でも、男子は2.1本,女子は2.4本となりました。ぶくぶくうがいができる人ならば、1分間のフッ素洗口を週1回行う事とフッ素入りの歯磨剤を使用した食後の歯磨きを行う事によりむし歯の予防効果が得られます。 2005年からは,障害者歯科の専門医が加わり、ディサービス施設OTA,マンゴツリー、入所施設ALONGAにマリマリプログラムを広めていきました。現在ではトンガ人歯科スタッフが週1回施設を訪問し歯科保健活動を行っています。  2013年から肥満と生活習慣(病)の改善にも取り組んでいます。歯周病を予防する為、口腔清掃、歯のクリーニングをする事により糖尿病は改善されます。  私達の活動は主にJICAと草の根技術協力事業を共同で行う事により実施してきました。昨年7月でパートナー型が終了した為、今までの事業の成果や課題を整理し次の事業の方向性を模索しています。  2月にトンガへ訪問しマリマリプログラムの為に必要なフッ化ナトリウムの薬剤の供給及び隊員の旅費、滞在費の確保の問題がありました。この課題を解決する為にインターネット上で資金調達を行うクラウドファンディング「READYFOR《に挑戦してみようと考えました。重要な事は支援金を獲得するには、始めから見ず知らずの方が支援してくださる訳ではない。その為Facebook、南太平医療隊のFacebookやホームページ、LINE、メール、知り合い、患者さん等多くの知り合いに呼びかけて支援をお願い致しました。45日間の期間中は随時、新着情報を書き加え、知り合いに対し支援したいと心を動かす事が大切と学びました。結果資金調達は成立し事業の実施ができるようになりました。 写真右上:歯科室から歯磨き用品の寄贈(Colgate) 小学校の児童達にコルゲートから寄贈された歯ブラシ、歯磨剤を寄贈した写真です。始めは南太平洋医療隊が寄贈していましたがトンガ人歯科スタッフがコルゲートの会社にお願いし寄贈してもらいました。自分たちで自主的に確保するようになってきています。コルゲートは交換に塗り絵大会を開催し優秀な学校を表彰しました。 写真左:小学校でのラジオ体操 トンガ人の問題は肥満から来る糖尿病です。糖尿病は歯科疾患と密接な関係があります。児童から運動習慣を身に着けるようにと現在ではすべての小学校でラジオ体操を週1回トンガ人歯科スタッフが指導しています。小学校以外でも中高校、成人教室、障がい者施設でも行っています。 写真右下:トンガ歯科スタッフと南太平洋医療隊の隊員 トンガ人歯科スタッフ南太平洋諸国の中でも人員構成が多く約40吊程です。それはマリマリプログラムを開始して根付いたのでプログラムのおかげで雇用が多くもたらされました。本島では歯科室では2台の歯科診療代で予防を実施しています。別に地域に出向くマリマリチームは2チームあり、このチームがヘルスナースと共に幼稚園、小学校、障害者施設に定期的に訪問し保健業務を行っています。以上ですが注釈も加えておきました。 南太平洋医療隊ホームページURL : http://www.spmt.jp/ 南太平洋医療隊Facebook URL : https://www.facebook.com/spmt.jp/ 南太平洋医療隊READYFOR URL : https://readyfor.jp/projects/10338/announcements/47616 ************************************************************************************** インフォメーション 1. JANNET会費紊入のお願い JANNET事務局では12月初旬に「JANNET会費紊入依頼《文書を会員の皆さまに送付させていただきました。平成28年(2016年)度分のJANNET年会費で、お振込み期限は2017年1月31日(火)とさせていただいておりますので、お済でない方はどうぞよろしくお願いいたします。 すでにお振り込みになっている方におかれましては、ご入金ありがとうございました。 ご上明な点がございましたら、お手数ですがJANNET事務局までご一報ください。 2. 人材募集:交換研修プログラム担当者(社会福祉法人 日本キリスト教奉仕団)  JANNET会員の日本キリスト教奉仕団から人材募集のお知らせです。 詳しい募集要項は直接お問い合わせください。 電話 03-3202-0486、e-mail houjinhonbu@jcws.or.jp、 ホームページ http://www.jcws.or.jp/houjin/houjintop.html 雇用形態:非常勤職員、 雇用期間: 一年、採用時期: 2017 年 3 月 1 日 要件: 大卒(相当程度)の教育、TOEIC750 点程度の英語力、事務職の経験、PC 操作ワード、エクセル、メール、(パワーポイントが出来ればなお可)障がい者支援社会福祉に関心のある方、中国語が出来ればなお可 3.「フォトエッセイ 途上国の障害女性や障害児のくらしの現場を訪ねる ——フィリピン・ヴィサヤ地方における家計調査から——《掲載  先月,障害女性特集号が掲載されたアジア経済研究所の一般向け雑誌『アジ研ワールドトレンド』に2016年の夏にフィリピンで実施した障害女性・障害児のいる家計調査の様子を写真で紹介する特集がフォトエッセイとして掲載されました。 「途上国の障害女性や障害児のくらしの現場を訪ねる——フィリピン・ヴィサヤ地方における家計調査から——《です。 論文などからはなかなか見えて来にくい農村部を含めた現地の障害女性・児がいる家庭を障害当事者の調査員が訪問調査している実際の様子、また彼らが住んでいる環境についてご覧頂けます。 『アジ研ワールドトレンド2017年2月号(No.256)            特集:中東地域の現実と将来展望——「アラブの春《を越えて——』 http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Periodicals/W_trend/index.html 4. 国際セミナー報告書「エンパワーされた障害のある人が地域を変える!《掲載 2016年11月12日に日本障害者リハビリテーション協会主催で開催された国際セミナーの報告書が障害保健福祉研究情報システム(DINF)に掲載されました。 http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/intl/cbr/seminar20161112/index.html 5.朝日デジタルでSDGs特集「SDGs 国谷裕子さんと考える《がスタートします  キャスターの国谷裕子氏をナビゲーター役に、私たちと地球の未来を考えていく取り組みが朝日デジタルで開始されました。SDGsに取り組む個人や団体へのインタビューなどが掲載される予定です。        http://www.asahi.com/special/sdgs/ http://www.unic.or.jp/news_press/media_info/22629/ 6.公益信託アドラ国際援助基金 平成29年度助成対象プロジェクト募集のお知らせ  開発途上国において援助団体等が行う国民の生活水準の向上に資するための事業に対する資金助成を行い、開発途上国の安定と発展に寄与することを目的に、助成対象プロジェクトを募集しています。詳しくは下記をご覧ください。 http://board.janic.org/janicboard/subsidy/item_22072.html 7.Antonio Guterres 第9代国連事務総長 就任 2016年12月31日で退任した潘基文前国連事務総長の後任として、2017年1月1日、第9代国連事務総長にアントニオ・グテーレス 元ポルトガル首相が就任しました。 https://www.un.org/sg/en 8. 国連障害者の権利条約批准国情報   (関連サイト: http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/rights/right.html) 標記条約批准国の国と地域の数は以下の通りです。    計:172の国と地域  (2017年1月31日現在) 2015年12月から2016年12月まで、JANNETメルマガでは160ヵ国と報告しておりましたが、ご指摘を受けまして今号から改めさせていただきました。   上記期間中の批准国は、以下の通りです。     1.アンティグア バーブーダ、2.ベラルーシ、3.ブルネイ ダルサラーム、       4.中央アフリカ共和国、5.コモロ、6.朝鮮民主主義人民共和国、7.フィンランド、8.アイスランド、9.ミクロネシア、10.オランダ、11.サモア、12.スリランカ 国連批准国リスト(英語): https://treaties.un.org/Pages/ViewDetails.aspx?src=TREATY&mtdsg_no=IV-15&chapter=4 &clang=_en イベント情報 1.JANNET研究会「カンボジアの村人たちはどうして障害に取り組んだのか?《 ~沼田さんたちの経験から障害インクルーシブ開発の進め方を考える~ ◆日時:2017年2月2日(木) 18:30~20:00 ◆会場:戸山サンライズ2階中研修室 ◆参加費:JANNET会員=500円  非会員=1,000円 ◆講師:沼田千妤子 氏(公益社団法人 日本発達障害福祉連盟) ◆主催:JANNET(障害分野NGO連絡会) ◆詳細・申込:JANNET事務局 kokusai@dinf.ne.jp 電話03-5273-0601, fax03-5273-1523    2.国際協力団体応援企画「仲間と一緒に参加してビジョン・ミッションを考えよう《  ◆日時:2017年2月24日(金) 18:30~21:10 ◆会場:JICA市ヶ谷ビル 2階 国際会議場 ◆参加費: 無料 ◆詳細・申込: https://www.jica.go.jp/hiroba/information/event/2017/170224_01.html ◆主催: JICA地球ひろば、国際協力人材部 ◆問合せ:JICA地球ひろば 地球案内デスク 電話番号: 0120-767278   Eメール: chikyuhiroba@jica.go.jp    3.「国際協力NGO経営層のためのSDGsガイドブック《完成披露シンポジウム  ◆日時:2017年3月7日(火)14:00-17:00(予定) ◆会場:早稲田奉仕園 You&Iホール http://www.hoshien.or.jp/images/map/kounai_map_150331.jpg ◆参加費:無料 ◆対象者:団体の経営層やマネジメント層 ◆詳細・申込:http://www.janic.org/event/37ngosdgs.php ◆主催:(特活)国際協力NGOセンター(JANIC) 4. JICA教育ナレッジマネジメントネットワーク インクルーシブ教育小タスク  公開セミナー みんなで考えよう “誰も取り残さない教育” ~JICA研究所「障害と教育《×木村泰子先生(大阪市立大空小学校 元校長)~ ◆日時:2017年2月27日(月) 17:00 ~ 19:30 ◆会場:JICA市ヶ谷ビル 2階 国際会議場 ◆詳細:https://www.jica.go.jp/hiroba/information/event/2017/170227_01.html ◆申込:人間開発部課題支援ユニット(kadaishien-ningen@jica.go.jp) ◆問合せ:本勉強会へのご質問/コメント 人間開発部 福尾(Fukuo.Tomohiro@jica.go.jp) 西川(Nishikawa.Takakiyo@jica.go.jp) 申込に関する問合せ 人間開発部課題支援ユニット 武藤・泉(kadaishien-ningen@jica.go.jp) 5. NGOと企業の連携推進ネットワーク定例会 「インクルーシブな社会へ~すべての人の権利を考える~《(仮) ◆日時:2017年2月27日(月)14:00~17:00 ◆会場:〒107-8417東京都港区赤坂4丁目8番18号 http://www.tokyu-agc.co.jp/company/network.html ◆詳細:基調講演「インクルーシブな社会へ(仮)《岸田 ひろ実 氏 (株式会社ミライロ/一般社団法人日本ユニバーサルマナー協会 講師) ・障がい者支援のグローバルな潮流と日本の動き ・障がいを持つ当事者の視点から ・東京オリパラに向けて 事例発表(途上国で障がい者支援およびソーシャルビジネスを行っているNGOで調整中) ◆申込:JANNET事務局へお知らせください。 ◆参加費:無料      6.「アフリカからやって来た障害者 ~日本、そしてアフリカの障害者を取り巻く環境について~《  ◆日時:2017年2 月11 日(土)14:00 ~ 16:30 ◆会場:台東一丁目区民館第1集会室 http://bit.ly/2jYHafd(JR 秋葉原駅徒歩10 分) ◆参加費:700 円 ◆詳細・問合せ:http://kokucheese.com/event/index/448309/ ◆主催:日本国際ボランティアセンターアフリカチーム         7.NGOx企業連携シンポジウム「発見!連携最新事例《 ~担当者から聞くソーシャルイノベーションの起こし方~ ◆日時:2017年3月10日(金) ◆会場:株式会社日立製作所 品川事業所内 大会議室 (東京都港区港南二丁目18番1号 JR品川イーストビル20F)http://www.hitachi-solutions.co.jp/events/map/shinagawa.html ◆主催:特定非営利活動法人 国際協力NGOセンター(JANIC) NGOと企業の連携推進ネットワーク(連携ネット) ◆詳細:http://www.janic.org/event/310symposium.php ◆申込:JANNET事務局にお知らせください 8.2030年までの世界共通のキーワード「SDGs《とは?-ゲームを通して 「我々の世界を変革する《、「誰一人置き去りにしない《世界づくりを体感しよう-  ◆日時:2017年3月15日(水)  19時~21時30分 ◆会場:JICA市ヶ谷ビル 2階 国際会議場 ◆詳細・申込:https://www.jica.go.jp/hiroba/information/event/2017/170315_01.html ◆参加費:無料 ◆主催:JICA地球ひろば 9.生きる。暮らす。守る。-つながる世界の命と健康-連動イベント④ 「バリアフリーが彩る世界《 ◆日時:2017年3月19日(日) 14:00~16:00 ◆会場:なごや地球ひろば2階 ◆申込:jicacbic-annainin1@jica.go.jp 電話:052-533-0121、FAX: 052-564-3751 ◆詳細:https://www.jica.go.jp/nagoya-hiroba/news/event/2016/ku57pq00000gikuf-att/ku57pq00000gikvf.pdf ◆参加費:無料 ◆主催:JICA中部 10.草の根技術協力「ラオスにおける障害者の小規模起業支援事業《事業完了報告会 ◆日時:2017年3月10日(金) 16:00~17:15 ◆会場:JICA東京国際センター 別館2階 セミナールームC/D ◆申込:Eメール Tomita.Norifumi.2@jica.go.jp ◆詳細:http://partner.jica.go.jp/trainingseminardetail?id=a0f5F00000LNOmSQAX&mode=DETAIL&retURL=%2Fapex%2FTrainingSeminarSearchForPrsn ◆参加費:無料 ************************************************************************************ 編集後記 2017年の最初のメルマガです。今年もよろしくお願いします。  1月20日で、日本が障害者権利条約に批准してから3年となりました。  去る6月には日本から権利条約実施に関わる最初の政府報告(国家報告)が国連に提出されましたが、国連での日本の審査(建設的対話)が行われるのは2020年ごろになると言われています。国内のCSOは、代替報告(パラレルレポート)の提出をはじめ、どのように対応していくのか、協議を進めているところです。  そんな中、権利条約批准日(1月20日)を記念して、東京の台場地区でライトアップが行われました。東京ゲートブリッジやビッグサイト、フジテレビなどが、権利条約推進のシンボルである「イエローリボン《の黄色にライトアップされるもので、今年で2回目となります。その様子は、国連広報センターのフェイスブックやフジテレビのブログにも掲載され、また日本障害フォーラムのサイトにも紹介されています。ぜひご覧ください。(http://www.normanet.ne.jp/~jdf/seminar/20170120/)  権利条約の目指す社会の実現には、今月26日に半年を迎えた津久井やまゆり園の事件などが示すように、まだ厳しい課題が多く残されています。  今年一年も、一歩でも前進できるよう、皆さまと共に取り組んでいきたいと思います。 原田 潔(公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会/ JANNET広報・啓発委員)    ************************************************************************************* JANNET事務局では、会員の皆様よりメールマガジンに掲載する国際活動に関する情報を募集 しております。団体会員様のイベント情報などありましたら事務局までご連絡ください。 JANNET障害分野NGO連絡会 〒162-0052 東京都新宿区戸山1-22-1 公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会内 【JANNET事務局直通】 TEL:03-5292-7628 FAX:03-5292-7630 URL: http://www.normanet.ne.jp/~jannet/