JANNET メールマガジン通巻100号記念号(保存版) 障害分野における民間団体ネットワークの歩み + JANNET(障害分野NGO連絡会) 2011年11月 ++ 目次 + 挨拶 2 会長 2 前会長 3 現役員 4〜8 協力者からのメッセージ 9 マヤ・トーマス氏(「障害、CBRとインクルーシブ開発」編集長) 9 ノーマン・カーン氏(開発における障害センター(CDD)理事長) 10 アルビナ・シャンカール氏(モビリティ・インディア所長) 11 熊田 芳江氏(社会福祉法人 こころん施設長) 12 大橋 正明氏(特定非営利活動法人 国際協力NGOセンター(JANIC)理事長) 13 JANNETの活動記録 14 研究会・研修会 14〜18 JANNET刊行物一覧 19 ++ 挨拶 + 松井 亮輔・JANNET会長 ●JANNETメルマガ100号を記念して  この11月には、JANNETメールマガジン第100号が発行されることをこころからうれしく思います。障害分野NGO連絡会(JANNET)が1993年12月に設立されてから2002年までの9年間は、年4回のニュースレターが発行されていましたが、2003年10月にメルマガになってからは毎月発行されることから、その情報量はニュースレター時代と比べ、格段に増えたばかりか、はるかに多くの方々に情報を提供できるようになったこと、またそのことを通してより多くの方々にJANNETの活動を知っていだだけるようになったのではないでしょうか。  ニュースレターからメルマガにかわった前年の2002年は、前年の12月に国連総会で設置が決議された、障害者権利条約について検討するための特別委員会が活動を開始した年です。同委員会で起草された障害者権利条約案が2006年12月の国連総会で採択され、2008年5月には発効。現在では100カ国以上がその条約を批准しています。この権利条約に象徴されるように、従来支援の客体とされてきた障害のある人びとが、権利の主体となったこと、それに伴って国際協力においても協力の担い手とも位置づけられるようになったことは、画期的なことといえます。それをさらに推進ためにも、「国際協力が、障害者にとってインクルーシブかつアクセシブルであることを確保すること」(障害者権利条約第32条)がきわめて重要です。そのことをこのメルマガでも積極的に発信する必要があることを、この機会にあらためて確認しておきたいと思います。 公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会/JANNET会長 山口 薫・JANNET初代会長 ● お祝いの言葉 JANNETメルマガ100号記念号の刊行おめでとうございます。 何時も貴重な最新情報を掲載していただき大いに利用させていただいており、改めて感謝申し上げます。 1945年に第2次大戦が終わってから、日本では奇跡的といってもいい70年近い平和が続いています。しかし、世界のあちらこちらでは未だに戦争や地域紛争が続いており、その底には、人種、宗教、身分などの差別が根強く残っていることがあるように思います。  障害についての偏見、差別も例外ではありません。「障害者基本法」のこれまでの経過では、障害の種別間での差別さえありました。  そんな中で、障害の種別を越えて、民間の関係組織が一つにまとまって活動を展開してきたJANNETの活動はまことにすばらしいことであります。私の後を引き継いで発展に貢献されている松井会長初め、事務局、特にメルマガ編集の皆様に厚く感謝申し上げると共に、今後も、200号、300号を目指して一層のご活躍を祈っております。 JANNET前会長 + 現役員 ●田中 徹二 日本点字図書館/JANNET副会長  日本点字図書館では、1994年からマレーシアを中心に点字書を作る技術指導をしてきました。当初は孤独な国際協力でしたが、JANNETに加入して、障害分野のさまざまな情報が入るようになり、視野が広がって感謝しています。 ●青松 利明 国際視覚障害者交流・協力ネットワーク(JIBEC)/JANNET広報・啓発委員会 副委員長  私はJANNETにちょうどこのメールマガジンの発行が始まった頃から関わるようになり、編集にも参加させていただいています。読者としても、編集担当としても毎回メルマガをとても楽しみにしています。今後も微力ながらよりよい内容をめざしてご協力させていただきたいと思います。 ●石橋 英恵 (社)日本作業療法士協会/JANNET研修・研究委員会 委員  この度は、JANNETのメールマガジン100号の発行を心よりお祝い申し上げます。  今後も、国内外を網羅する障害者支援へのネットワーク組織としてのご活躍を祈念いたします。 ●田口 順子  (社)日本理学療法士協会/JANNET研修・研究委員会 委員長  メールマガジンの発行がついに100号、これまでにご尽力なさった中西由起子広報委員長をはじめ委員の方々に感謝と敬意を表します。 紙面による情報提供も大切ですが、JANNETがいち早くメールによる広報活動を取り入れたことによって、JANNETのメインテーマ、CBRと障害、開発に対する活動の共通理解が深まったと感じています。 英語版メールマガジンの発行もJANNETならではのもので、これから益々の国際的展開が楽しみです。 ●伊藤 智典 (社)日本理学療法士協会/JANNET広報・啓発委員会 委員  このたび、皆様のおかげでメールマガジン第100号の発刊を迎えることが出来ました。広報啓発委員会の1人として「万人の為の社会」づくりを目指し、より一層、邁進してまいります。今後ともどうぞ宜しくお願いします。 ●古西 勇 (社)日本理学療法士協会/JANNET広報・啓発委員会 委員  JANNETの「NET」は「ネットワーク」、つまり節点と経路からなり、流れやつながりがあるものです。節点は会員の団体や個人であり、「心の準備」のある人々に最新の情報や機会を提供し、つながりを強めてもらうための手段の一つがメールマガジンです。これからも、多くの人々のつながりを強め、力を結集させる、活きたネットワークとして発展することを願います。 ●清水 香子 (財)アジア保健研修財団(AHI)/JANNET研修・研究委員会 委員  JANNETとのかかわり、そしてそこでの様々な出会いが、私、そして私が所属するAHIが、地域づくりと障害のあり方に向き合う機会を作り、広げていることを実感しています。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。 ●田畑 美智子(社福)日本盲人会連合/JANNET財務・組織委員会 委員長  世界盲人連合に関わるようになり8年になります。同アジア太平洋地域協議会での活動、デンマーク政府開発援助によるプロジェクト、そしてジャネットの活動や皆さんの経験や知識から、本当に色々なことを学んでいます。こうした経験を活かして、今以上に世界中の視覚障害者と前に進んで行きたいと願っています。 ●中西 由起子 アジア・ディスアビリティ・インスティテート(ADI)/JANNET広報・啓発委員会 委員長  障害者基本法にもやっと国際協力が含まれました。JANNETの会員はアジアへとネットワークを広げ、その経験や技能を提供してきました。いよいよ我々の時代です。メルマガでもっと皆様の活動を語ってください。 ●沼田 千、子 (社)日本発達障害福祉連盟/JANNET研修・研究委員会 副委員長  100号をまとめれば数百のレポートとインフォメーションの集積となり、一つ一つを並べれば日本の障害分野NGOの歩みを表してくれる。まさに、メルマガは宝の山! ●福山 博 (社福)東京・ヘレンケラー協会/JANNET財務・組織委員会 委員  機関誌をハードコピーから、電子化してメルマガにしようという議論から、100号ですか?「光陰矢のごとし」と同時に、「継続は力なり」という言葉が思い起こされます。広報委員の方々のますますのご精進を願います。 ●原田 潔  公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会/JANNET広報・啓発委員会 委員  これまで100号積み重ねてきた、さまざまな人たちのつながりを思い起こします。MDGsやアジア太平洋障害者の十年なども節目を迎えつつある今、新たな取り組みを進めていきましょう! ●野際 紗綾子 難民を助ける会/JANNET財務・組織委員会 副委員長  このたびは、JANNETメルマガ第100号の刊行を、大変嬉しく、心強く存じます。  障害の有無にかかわらず支え合える社会の実現に向けて、これからも、有益な情報やメッセージを拝読できることを楽しみにしております。 ●安川 雄二 きょうされん/JANNET監事  東日本大震災やタイの大洪水など地球規模での天災が続いており、その度に障害のある人々が大きな困難を背負わされています。このような時期だからこそ、障害分野のNGO組織の連携を深めていくことが重要だと思います。 ●上野 悦子 公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会/JANNET事務局長  メールマガジン100号の達成は、役員の皆様のご尽力と会員の皆様の支えがあったからこそ。CBRが目指す、障害がインクルーシブな開発で欠かせないのは多分野間での連携です。JANNETでも多くの方々との連携のための場づくりをさらに進められるよう、皆様と歩んでまいります。 ++ 協力者からのメッセージ + ●マヤ・トーマス氏;Dr. Maya Thomas, Disability, CBR and Inclusive Development, Editor. My congratulations to JANNET on the publication of the 100th issue of the E-Magazine! It has been a great privilege and honour for me to have been associated with JANNET members for more than a decade, on capacity building and information dissemination related to disability, community based rehabilitation and inclusive development. In a field where networking and exchange of resources are key to growth and development, the efforts of JANNET are highly laudable. The 100th issue of the E-Magazine is a great milestone to have reached, and my good wishes are with JANNET as they continue their efforts in the future. マヤ・トーマス博士、「障害、CBRとインクルーシブな開発」編集長、インド 第100号メールマガジン発行に際して、JANNETへ私の祝辞を述べさせていただきます! 障害、地域に根ざしたリハビリテーション(CBR)とインクルーシブな開発に関連した、キャパシティ開発と情報の普及に関して、私が10年以上の間JANNETのメンバーと関係していたことは、大きな特権と名誉でありました。情報資源のネットワークとやり取りが組織の成長と発達への鍵である分野において、JANNETの努力は、非常に賞賛に値します。メールマガジン第100号は、到達した大いなるマイルストーンです。そして、将来もその努力を惜しまないであろうJANNETに私は親愛感を持ち続けます。 JANNETとのかかわり マヤ・トーマス博士、「障害、CBRとインクルーシブ開発」編集長、インド  CBRでは世界的に著名なマヤさんは2002年と2003年に国際会議での講演のため来日しました。2003年にはJANNETの研修会にお招きし、CBRに関するシャープな課題提示と示唆に富んだ講演をしていただきました。また、2010年にインドのバンガロールでCBRを学ぶ現地研修会では、研修受け入れ先のご推薦等企画に関してご協力をいただきました。 ●ノーマン・カーン氏;A. H. M. Noman Khan, Centre for Disability in Development (CDD), Executive Director. On behalf of Centre for Disability in Development (CDD), I congratulate the Japan NGO Network on Disabilities (JANNET) for the hundredth anniversary of producing email magazines. The JANNET has been proactive to promote the rights of persons with disabilities since 1993. The JANNET continually supports to develop capacity of various organizations through exchanging information and other related cooperation. CDD deeply appreciates for the tremendous efforts of JANNET to produce monthly email Magazine regularly. We expect that the JANNET will continue its' support promoting the rights of persons with disabilities through creating opportunities of sharing relevant information, concepts and research findings. A. H. M. ノーマン・カーン、開発における障害センター(CDD)、理事長、ダッカ、バングラデシュ 開発における障害センター(CDD)を代表して、障害関連NGO連絡会(JANNET)がメールマガジンの第100号発行の記念日に際して私から祝詞を述べさせていただきます。JANNETは、障害のある人の権利を促進するために1993年より主導的な役割を果たしてきました。いろいろな組織が、情報と協力の絶え間ない交流を通じて、JANNETにより支えられ、キャパシティを向上させています。毎月、定期的にメールマガジンを発行しているJANNETの素晴らしい努力に対して、CDDは深く感謝します。我々は、適切な情報と概念、調査結果を共有する機会を生み出すことを通して障害のある人の権利を促進している、その支援をJANNETが続けていくことを期待します。 JANNETとのかかわり A.H.M.ノーマン・カーン、開発における障害センター(CDD)理事長、ダッカ、バングラデシュ  CDDとJANNETの関わりは2005年にナズムル・バリさんの講演会、2007年にはアビディン・カーンさん、そして2008年にはノーマン・カーさんご自身にご講演いただきました。2008年にはCDDの全面的なご協力によりバングラデシュのコミュニィ活動を学ぶ現地研修会を実施しました。2010年にマグサイサイ賞を受賞されたことは大変うれしいニュースでした。 ●アルビナ・シャンカール氏;Albina Shankar, Mobility India, Director. Congratulations on the 100th Email-magazine!!! Mobility India (MI) was honored to interact and share with the members of Japan NGO Network on Disabilities (JANNET) when they chose to visit a few NGO's in Bangalore implementing community based activities for people with disabilities (CBR). MI's experience of implementing CBR programmes provides practical lessons learned and methods to the wider development and highlighted that CBR need to be implemented through the combined efforts of people with disabilities themselves, their families, and their organisations as primary stakeholders with a multi sectoral approach. This approach seeks to ensure that all individuals are supported in their own communities, enjoy equal rights and opportunities as other members in the society. We had a very good sharing and learning of experiences with Ms. Etsuko Ueno, Ms. Chiyoko Numata and their team members. It was nice to have these interactions and work collaboratively to bring our learning to strengthen the larger Asia-Pacific Network so that many organisations benefit in making a change for an inclusive society for people with disabilities. Congratulations on the 100th Email-magazine!!! アルビナ・シャンカール、モビリティ・インディア所長、インド 第100号のメールマガジン、おめでとうございます!!! モビリティ・インディア(MI)は、障害関連NGO連絡会(JANNET)のメンバーがバンガロールで障害のある人たちのための地域に根ざしたCBRの活動を行っているいくかのNGOを訪れることとした際に、光栄にも対話と情報の共有を行うことができました。MIはCBRプログラムを実施してきた経験から、実際に学んだことと手法を、より広く開発に提供します。そして、JANNETの皆さんに強調させてもらったのは、CBRは、障害のある人たち自身と彼らの家族、彼らの組織が、主要なステークホルダーとして、力を合わせることを通して多領域アプローチにより実施される必要があるということです。このアプローチは、全ての個人が彼ら自身のコミュニティで支えられて、社会の他のメンバーと対等の権利と機会を享受することを確実にしようとするものです。バンガロールの私たちを訪れてくれた上野さんと沼田さん、他の同行者の皆さんに接して、大変よい情報交換と経験の共有ができました。これらの対話を持てたことは嬉しいことでした。そして、障害のある人たちのためのインクルーシブな社会への変化において多くの組織が恩恵を受けられるように、アジア太平洋におけるより大きなネットワークを強化するために私たちが学んだことを持ち寄り、協力して働くということは素晴らしいことです。第100号のメールマガジン発行、おめでとうございます!!! JANNETとのかかわり アルビナ・シャンカール、モビリティ・インディア所長、インド  マヤ・トーマスさんのご紹介で、2010年にインド、バンガロールにおけるJANNET研修会でご協力いただきました。同団体が貧困削減にも取り組んでいるお話を伺い、都市スラムでのCBRプログラム見学をアレンジして下さいました。2012年にインドで開催される、第一回グローバルCBR会議開催では事務局の重責を担われます。 ●熊田 芳江氏 社会福祉法人 こころん施設長  「住み慣れた地域で働き暮らしたい」という当たり前のことが、障害や病気、地域格差や貧困などによって保障されない人々への支援を続けてこられたJANNETの活動に大変頭の下がる思いです。 今年の3月私たちが住む東北地方は、1000年に一度という地震と津波によって多くの人々の命が奪われました。そのうえに福島は原子力発電所の爆発による甚大な被害が加わり、人類がこれまで経験したことのない災害に見舞われました。  「こころん」ではお見舞いのメッセージや義援金など全国のたくさんの方から大きな力を頂き、心から感謝いたします。 放射能による被害はまったく実態がありません。どこまで危険なのか、情報だけが右往左往しています。しかし怖いのは風評被害です。何気ない言葉が当事者にとっては大きな傷となり、恐怖となって復興を妨げます。  私たちは体験しました。差別や偏見はどんなところにも存在すること、そしていつその立場が逆転するのかわからないこと、暖かい愛ある言葉や行動が大きな力になること。  JANNETの活動はこうした社会的偏見よって作られた障害や地域格差を、その地域に住む人々の暮らしに合った社会を取り戻すための活動であり、皆さんの活動は支援を受けられた人々の大きな力となりすばらしい活動に発展しています。 皆様の安全を願い、志の高い皆様と出会えたことに感謝しています。 JANNETとのかかわり 熊田芳江氏 社会福祉法人 こころん施設長  福島県泉崎村にあるこころんとは就労関係の国際研修で受け入れていただいたことが縁で、2009年にはJANNET研修会で訪問し、地域づくりと障害者支援を統合した活動を学ぶ機会になりました。CBRガイドラインに日本の好事例として紹介されています。2011年3月11日の東北大震災と福島原子力発電所の事故の影響についてJANNET総会でもお話いただきました。 ●大橋 正明氏 特定非営利活動法人 国際協力NGOセンター(JANIC)理事長 JANNETのメールマガジン100号の発行、心よりお祝い申し上げます。  日本の国際協力NGOは大よそ五百団体ありますが、障害分野に関わるNGOの数は多くありません。こうした状況の中で、JANNETは1993年に発足以来、常に質の高い活動を行い、また障害分野を専門としないNGOとも積極的に交わり、大きな貢献をされてきました。改めて感謝申し上げます。  貴団体の高い質は、CBRやCBIDの考え方を先進的に紹介したり、アジアの関係団体と密接な関係を保ったり、権利ベースの考え方を取り入れる、といったことに表れていると考えています。  間もなく創設20周年を迎えるJANNETの活動が一層充実し、障害分野及び他の国際協力の諸分野にもよい刺激と導きを与えてくださることを、これまで以上に期待しています。同じネットワーク団体として、手を携えて進んでいきましょう! JANNETとのかかわり 大橋正明氏 特定非営利活動法人 国際協力NGOセンター(JANIC)理事長  JANICはあらゆる専門領域での国際協力に携わるNGOを支援するNGOです。JANNETは2008年から正会員になったことで、障害以外の様々な国際交流や国際協力活動で活動する団体との交流の機会が増えました。2011年10月には、JANICのアカウンタビリティ・セルフチェックを受けて承認されました。様々な支援をしてくれるありがたい存在です。 ++ ●研究会・研修会 番号. 開催年月日, テーマ, 講師(所属等). + A. 研修会 A-1. 2001/01/28, CBRキャパシティ・ビルディングセミナー―地域参加型リハビリテーションの理解と実践―, 渡邊雅行(日本CBRネットワーク). A-2. 2002/01/20, 貧困と参加「力の剥奪(deprivation)から「非排除型(inclusive)開発へ, 穂坂光彦(日本福祉大学経営学部). A-3. 2003/08/27, CBR(地域に根ざしたリハビリテーション)−現在の傾向および将来への試みに関する議論, マヤ・トーマス(障害政策アドバイザー). A-4. 2005/03/06, 精神障害と国際協力, 蟻塚亮二(精神科医). A-5. 2005/06/26, ネパールの農村に暮らして, 垣見一雅(OKバジ). A-6. 2008/03/1-5, 「開発における障害」バングラデシュ現地研修会, ノーマン・カーン他(CDD(開発における障害センター)). A-7. 2009/03/10-11, 福島県泉崎村における地域おこしと障害者支援, 熊田芳江(NPO(現在社福)こころん施設長). A-8. 2010/01/16-23, インド、バンガロールにおけるCBR現地研修会, マヤ・トーマス, ラマ・チャンドルー(Mobility India, BasicNeeds). + B. 研究会 B-1. 1994/06/20, カンボジアの現状と協力活動;@農村の現状と課題, サリン・キム, ホン・アン(アジア保健研修所), A車いす関連活動について, 小松博史(難民を助ける会), B義肢に関するNGOの動き, 澤村誠志(国際義肢装具連盟(ISPO)). B-2. 1995/01/17, インドネシアでの活動; @CBR研修事業, 星野侃司(こども未来財団), ACBR創業者ワークショップへの協力, 津山直一(日本障害者リハビリテーション協会), B日本理学療法士協会の活動, 久野研二(日本理学療法士協会), Cソロ・リハビリテーションセンターへの協力を中心に, 松井亮輔(日本障害者雇用促進協会). B-3. 1995/06/08, CBRについて; @CBR研究―歴史と今日的課題, 小林明子(国際CBR研究会), A概念と実践, 中西由起子(アジア・ディアビリティ・インスティテート). B-4. 1995/12/5, 職業分野におけるCBR; @インドネシアの体験から, 丹羽勇(元ILO), Aフィリピン・ネグロス島におけるCBR, 中西由起子(アジア・ディアビリティ・インスティテート). B-5. 1996/05/27, @NPO法案の概要・今後の動き, 松原明(市民活動を支える制度を作る会), A民間団体にとってのNPO法案の役割, 中西正司(ヒューマンケア協会). B-6. 1996/12/16, 「障害分野における研修活動の評価を考える」加盟団体よりの報告, 池住義憲(アジア保健研修所); @アジア・ディアビリティ・インスティテート, 中西由起子, A日本キリスト教奉仕団―アガペ身体障害者作業センタ―, 飯島蘭子, B日本理学療法士協会, 小林義文, C日本発達障害福祉連盟, 沼田千、子. B-7. 1997/06/03, 「障害分野における研修活動の『評価』を考える PartU」―ラオスでの住民参加型農村開発における『評価』の試み, 磯田厚子(日本国際ボランティアセンター). B-8. 1997/12/11, 報告; @JICAの国民参加型協力推進調査「障害者の国際協力への参加」, 岩波和俊(JICA東京国際研修センター), A全日本ろうあ連盟の国際協力活動, 大槻芳子(全日本ろうあ連盟), B日本点字図書館の国際協力活動, 田中徹二(日本点字図書館), C国立リハセンターにおける国際協力活動, 植村英晴(国立リハセンター国際協力室). B-9. 1998/06/15, 国際障害分類(ICIDH)東京改定会議について, 佐藤久夫(日本社会事業大学). B-10. 1998/11/17,設立5週年記念セミナー「21世紀におけるCBRと国際協力」, ディビド・ワーナー(プロヒモ(米国)). B-11. 1999/06/07, 今後の障害分野における協力事業の展開―助成のあり方をめぐって, 松井亮輔(JANNET会長, 北星学園大学). B-12. 2000/01/17, @よりよいNPO活動をめざして, 松井亮輔(JANNET会長), ANPO法成立後のNPO活動, 松原明(市民活動を支える制度を作る会), BJICAのNGO支援に関する2つの新しい援助計画(開発福祉支援事業、開発パートナー事業), 山内康弘(JICA国内事業部国内連携課). B-13. 2000/06/05, IT革命は社会をどう変えるかー国際協力活動への影響, 河村宏(日本障害者リハビリテーション協会情報センター). B-14. 2001/01/09, 開発と評価, 源由理子(アーユス仏教国際協力ネットワーク). B-15. 2001/06/25, ICIDH改訂について, 上田敏(WHO国際障害分類日本協力センター, 日本障害者リハビリテーション協会). B-16. 2002/05/14, 東チモールの障害者の現状を聞く会, 長田こずえ(国連ESCWA(西アジア経済社会委員会)). B-17. 2002/06/02, CBRにおける主体的参加型村落評価法(PRA)の実践, 大澤諭樹彦(秋田大学医療技術短期大学理学療法科). B-18. 2003/02/15-16, ワークショップ「CBRの国際的動向」, マルコム・ピート, ジーン・エドモンド(カナダクィーンズ大学). B-19. 2003/03/08, JANNET幹部合宿「設立からこれまでの振り返りと今後の課題をどう発展させるか。」, 池住義憲. B-20. 2003/06/08, 「戦争と障害」―会員団体によるアフガニスタン, カンボジアにおける地雷除去や地雷撲滅キャンペ-ンについて, 紺野誠二(難民を助ける会), 加藤美千代(JCBL), 北川泰弘(プノンペンの会). B-21. 2003/10/25, プロヒモCBR見学報告会, 田口順子(日本理学療法士協会). B-22. 2004/01/18, 世界の活動報告; @コソボからの報告, 高松美穂(PT協会), Aフィリピンからの報告, 吉田美穂(OT協会), Bエジプトからの報告, 沼田千、子(日本発達障害福祉連盟), C飛騨高山市のバリアフリー観光の取り組み, 上野悦子(日本障害者リハビリテーション協会). B-23. 2004/06/06, 国際障害NGOの目指すこと―障害者権利条約制定に向けてー, 中西由起子(アジア・ディアビリティ・インスティテート), 小椋武男(全日本ろうあ連盟), 松友了(全日本手をつなぐ育成会), 指田忠司(日本盲人会連合), 松井亮輔(日本障害者リハビリテーション協会). B-24. 2004/06/06(上記研究会直後に開催), ネパールにおける障害者エンパワメントの現状と課題, 渡邊雅行およびネパールの関係者(日本CBRネットワーク). B-25. 2005/01/22, アフリカのコミュニティと障害者; @アフリカへの国際協力の現状, 鍋屋史朗(JICA東京国際センター), A村落開発普及員としての体験報告inアフリカ, 星野明彦(JICA無償資金協力部), B作業療法士としての体験報告in マラウィ, 河野眞(国際医療福祉大学). B-26. 2005/11/05, 開発への障害のインクルージョン; @障害と貧困―CBRのダイナミックス, 長田こずえ(国連ESCAP社会問題担当), A開発への障害のインクルージョン, バングラデシュ, ナズムル・バリ(CDD(開発における障害センター)), B開発への障害のインクルージョン, フィリピン, ベンジャミン・ゴビン(ハンディキャップ・インターナショナル). B-27. 2006/01/21, CBRの課題への取り組み; @カナダにおけるCBR人材養成コース, 高松美穂(郡山健康科学専門学校), ACBRの持続性を考える―インドネシア, ソロの実例, 大澤諭樹彦(秋田大学医学部保健学科). B-30. 2006/08/26, アジアの視覚障害者との交流, 田中徹二, アジアの視覚障害者(日本点字図書館). B-31. 2006/09/03, 開発と開発へのインクルージョン活動―南アジアを事例に―, 下澤嶽(国際協力NGOセンター), 沼田千、子(日本発達障害福祉連盟), 上野悦子(日本障害者リハビリテーション協会). B-32. 2007/07/19, ウガンダ国内および世界の地雷問題の現状, マーガレット・オレク(ULSA(ウガンダ地雷生存者協会)). B-33. 2007/10/09, 開発における障害―バングラデシュを深める―, アビディン・カーン(CDD(開発における障害センター)). B-34. 2007/11/19, 障害の開発へのメインストリーミングをテーマとする意見交換会, 長田こずえ(国連開発政策課シニアマネージメント担当). B-35. 2008年度, JANNET翻訳『CBR』に基づく「CBRと開発」の勉強会T; @06/16(第1回)11章「政策・戦略。サービス事業」, 山崎眞由美(アジア保健研修所) A08/04(第2回)1−4章, 田口順子(日本理学療法士協会), B09/23(第3回)8章「教育」, 古西勇(新潟医療福祉大学), C12/22(第4回)10章「研究」, 河野眞(国際医療福祉大学), D02/02(第5回), 7章「評価」, 沼田千、子(日本発達障害福祉連盟). B-36. 2009年度,「CBRと開発」の勉強会U; @07/11(第1回)バングラデシュにおける開発の経験から障害を考える, 白幡利雄(シャプラニール=市民による海外協力の会), A10/11(第2回)ウズベキスタンでの事例からCBRの課題を学ぶ, 河野眞(国際医療福祉大学). B-37. 2010/08/27, 開発途上国の被災者のために私たちができることー災害による障害者に対するCBRを通した支援, 阪本真由美(人と防災未来センター), ナワン・タカリニ(理学療法士, インドネシア), 野際紗綾子(難民を助ける会). B-38. 2011/08/01, CBID, CBRガイドラインの概要, 上野悦子(日本障害者リハビリテーション協会). B-39. 2011/09, 2010年CBRガイドライン会議報告会, 平本実(ワールド・ビジョン・ジャパン), 野際紗綾子(難民を助ける会). B-40. 2011/10/29, 日本の地域福祉とCBID/CBR―街ぐるみの包括的福祉に向けて―, 戸枝陽基(NPOふわり・社福むそう), ファシリテーター; 石本馨(日本福祉大学), 清水香子(アジア保健研修所). + C. 共催セミナー C-1. 2001/10/12, CBR講演会「障害をもつ人の地域参加と自立」, アジア保健研修所・名古屋大学・日本CBRネットワーク(共催), マラトモ・スキルマン(CBR開発研修センター, インドネシア), 石本馨(日本福祉大学), 渡邊雅行(中部学院大学). C-2. 2010/02/15, 南インド―アンドラプラデッシ州における障害者の貧困削減事業:障害者の自助グループとその連合体の構築, 世界銀行情報センター(PIC東京)共催, 高嶺豊(琉球大学), ラル・ダス(アールエム単科大学), チャパル・カスナビス(WHO障害とリハビリテーション部門), 他. C-3. 2010/11/01. 視覚障害分野の開発プロジェクト―デンマーク盲人協会の経験より―, 世界銀行情報センター(PIC東京)共催, ミケール・ベラーズ・マーセン(デンマーク盲人協会プロジェクトコーディネーター) 他, コーディネーター; 田畑美智子(日本盲人会連合). ++ ●JANNET刊行物一覧 番号. 書名(刊行年), 販売価格(在庫のある場合). # 1. JANNET設立5周年記念セミナー―21世紀におけるCBRと国際協力― 1996年報告書(1998年). # 2. JANNET研修会: CBRキャパシティ・ビルディングセミナー報告書(2001年). # 3. 研修会報告書「福祉と開発の接点」報告書(2002年) # 4. 研修会「CBRの最近の動向について」報告書(2004年), 1,000円. # 5. ワークショップ「CBRの国際的動向」報告書(2006年), 1,000円. # 6. 研修会「ネパールの農村に暮らして」報告書(2005年), 500円. # 7. 研究会「開発への障害のインクルージョン」報告書(2005年), 1,000円. # 8. JANNET十年の歩み(2006年). # 9. 研修会「開発と障害―南アジアのNGOから学ぶ」報告書(日本障害者リハビリテーション協会共催)(2007年). # 10. 『CBR 地域に根ざしたリハビリテーション:障害のある人の完全参加を目指すシステムづくり』(2008年, マルコム・ピート著"CBR"の翻訳, 明石書店), 2,400円. # 11. 福島県泉崎村「こころん」現地研修会報告書(2009年), 500円. # 12. 研究会「開発途上国の被災者のために私たちができること―災害による障害者に対するCBRを通した支援―報告書(2010年), 1,000円. ++ ●編集後記  メールマガジン100号記念号をお届けします。多数のメルマガが発行されており、私もいくつか受け取っています。しかし、記念号を読むのは初めてです。手ごろに発行できる反面、紙の機関誌に比べ、軽く見られる傾向があるからなのかもしれません。  日ごろから情報障害者と嘆いている私も、メールでは添付のPDFが読めないなどいくつかの障害はありますが、ほとんど違和感なく皆さんと意見交換しています。その点でメルマガの存在は、視覚障害者にとっては大きな情報源です。皆様にとってもしかりだと思います。  今後もメルマガの発行は、ジャネットがある限り続いていきます。それを支えてくださるのは会員皆様です。できるだけ多くの情報を、今後もこのメルマガにお寄せくださいますようお願いいたします。  最後に100号記念号を発行するにあたり、特に古西運営委員、それに事務局の上野さん、佐々木さんにたいへんお世話になったことに感謝申しあげます。(田中 徹二) ++ JANNET メールマガジン通巻100号記念号 〜 障害分野における民間団体ネットワークの歩み〜 2011年11月 企画・製作:JANNET(障害分野NGO連絡会)/広報啓発委員会 お問合せ: JANNET事務局 〒162-0052 東京都新宿区戸山1-22-1 TEL: 03-5292-7628 FAX: 03-5292-7630 URL: http://www.normanet.ne.jp/~jannet/