第二回ｺﾐｭﾆﾃｨにおけるｲﾝｸﾙｰｼﾌﾞ開発（CBID*）検討会
「日本から世界へ〜日本の地域実践例をCBRマトリックスで読み解きます〜」
　　　　　　　　　　　　*CBIDはCBR（地域に根差したﾘﾊﾋﾞﾘﾃｰｼｮﾝ）の目的です。

『趣旨』
　JANNETでは、設立以来CBRをテーマに勉強会を開催してきました。近年では、CBRの進展に伴い、その目的であるCBIDへの理解を深めています。
　2015年に日本で開催される第3回アジア太平洋CBR会議では、「これぞ日本のCBR/CBID」というべき好事例も世界へ広く発信したいと考えています。そのため現在、日本の好事例の収集と分析を進めています。
　このたび、8月に引き続き二回目のCBID検討会を開催します。
　前回の検討会では、CBRガイドラインのうち「生計」「社会」などのコンポーネントを中心にその要点を確認しました。これを受けて今回は、「保健」「教育」コンポーネントの要点を参加者全員で確認し共有します。
　その後、会の後半では、過去2回の検討会で確認したCBRガイドラインの要点を踏まえつつ、CBRマトリックスを使って、長野県松本市での地域実践例を参加者全員で読み解いていきます。
　今回は、実際に事例に携わっている方を講師として松本市からお招きし、活動報告を直接お聞きしながら対話形式でその内容を分析する予定です。
　CBR/CBIDへの理解を具体的に深めるまたとない機会です。奮ってご参加ください。
　参加希望者は事務局までご連絡ください。点字プログラム、日本手話通訳の必要な方はお申し込みの際お知らせください。

記

日　時：平成24年12月8日（土）13時〜17時
場　所：戸山サンライズ2階 中会議室
参加費：会員500円、非会員1,000円、学生500円

プログラム：
12:30　　　　　　受付開始
13:00　　　　　　開 会　今西 浩明　研修・研究委員長　
13:05〜13:30 　趣旨説明と前回までの振り返り　上野 悦子
13:30〜15:00　CBRガイドラインから「保健」「教育」コンポーネントの要点共有
                 【発表者】
                       「保健」：河村 康二（南太平洋医療隊）
                                 河野 眞（杏林大学、日本作業療法士協会）
                                 伊藤 智典（日本理学療法士協会）
                       「教育」：今西 浩明（ワールド・ビジョン・ジャパン）
〔休憩〕
15:15〜　　    　長野県松本市の事例検討
                     事例紹介：尻無浜 博幸、松本大学観光ホスピタリティ学科
                     ファシリテーター：河野 眞、上野 悦子　
　　　　　　　　　　　発表は約30分を予定しています。続いてCBRマトリックスを使った分析をおこないます。その後、質疑・ディスカッションの時間を設けます。
16:50〜17:00   まとめ　河野 眞　
                    閉 会　

＊終了後、有志による懇親会を予定しています。こちらへもどうぞご参加ください。（会費制）

お問合せとお申込み先：
JANNET事務局
〒162-0052東京都新宿区戸山1-22-1、
TEL: 03-5292-7628、FAX: 03-5292-7630
E-MAIL: sasaki.yuka@dinf.ne.jp
＊お申込みはメールまたはFAXでお願いいたします。お名前、所属団体、連絡先（電話、FAX、E-MAILアドレス）をご記入ください。点字プログラム、日本手話通訳が必要の方はその旨をお知らせください。

JANNETは1993年に設立された、障害分野で国際交流・協力を行う日本の民間団体のネットワークです。障害と開発、CBID（コミュニティにおけるインクルーシブ開発）等に関する研究会を開催しています。ご関心のある方は事務局までお問合せください。
http://www.normanet.ne.jp/~jannet/

会場へのアクセス：
【バス】 新宿小田急ハルク前から都バス・東京女子医大行き国立国際医療センター経由乗車、
医療センター前下車、徒歩２分。
【地下鉄】東西線早稲田駅から徒歩７分。大江戸線若松河田駅から徒歩７分。