JANNET研究会 スリランカのCBR 「CBRマトリックスで見てみよう!」 2012年2月29日(水)午後6時〜9時 戸山サンライズ、2階大会議室 【趣旨】 JANNET(障害分野NGO連絡会)では1993年の設立以来、CBR*(地域に根ざしたリハビリテーション)を様々な角度から取り上げて研究会を開催してきました。CBRガイドラインが2010年にWHO等によって発表され、CBRの目的は地域でのインクルーシブ開発(CBID**)の促進である、と明記されました。CBIDは、関係者がより広くより確実につながることにより、障害のある人と家族が地域社会で直面する課題の解決に向かっていこうというメッセージと受け止めています。 では具体的にCBRガイドラインとガイドライン作成のプロセスで作られた、CBRマトリックスをどのようにみればいいのか、スリランカのCBRの報告から講師・リソースパースンといっしょに考えてみませんか。 後半では、日本の地域福祉でCBRに近い活動例を基に、CBRの考え方が日本のコミュニティではどう役に立つのかを松本と愛知県の取り組みから考えてみたいと思います。 ディスカッションの時間もありますので皆様の積極的なご参加をお待ちしています。  注:*CBR=Community-based Rehabilitation  **CBID=Community-based Inclusive Development 【参加費】 JANNET会員一人1,000円。非会員1,500円。学生500円。(当日集めます。) 【情報サービス】 日本手話通訳、ノートテイカー、点字プログラム等を用意します。 ご希望の方はお申し込みの際お知らせください。 【プログラム】 17:30     受付開始 <ファシリテーター> 河野眞さん、作業療法士協会、JANNET役員 18:00-19:00 「スリランカでのCBR報告」 <報告者> 加藤尚子さん、作業療法士 加藤さんは、10年以上に渡りスリランカでのCBRにJICAからの派遣で携わってきました。シンハラ語を自由に操る加藤さんが深く関わってきたCBRについて活動をご紹介いただき、その中で考えたこと、課題に関する今後の展望等をお話いただきます。 19:00-19:30 スリランカのCBRをCBRマトリックスに当てはめると? 加藤さんといっしょにCBRマトリックスを使って活動を見てみると何が見えるでしょう。 19:30-21:00 「CBRと日本の地域福祉」に関する対話 CBRはアジア等途上国だけのものでしょうか。日本で行われている地域福祉とどこが違ってどこが同じなのかを2人のリソースパースンとともに考えてみませんか。 <リソースパースン> 尻無浜博幸さん、松本大学観光ホスピタリティ学科、准教授 松本で地産地消に基づく障害者就労支援に携わります。その活動をCBRで読み解いていただきます。 鈴木直也さん、NPO起業支援ネット、副代表 コミュニティビジネスの立ち上げや強化支援に従事。最近では草の根の支援団体のネットワーク作りにお仲間たちと携わっています。 お二人の話を基にCBRと日本の地域福祉を考えるポイントについて、皆様とディスカッションをします。また、今後国内外で事例収集をする際のポイントも話し合いたいと思います。 お申込み方法:以下申込み用紙にご記入・ご入力のうえ、FAXまたはメールにてお送り願います。 【お問合わせ及びお申込み先】 JANNET事務局(上野、佐々木)  電話: 03-5292-7628、Fax: 03-5292-7630 E-mail: sasaki.yuka@dinf.ne.jp JANNETについて  1993年に設立された、障害分野で国際協力を行っている日本の民間団体のネットワークです。情報交換、経験交流として、メールマガジンの発行、研究会の開催を年に数回行っています。現地研修会では、これまでバングラデシュとインドへ出かけ、CBRの現場を訪問しました。国内では、福島県泉崎村にある社会福祉法人こころん、愛知県半田市にある社会福祉法人むそうの活動を学んできました。  JANNETはまた、2009年に設立されたCBRアジア太平洋ネットワークに日本の窓口として登録しています。 詳細をお知りになりたい方は事務局までご連絡ください。 【URL】http://www.normanet.ne.jp/~jannet/ 交通アクセス: 【バス】 新宿小田急ハルク前から、東京女子医大行き国立国際医療センター経由、医療センター前下車2分。 【地下鉄】東西線早稲田駅から徒歩7分。大江戸線若松河田駅から徒歩7分。 *********************************************************************************************** <JANNET研究会 申込み用紙> 【送り先】 Fax:03-5292-7630 またはE-mail:sasaki.yuka@dinf.ne.jp  氏 名(ふりがな):                         団 体:                                         住 所:                                                    TEL:                    FAX: E-mail:                          研究会への期待があれば書いてください。                                                                              *次のいずれかに印をつけてください。                        □ 会員(参加費1,000円) □ 非会員(参加費1,500円) □ 学生(参加費500円) *次のうち必要な場合、印をつけてください。  □ 日本手話通訳   □ 要約筆記(ノートテイカー) □ 点字プログラム □ 視覚障害の方にはE-mailにて情報や事前資料をご案内いたします。 □ 車いすスペース、その他(