TOPページ>緊急要請 2007.12.12

                                                    2007年12月12日


  
緊急要請
  「障害者自立支援法」の抜本的見直しに向け速やかな国会審議を強く求めます


                私たち抜きに私たちのことを決めないで!
                今こそ変えよう!「障害者自立支援法」10.30全国大フォーラム実行委員会

                                      日本障害者協議会  代表 勝又 和夫
         「障害者の地域生活確立の実現を求める全国大行動」実行委員会 代表 横山 晃久
                                  (財)全日本ろうあ連盟  理事長 安藤 豊喜


 去る10月30日(火)私たち全国的な団体が中心となり、“私たちのことを私たち抜きで決めないで!今こそ変えよう!「障害者自立支援法」10.30全国大フォーラム”を全国から6,500名にも及ぶ障害者、関係者、市民の参加のもと、日比谷野外音楽堂で開催し、大きな成果を収めました。

 当日、各地からの実態報告は、切実なものばかりで、「障害者自立支援法」が、障害者の日々の生活を押しつぶしていく矛盾に満ちたものであることが明らかにされました。

 また、政党シンポジウムや政党アピールを通して、全政党の国会議員も駆けつけ、現状の「障害者自立支援法」の見直しは必要である、と表明されました。

 しかし、臨時国会が開会されて相当の日がたっているにもかかわらず、「障害者自立支援法」についての審議がいまだになされていません。誠に残念の一語です。私たち障害者の厳しい毎日はこの間にも止むことなく、進んでいるのです。

 障害者権利条約が示している通り、障害者が地域社会の中で尊厳を持って権利主体として生活できる政策の実現が今すぐ求められています。

 国会において、「障害者自立支援法」についての具体的な審議に一刻も早く入られることを、緊急に強く求める次第です。