はがき通信ホームページへもどる No.67 2001.1.25.
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ひとくちインフォメーション

みなさんもご注意を!


「6年前から使っている天井走行型で充電式のリフターが落ちた。レールの先に付いている充電センサーの止め金がゆるんでいたらしく本体もろとも落ちた。業者からは6年間何の連絡も点検もなかった」
情報提供:丸太孝(佐賀県)
 

どうぞご協力を!

日本せきずい基金  
基本残高 1213万円 (2000.12.24現在)
【事務局】〒183-0033
    東京都府中市分梅町5-27-1
    石井ハイツ102
 TEL:042-366-5153
 E-Mail:JSCF@mail.normanet.ne.jp
 URL:www.normanet.ne.jp/~JSCF/

 声でテレビの操作可能


 声に反応してテレビを操作する、ハローキティをかたどったテレビリモコン「ハローキティちゃんネル」。音声認識ICと音声IC、センサーを内蔵。使用するテレビのメーカーを設定し、操作時の命令言葉を登録すれば、音声登録をした人の声に反応してテレビ電源のオン・オフ、音声の大小、消音、チャンネル変更などが行なえる。
価格:7980円
問合せ:オオイケ 03-3624-5740
(情報提供:日経流通新聞㍻12年11月4日)

本の紹介


『車いすでアジア』
 23歳で重度障害者となった著者が、介護者のネパール人男性と共に挑んだ車いすでのバックパック旅行日記。
・著者:山之内 俊夫 ・発行:小学館  
・価格:1200円


『大学案内2001障害者版』
 過去の障害者受験状況、障害別の受験の可否や車いす用スロープ、学内のエレベーター設置施設の有無など、全国各大学の障害者受け入れ状況を一覧にして紹介している。
・発行:全国障害学生支援センター
・価格:2600円送料380円(1冊注文の場合)
・問い合わせ先TEL&FAX:042-720-0027


『命をくれたキス』
 突然の事故で、両足の自由と準ミス・インターナショナルのキャリアも夢も失う。凄まじいリハビリ、愛する人と結婚、社会復帰、講演活動、そしてモデル。16年の軌跡を記した。
・著者:鈴木 ひとみ  ・発行:小学館  
・価格:1300円

超音波で膀胱の大きさを計る装置


 超音波で膀胱の大きさを計り、いつ導尿すべきかが分かるBladderManager PCI 5000という装置です。装置のURLです。  URL:
www.diagnosticultrasound.com/prodBM.html
 国内では、同様の装置は売られてないようです。日本の代理店〈すみれ医療株式会社〉を見つけました。価格は98万円。本国では
$4295.00 だから、ほぼ2倍です。詳しくは下記ホームページまで。
URL:www.sumire-medical.co.jp/

介護犬支えに夢を実現 館林千賀子さん大学合格



 障害者の自立を助ける介助犬と一緒にキャンパスで学ぶ大学生が、全国で初めて来春、同志社大に誕生する。二十三日に合格発表があり、交通事故で車いす生活を送る女性が「大学で学びたい」との夢を実現し、「楽しく、充実したキャンパスライフにしたい」と声を弾ませた。
 合格したのは岐阜県羽島郡川島町の館林千賀子さん(21)。高校二年生の時に自動車事故で頸椎(けいつい)を損傷し、両足と両手が思うように動かなくなった。高校時代、アメリカ留学もした活発な館林さんだったが、退院後は「じろじろと見られるのがつらい」と家に閉じこもりがちになった、という。
 介助犬の存在は、家でインターネットを操作していて知った。さっそく日本介助犬トレーニングセンター(左京区)に連絡を取り、介助犬「アトム」と面接することになった。
 相性の良さからアトムがパートナーを務めることになり、今年四月からアトムと訓練を始めた。週末は岐阜から左京区の市障害者スポーツセンターに通い、車いすの操作やアトムと仲よくなることに力を注いだ。
 同時に、あきらめかけいた大学進学も再び考え、受験勉強を始めた。今月、同志社大文学部社会学科新聞学専攻を自己推薦型入試で受験し、この日に自宅に合格通知が届いた。
 新聞学科を選んだのは、アトムとともに取材を受けるようになったのがきっかけだ。「障害者の視点から障害者の思いを伝える人になりたい」との思いが募ったからだ、という。
 大学生活は京田辺市に下宿し、アトムと一緒に暮らすことにしている。家探しや親元を離れた生活など、乗り越えなくてはならない壁はたくさんあるが、館林さんは「今は不安より、京都の神社仏閣巡りや資格を取るなど、したいことはたくさんあって、楽しみな気持ちが強い。思う存分、学びたい」と四月からの生活を心待ちにしている。
 日本介助犬トレーニングセンターの本岡修司代表補佐(49)は「これまでペット扱いだった介助犬が社会的に位置付けられたのはうれしい。館林さんの進学は、勉学を求める障害者にも大きな励みになるはず。アトムを心のパートナーとして前向きに生きてほしい」とエールを送っている。
(情報提供:京都新聞平成12年11月24日)

 

レバー1本で運転できる


  電気自動車を開発 島根
 重度の身体障害者にも介助者なしで外出を楽しんでもらおうと、島根県出雲市の機械メーカー「キシ・エンジニアリング」=岸征男社長(56)=が、車いすのまま乗り込めて、レバー1本で運転できる電気自動車を開発した。道交法上は、学科試験だけで運転免許が取得できる第1種原動機付き自転車を目指す。1年以内の商品化する予定で、近く中国運輸局の保安基準審査を受ける。試乗した障害者らは「バリアフリー社会を進めるきっかけになる」と、期待している。
 重度身障者の外出ボランティアなどを15年以上続けている岸社長が、「リフトタクシーを呼ぶのは大変」「電動車いすは雨の時にぬれるし、最高時速が6㎞と遅い。運転も不安定」などの障害者の声を聞き、1年前から開発していた。
 車体は、全長220㌢、幅108㌢、高さ160㌢、総重量250㎏。乗降の際、車底が地上5㍉まで下がるためリフトは不要。後方から車いすのまま乗り込め、車いすに取り付けた金具で車体に固定する。最高時速は20㎞。家庭のコンセントからバッテリーをフル充電すれば、連続45㎞の走行が可能。販売価格は約100万円。    【高松奈津子】(情報提供:毎日新聞平成12年10月26日)

〈訃報〉
竹之内 優 様
心よりご冥福をお祈りいたします。
 


【編集後記】

本年もよろしくお願い申し上げます。
 12月15日から編集の準備に取りかかる予定でしたが、突然18日からパソコンが故障してしまい、結局完全復旧したのは28日でした。この故障が締め切り後の編集後半だったらと思うと恐ろしいばかりです。次号の編集担当は、瀬出井弘美さんです。(藤田編集委員)

………………《編集委員》………………
◇ 藤田 忠  福岡県 E-mail:fujitata@aioros.ocn.ne.jp
◇ 瀬出井弘美  神奈川県 E-mail:h-sedei@ma4.justnet.ne.jp
………………《広報委員》………………
◇ 麸澤 孝 東京都 E-mail:fuzawa@par.allnet.ne.jp
………………《編集顧問》………………
◇ 松井和子 静岡県浜松市半田町3600 浜松医科大学 E-mail:kmatsui@akiha.hama-med.ac.jp
◇ 向坊弘道 福岡県 E-mail:zi5h-mkib@asahi-net.or.jp

発行:九州障害者定期刊行物協会 TEL&FAX;092-623-1696〒812-0062 福岡市東区松島2-2-43 樋口ビル103


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