はがき通信ホームページへもどる No.160 2016.8.25.
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も く じ
ballごあいさつ 広報担当:麸澤 孝
ball「はがき通信」からのお知らせ
ball介護ヘルパー不足 匿名希望
ball私立の大病院でナースコールが使えなくて困っています 福岡県:M.I.
ballみんなのバリアフリーマップ 北海道:A.S.
ball腹部大動脈瘤手術 広島県:Y.O.
ball夢がかなった! が、待っていたきびしい現実 香川県:○○丸子
ball『臥龍窟日乗』-42-アグレッシブ・リハ10年の決算(1) 千葉県:出口 臥龍
< 特集! 電動車椅子−その細かな進化 >
☆ 6輪中輪駆動は快適 東京都:H.K.
☆車椅子でスマートフォンが活躍 広報担当:麸澤 孝
☆ 役立つ赤帽子 福岡県:M.I.
☆ Gトラック・ラッチドライブで安心 神奈川県:M.I.
☆ 6輪型車椅子を製作中 東京都:F川
☆ マイ車椅子の紹介 T.H.
ball全員参加企画いいモノ見つけた! 〜22〜 編集担当:藤田 忠


ごあいさつ


 今年も暑い夏ですが皆さんいかがお過ごしですか? 猛暑日だったと思えば、夕方涼しくなったり、ゲリラ豪雨があったりと、頸髄損傷者には辛い季節です。
 今年のはがき通信懇親会は姫路に決まりました。兵庫頸損連絡会の若手(?)グループが準備してくださり頼もしい限りです。私も東京開催のとき中心メンバーとして勤めさせていただきました。とにかくホテルや懇親会場の選択がすべてで、日程調整、交通アクセス、広さ、料金、交渉……本当に大変な作業です。
 多くの皆さんが参加され、楽しい交流・観光が実現できるような懇親会になることを期待しております。姫路で皆さんとお会いできることを楽しみにしています。

広報担当:麸澤 孝



 「はがき通信」からのお知らせ 


10月号(161号)の原稿の締め切りについて

 次号・161号の原稿の締め切りは、9月30日〜10月2日に開催予定の姫路懇親会の関係で、
9月20日(火)とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 


 1.2017年度より購読料の値上げについて
 152号(2015年4月号)の上野氏によります『監査を終えて』のご投稿にもありますように、購読料の未納者の方が多く、2015年4月号の発行から約3ヶ月振込み状況を確認させていただきました。
 このままですと、現在の購読者数から年間の印刷や発行等に関わる経費が毎年約10万円ずつ不足していく事態となり、数年後には、資金不足から発行そのものが不可能な状態に陥ります。

 「はがき通信」スタッフ会議を開催し、
【2017年度より1,500円に購読料を値上げし、年6回発行、ネット版は無償公開】という結論に至りました。

 この購読料値上げに関するお知らせ文は、2016年度まで毎号掲載させていただきます。
 今回は「はがき通信」の根幹に関わることですので、皆さまからのご意見・ご要望・ご提案等、何かよい解決策がございましたら、ぜひスタッフまでお寄せください。お待ちしております。
●監査を終えて http://www.normanet.ne.jp/~hagaki-t/pcc152a.html 

 2.バックナンバーの有効活用について
 「はがき通信」の有効活用として四肢マヒ者とつながりのあるところ(病院の待合室や病棟のデイルーム・談話室、看護・医療・福祉系の専門学校・大学の図書資料室、障害者センターなど)に、2穴B5ファイルに綴(と)じたバックナンバーを、了承を得て置かせていただいています。
 どなたかそういう四肢マヒ者とつながりがある施設をご存じでしたら、無償にて送付させていただきますので、施設側と交渉していただいて置かせてもらえますように、皆さんの力をお貸しください。また、福祉関連だけではなく、何かのイベントなどで配布、ご活用いただいてもかまいません。
 その後、最新号を(スタッフで話し合い)無償で定期的にお送りさせていただくことも可能です。
 今春には、下記のように、病院の待合室など4カ所に設置および最新号を無償送付させていただけることになりました。ご希望やご都合に合わせて、バックナンバーをお送りさせていただきますので、お気軽に藤田までお問い合わせ・申込ください。新規購読者を増やすために、どうぞご協力のほどよろしくお願い申し上げます。



 【今月の設置場所】
[依頼者]藤川景氏
[設置場所]
主治医・病院待合室
訪問看護ステーション
ヘルパー事業所
ヘルパー養成学校

【これまでの(無償)最新号配布先】
福岡県・せき損関係病院
福岡県・福祉・医療系専門学校
広島県・福祉・医療系大学
広島県・リハビリテーション病院


 3.ご寄付のお願い
 これから、振込用紙を毎号同封させていただくことになりました。昨年の横浜懇親会の最終日の「はがき通信」会議で、財政難のお話から『寄付もしたい』というありがたい発言があり、編集スタッフでその後話し合った結果、「それなら毎号振込用紙を同封したらよいのではないか」ということになりました。
 「はがき通信」の存続のためにも厳しい社会情勢ではありますが、些少(さしょう)なりともご寄付を賜りますれば幸いです。ご協力のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 4.ご投稿後の返信メールの不着について
 ほとんどのご投稿は電子メールにて届いておりまして、届きましたら100%必ず編集担当者からお礼のメールを返信しております。
 もし、ご投稿メールを送信いただいてから1週間経っても返信メールがないときは、何らかの不具合で編集担当者がご投稿メールを確認できていないおそれがあります。そのときはお手数ですが、編集担当者の3名(瀬出井弘美・藤田忠・戸羽吉則)全員あてに再送信をよろしくお願いいたします。

 5.ご投稿のお願い
 (購読者でないかたの投稿もお受けしております)

 本誌は、四肢マヒ者本人や家族および関係者が、さまざまな四肢マヒにまつわることを投稿して情報交換するため隔月発行しております。
 多くの方から持ち寄られる四肢マヒ者の経験に基づいた情報は、より多いほど生活の糧になるかもしれないことから、購読者でないかたの投稿もお受けしております。インターネット版を閲覧されている四肢マヒ者の方々にもぜひご自分の経験されたことのご投稿を心よりお待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。
 ※宛先はトップページ下部のいずれかの編集担当者のメールアドレスまで、差し支えなければ、年齢・都道府県・四肢マヒ者歴を明記のうえお送りください。氏名表記については、誌面版は本名、ネット版はイニシャルを基本(ペンネーム・イニシャル・匿名もあり)とさせていただいております。




 介護ヘルパー不足 


 昨年の春の時点で、2つの介護事業所から介護ヘルパーさんに来てもらっていました。
 A事業所から午前中に2時間、B事業所からは夕方に1時間半、共に月曜日から金曜日の週に5日でした。
 ある日、相談員を通じて、B事業所から、職員の退職などの理由で週に5日のヘルパー派遣が難しくなってきた、と連絡がありました。
 以前からB事業所は介護ヘルパー不足と聞いていたので、新しい事業所を探さなければ、と思っていたのですが、予想していたより早くて驚きました。
 介護保険のケアマネージャーにあたる相談員が私にもいます。その相談員が新しい事業所を探してくれましたが、夕方の時間帯は利用希望者が多いらしく、なかなか見つかりませんでした。
 ふと、近所に住む元介護ヘルパーで、私のところにも2年間ほど来てくれていたかたの存在を思い出しました。介護ヘルパーを辞めて、ケアマネージャーとして働いていると聞いていたので、事業所を紹介してもらえないかと思ったのです。家が近くて時々お会いすることもあったので、直接ご自宅を訪ねてみました。事情を話すと、そのかたが、ケアマネージャーを辞めて専業主婦をしており、夕方なら時間があるので、私で良ければ行かせてもらいます、とのこと。これは幸運と思ってさっそくA事業所に登録してもらい、週に2日、介護に来てもらうことになりました。
 この時点で、B事業所からの夕方の派遣が、週に5日から3日に減りましたが、3日なら確実に訪問介護ができると言われ、一息つくことができました。
 それからしばらくの間は順調でしたが、今年の春に、また介護ヘルパー不足の状態になりました。
 B事業所から相談員経由で連絡が来ました。その内容は、介護ヘルパーがかなり多く退職するらしく、週に3日の派遣も難しくなったため、新しい事業所を見つけてほしい、とのことでした。新しい事業所が見つかるまでは、なんとか、介護ヘルパーの派遣を継続するという約束はいただきました。
 相談員はすぐに新しい事業所を探し始めてくれましたが、やはりなかなか見つかりません。
 ただ、今回は少し宛がありました。以前に介護をしてもらっていたヘルパーさんが、現在は別の事業所で働いていると聞いていましました。相談員に、C事業所の○○さんに介護ヘルパーの派遣ができないか聞いてほしいと頼みました。すると、すぐにそのかたからメールが入り、時間帯が厳しいけれど、なんとかするから少し待ってください、と返事をもらいました。
 数日後、相談員に正式な回答が来て、私と相談員、B事業所、新しい事業所の4者で話し合いをしました。その結果、週に3日の夕方の介護ヘルパー派遣が、正式にB事業所から新しい事業所に変わることになりました。
 新しく請け負ってくれることになったC事業所からは、最初は希望どおりの時間ぴったりに訪問できないかもしれないが、少しずつ合わせる努力をすると言ってくれました。現在は、ほぼ希望する時間に来てもらっています。
 また、B事業所とは完全に関わりを断たず、もし急に介護ヘルパーが必要になったときのために、利用登録は継続しております。
 どの事業所も介護ヘルパー不足らしく、いつ介護の手がなくなるかわかりません。
 ヘルパー不足の元をたぐれば、政治や経済や社会保障という話になってしまいますが、日々の介護ヘルパー不足がすぐに解決されるわけではないので、介護ヘルパー不足に悩まされながらも、試行錯誤して介護ヘルパーさんと事業所を探すことになると思います。

匿名希望



 私立の大病院でナースコールが使えなくて困っています 

C4、頸損歴30年

 数年に1度の割合で、呼吸困難になり救急車で病院に搬送されています。このとき、ほとんどの場合、意に反して、障がい者用のナースコール子機が完備している公立病院ではなく、障がい者用のナースコール子機がない私立病院に搬送されてしまいます。その理由は、自宅からの距離が、私立病院のほうが公立病院よりわずかに近いためです。
 私立病院の看護師さんも、ナースコールが使えないと困ることはよく理解されてはいます。ナースコールが利用できないことの対策として、「頻繁に見回るようにします」とか、「声をかけてください」あるいは「鈴を鳴らしてください」とか言ってくださいます。
 ところが、実際はまったく違います。とにかく看護師さんは忙しいのです。頻繁な見回りとかはないし、できません。声をかけても、か弱い声なので聞こえないのか、あるいは聞こえないふりをされているのか、まったく無視されます。もっとも病院には認知症の患者がいて、四六時中「看護婦さん」と叫んでいるので無視されるのも当然かもしれません。
 最近のナースコールシステムは進化していて、患者からのナースコールは直接に担当の看護師を呼び出して看護してもらうシステムになっています。ですから、ナースコールが使えないと看護はしてもらえません。もともと、このナースコールシステムはすべての患者が使用できることを前提にしたシステムです。メーカーはすべての患者がナースコールを使えるように、ナースコール子機に工夫を凝らしています。障がい者用のナースコール子機として、タッチしたり、息を吹きかけたり、光をさえぎったりするだけで使用できるものを、各メーカーはきわめて安価な値段で提供しています。私も、頭や顔の一部もしくは左の肘(ひじ)などを使い、いろいろな障がい者用ナースコール子機を利用することができます。
 このすべての患者が使用できる完璧なナースコールシステムがあるにもかかわらず、私立病院では、なぜかわかりませんが、障がい者用ナースコール子機を購入せず、障がい者が使用できないナースコールシステムが導入されています。
 かつて痰がからんで呼吸困難になり、私立病院に緊急搬送されたときは、最初は、単なる風邪でしたが、痰がからんでもナースコールが使えなないために適切な看護がしてもらえず、病状はどんどん悪化し、肺炎になりさらに気胸になり、そしてその気胸はなかなか塞がらず、最後は気胸の手術まですることとなりました。あのとき、ナースコールさえ使えたら、すぐに回復して、死の恐怖を経験しなくて済んだし、多額の医療費もかからなかったはずです。つまり、障がい者用のナースコール子機を設置は医療費の削減にもつながると考えています。
 ナースコール子機はそれぞれのメーカーが製品化していて、個人でも購入可能な値段で販売しています。そこで個人で購入しようとしましたが、これらの製品は病院用であるという理由で個人には販売してもらえませんでした。必要なら病院にお願いして設置してもらいなさいとのことです。この問題は個人の力では解決できません。
 「行政のほうからお願いしてもらえないか」と、問い合せたところ、「法律上では障がい者用ナースコールの設置義務はないからできない」とのことでした。
 「障害者の権利に関する条約」の「合理的配慮」の観点からは、どうにかならないかと知り合いに聞いたら、民間機関では「合理的配慮」は「努力目標」でしかないので無理だろうとのことでした。
 みなさんは、ナースコールが使えなくて困っていませんか。どんなにされていますか。

福岡県:M.I.

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