はがき通信ホームページへもどる No.143 2013.10.25.
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も く じ
ballごあいさつ 編集担当:藤田 忠
ballストマへの道 愛知県:K.N.
ballTさんを偲んで 熊本市:K.I.
ball盲腸ポート造設の経過報告 福島県:T.S.
ballムカデと私 福岡県:K.H.
ball『臥龍窟日乗』 ―アグレッシブリハ、危険も―〈1〉 千葉県:出口 臥龍
ball私がストーマにした理由(わけ) 決断〜入院〜現在 広報担当:麸澤 孝
ballどたばた、パパ!(その6)『歯が生えたぞ〜!』 パパさん
ball重力3分の1の世界 ミーシャン
ballご協力を NPO法人「日本せきずい基金」


ごあいさつ

 新聞や冊子で「避難バッグにそろえるモノ」という記事をときおり目にして、そういえば東日本大震災後に100円ショップで非常用持出袋を購入していたのを思い出しました。44×33cmの大きさで、銀色の生地に非常用持出袋と赤字で書かれています(500円くらいのは難燃素材・防水加工や反射テープが貼ってあるものもあるようです)。
 もし災害が起こり、急いで家から出なければいけない事態になったときに、避難生活に必要なグッズを選んで持ち出そうとしたらすぐに5〜10分はかかってしまい、ちょっとした判断の違いが生死の境を分けるなぁと、それに持出袋に詰めるぐらいならややこしいことでもないと思い、今月(8月)にとりあえず予備品や手元にある「水1リットル、常用薬、懐中電灯、ウェットティシュ、ラジオ、ラップ」とかを袋に詰めて出入口に置いています。



 これから予備品や消費期限のあるモノとかは持出袋の中から使い、補充のため買い足していきながら、徐々に必要と思えるモノを揃えていく予定です。
 総務省消防庁のサイトには、最低これだけは必要な防災グッズとして「印かん、現金、救急箱、貯金通帳、懐中電灯、ライター、缶切り、ロウソク、ナイフ、衣類、手袋、ほ乳びん、インスタントラーメン、毛布、ラジオ、食品、ヘルメット、防災ずきん、電池、水」が紹介されています。


編集担当:藤田 忠



【特集! 「はがき通信」懇親会 in 広島2013原稿募集!】


懇親会に参加された皆さん、懇親会でのことはもとより、広島までの道中でのこと、自由行動での広島観光のこと(アクセスやバリアフリーのことも)、準備段階で気をつけたこと・特に調べたこと、ハプニング、参加するにあたっての懸念事項をクリアしたこと等々、何でもかまいませんので、情報交換のためにハガキ1枚や写真にひと言でもかまいませんので、ぜひドシドシご投稿ください。
写真も多めにお待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。


 締め切り:11月30日まで!



 ストマへの道 

C4・C5

 お腹の張りがきつくなってきたのは、2年くらい前でした。僕は頸損歴12年になりますが、それまで排便で悩んだことはあまりありませんでした。トイレの時間はだいたい浣腸2本で、1時間程度で終わっていたし、たまにお腹が張って、冷や汗が出ることがあったけれど、耐えられないほどでもなかったので、そのままほっといていました。
 また、もともと右腕と左腕で筋肉の差がだいぶあり、そくわんがあったため、腰痛や背中の痛みが出てきて、車椅子上で長時間座ることができない時期が4年ぐらい続きました。
 ベッド上で横になって過ごしていた時間が長かったので、腸が動かずガスなどが溜まって、腸の肥大やお腹の張りを悪化させてしまったのだと思います。
 このお腹の苦しさを何とかしようと思い、いろいろ調べていたら、頸椎損傷者でお腹の張りや、排便で悩んでいる人がたくさんいることを知り、その解決の手段の一つとして、ストマ手術があることがわかりました。でも手術して、お腹の苦しみが楽になるという保証もなかったので、かなり悩みましたが、ネットで調べたり、頸損でストマの方や、認定看護師さんから貴重な情報やアドバイスをたくさんいただき、手術する決心を固めました。
 お腹の動きが悪い冬を避け、暖かくなるのを待って4月に入院しました。頸椎損傷者でストマ手術をする場合、腸閉塞などの合併症のリスクが高くなると聞いていたので心配していました。しかし、入院期間は10日ほどで、たんの詰まりはありましたが、経過は良好で特に問題は起きませんでした。そして、ストマの管理のための指導を、認定看護師さんに丁寧に指導していただき、無事退院しました。
 ストマにしてからは、下剤を飲まなくても便が自然に出るようになりました。
 お腹に溜まっていたガスは、車椅子に乗っていても出るようになって、お腹の張りもかなり楽になりました。しかし、前提として、腸が動いてくれないと、お腹にガスや便が溜まってしまい苦しい時はあります。またデメリットとして、僕の場合、体の調子が悪くなったりすると、冷や汗の量が前より増えるようになりました。
 しかし、このようなデメリットがあっても、ストマにして心から良かったと思います。
 この「はがき通信」の記事も何回も読み、参考にさせていただきました。また、いろいろな情報やアドバイスをくれた、頸損でストマの方や、認定看護師さん、ここまでサポートしてくれた人たちに感謝の気持ちでいっぱいです。
 これからは生まれ変わった気持ちで、ストマと上手くつきあいながら、いろいろなことに挑戦していきたいと思います。
 僕の経験が、排便やお腹の張りで悩んでいる方に、少しでも参考になればと思います。
  

愛知県:K.N.

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