はがき通信ホームページへもどる No.139 2013.2.25.
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も く じ
ballごあいさつ 校閲担当:藤川 景
ball「はがき通信」からのお知らせ
ball僕が膀胱ろうにした理由 大阪府:H.A.
ballメールでインタビュー:平山 圭紀さん
ball寒さ(冷え)対策 福岡県:Y.S.
 【特集!「はがき通信」懇親会in福岡2012 (その2)】
☆ウワァー、パンク?! 神奈川県:M.I.
☆呼子、唐津〜日本三大夜景「皿倉山」(後編) 広島県:M.K.
☆九州ローカル線の旅 神奈川県:F.H.
ball『臥龍窟日乗』 ―「50年目の筝曲(そうきょく)」その後― 千葉県:出口 臥龍
ballある投稿を読んで&拙歌一首 佐賀県:K.N.
  【特集! 移乗(トランスファー)をどうしていますか?<自宅編> 】
☆介護リフト利用 H.K/T.M/H.A/T.H/S.K
☆側方45度からのアプローチ 鈴木@横須賀
☆C6レベル・介助者1人 神奈川県:F.H.
☆トランスファーリフトを利用した体重測定法 新潟市:T.H.
☆ 「パートナー」で新聞を読む 東京都:F川
ball長野・岐阜2泊3日の旅(前編) 広島県:Y.O.
ball腰折れ俳句(22) 熊本県:K.S.
ball受傷時の輸血 編集担当:瀬出井 弘美
ballひとくちインフォメーション


ごあいさつ

 巨大地震が迫っているような気がする。
 3.11のとき、震度5強のわが家では何一つ落ちなかった。本棚も洋服ダンスもすべてL字金具などで止めてあった。つぎに来るのも震度5強なら大丈夫だろうが、首都直下型ではそうもいくまい。
 なにも自分の住む東京だけを心配しているわけではない。とにかく世界中で起きる地震の1割は日本で起きているのだ。身動きのできないわれわれは、特に備えを強化しておいたほうがいい。あらゆるものの転倒・落下予防をしたうえで、水・電気・ガス・食料、その他常備薬なども多めに備えておきたいものだ。
 ところで3.11といっても、何年のことだったかそのうちわからなくなるにちがいない。11.3.11と言うようにしたらいいのではないだろうか。字面もいいし。

校閲担当:藤川 景




「はがき通信」からのお知らせ

 1.購読料の振込みのお願い
 今年度も2月号へ口座番号等を印字した振込用紙を同封させていただきました。年間購読料は1000円です。同封の振込用紙にてお振込みいただきますようどうぞよろしくお願いいたします。
 郵政民営化に伴い、電信振込みの手数料が大幅に値上がりしました。3万円未満525円になりました。振込み手数料が高く皆様には大変申し訳ございませんが、頸損当事者が会計担当ということでご理解いただき、ネットバンキングと通帳で管理のできる現状の振込み方法のみで今後ともよろしくお願い申し上げます。  
 以下に525円より振込み手数料が安い方法を記します。ただし、ゆうちょ銀行総合口座通帳(旧郵便貯金通帳:以下「通帳」)を持っている場合に限られます。
 (1)振込用紙に記入して届出印を押し、通帳もしくはカードを持参して窓口へ出す。(140円)
 (2)ATMで通帳かカードで振込む。(無料)
 (3)ゆうちょダイレクト(送金回数5回まで無料。以後110円)

    ゆうちょダイレクトの利用には、ゆうちょ銀行の総合口座または振替口座を持っていることが条件で、近くのゆうちょ銀行・郵便局の窓口またはメールオーダにて申込みます。
    申込み手続きが完了すると、サービスの利用に必要となる「利用者カード」等が送られてきます。申込み時に希望した各サービス(電話を通じた音声案内による「テレホンサービス」、専用のWebサイトで提供される「インターネットサービス」、携帯電話各社のネットワークサービス上で提供される「モバイルサービス」)で利用ができます。
 (4)他の金融機関からの振込みもできるようになりました。(料金は金融機関別)
    銀行名:ゆうちょ銀行
    口座名:はがき通信
    口座番号:8567861
    店名:七四八店(ナナヨンハチ店)
    店番:748
    預金種目:普通

そして、ご本人が通帳をお持ちでない場合、ご家族の通帳からの振替でもかまいません。その場合、後日必ず会計担当の占部さんまで「購読者名」のご連絡をお願いいたします。
 また、新しい振込用紙には通信文欄がありません。購読料か寄付金かの内訳のご連絡もしていただけますと、会計管理がスムーズにいき大変助かります。メール・FAXを歓迎いたします。

 
[会計担当:占部]
 E-mail:makotti-u-666@jcom.home.ne.jp


 2.購読料未納のお知らせ 
 今号では振込用紙の同封と合わせて、「はがき通信」購読料の未納額をお知らせいたしますのでよろしくお願いいたします。帯封(おびふう)の「未納年数:」の後に数字を印刷してお知らせしてあります。たとえば、「未納年数:2」というふうに表示してあれば、2は2年間未納という意味です。1の場合、昨年の1年間未納だったという意味です。
 前年度もお知らせいたしましたが、2年以上購読料を未納の方は時期をみて発送を停止させていただくこととなりました。しかし、購読を希望されていて購読料を納めることが諸事情で難しい方は、発送停止される前に「はがき通信」スタッフまでその理由を添えてご連絡いただきますようにお願いいたします。スタッフ会議にてご検討させていただきます。
 「はがき通信」は、年間購読料1000円(年6回発行・1冊あたり約166円)で運営されております。また、さらなる誌面の充実を願われてご寄付されたありがたい寄付金が、購読料を納付されない方の購読料の補填(ほてん)になっている現実も否めません。どうかご理解いただければと存じます。発送停止後に再度購読を希望される方は、新規にお申し込みください。
 しかし、寄付金や購読料の多少にかかわらず、購読者すべての皆様のおかげで「はがき通信」は続いております。それは「はがき通信」スタッフの励みです。今後も皆様の期待に応えてがんばっていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。

 3.3人目の編集担当者の募集について 
 編集担当者を募集いたします! 現在は、瀬出井・藤田の障害当事者による2名体制ですが、どうしても体調不良など、四肢マヒ者ゆえの不安があります。不慮の事態にも対応するためにも、編集担当者を3人体制にして安定した編集体制を目指したいと考えております。編集は大変なときもありますが、とてもやりがいのある役割です。
 電子メールの送受信ができるパソコン環境で、ある程度ワープロソフト(一太郎orワード)が使用でき、(1)四肢マヒの障害当事者であること、(2) 無償であること、(3)「はがき通信」の発行主旨(四肢マヒ者に有益な情報交換)に沿うことが基準となります。なお、原稿集めまでできればベストですが、編集スタッフでご協力応援させていただきます。何よりやる気のある方が条件になります。決定につきましては、編集スタッフの多数決で行なうこととさせていただきます。自薦・他薦を問いませんので、募集いたします。裏表紙の「はがき通信」編集スタッフまでお気軽にご連絡ください。

 【特集「車イスで空を飛ぶ術」原稿募集!】

 私たち四肢マヒ者が飛行機を利用するときに、My車イス〜空港内用車イス〜機内席間の移乗(トランスファー)の大変なこと、空港内用車イスの居心地の悪さや、リクライニング角度の浅い機内席やあずけたMy車イスの破損や電動車イスのバッテリーのトラブルなど、大変な思いをしたということをよく聞きます。
 そこで次号・140号の特集のテーマは、「車イスで空を飛ぶ術」にさせていただきます。
 スムーズで快適な飛行機の利用やトラブル回避のためにも、飛行機の利用にまつわることなら何でもけっこうですので、経験や知恵を出し合いましょう! はがき1枚でもかまいませんのでドシドシご投稿をお待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。

 締め切り:3月31日まで!



 僕が膀胱ろうにした理由 


先に結論から書きますが、僕は膀胱ろうにしてよかったと心から思っています。その理由は単純明快至極シンプルで、以前に比べてウソみたいに体調が良くなったからです。いや、逆に言えば以前の体調が悪過ぎたわけですが、とくに一昨年の秋は今まで生きてきた中で最悪と言っても過言ではないくらいに毎日しんどかったのですね。
 原因はいろいろとありますが、最大の要因はおしっこのトラブルでした。僕は27年前に頸髄損傷になった当時、入院中の病院で薦められて尿道括約筋を切除する、いわゆるボーリングと呼ばれる手術を行ったのですが、その効果が大きく、尿がダダ漏れ状態とはいえ体に負担なく失禁してくれるおかげで、他の頸損者からよく耳にする「おしっこが出なくて頭痛がする」というような自律神経過反射の症状はほとんどありませんでした。
 導尿も入浴前とか外出前、就寝前など1日に2、3回程度していれば大丈夫だったし、まったくしなかったとしてもこれといって問題なく過ごしていたのですが、2009年の秋から痙性が強くなったことで激しい動悸がするようになり、乱高下する血圧が時に200を超えるようなこともあって、このままでは血管が切れるかもしれないという恐怖感に苛(さいな)まれ、導尿時などにペニスに触れられるととくに強い痙性が起きるので、とても苦しくなったのですね。
 それが嫌で留置バルーンカテーテルに切り替えたのですが、ある日のこと、尿道口が出血していて、よく診てみると先端が少し裂けていたのです。当初はそのままにしておいてもすぐに治るだろうと考えていたのですが、それが大きな誤りでした。少しずつ少しずつ裂け目が広がっていって、ヤバイと思った頃にはもうバルーンカテーテルと尿道口には数ミリほどの隙間(すきま)が生じていて、その隙間から尿が漏れるようになったのですね。つまり、バルーンを留置している意味がまったくなくなったわけで、2年ほど前にバルーンをやめて導尿に戻しました。
 ○おしっこが出ない(+_+)
ところが、約1年半に渡ってずっと留置バルーンをしていたせいか、今度は以前のように失禁しなくなったのは想定外でした。おしっこが出ないことで自律神経過反射による頭痛がするようになり、水分を体外に排出するおしっこの代わりなのか、首筋から肩にかけて異常なくらい汗をかくようになったのです。ここからが地獄の苦しみで、「おしっこが出にくい→頭痛がする→膀胱が満タンになる→発汗する→お腹が気持ち悪くなる→早急に導尿が必要→長時間座れない」という負のスパイラルが始まったことで、どうにかしてこのしんどい状況を打開しなきゃと考えました。
 そんな矢先、僕にとって決定的な出来事が起きたのですね。母親以外は導尿できなかったので、宿泊を伴う外出限定でその前後の2週間だけ留置バルーンをしていたのですが、そんな時に限って立て続けに大量の血尿が出たのですよ。ウロバッグは血だらけでした。それだけではなく、高熱と吐き気を伴っていたこともあって、もしかしたらバルーンの問題ではなく体のどこかに病気が隠れているのではないかと不安になったので泌尿器科で診てもらったところ、血尿についてはバルーンで尿道が傷ついたことが原因だろうと診断され、ついでに尿道口の裂け目についても診てもらったら、これは治療不可能で、このままバルーンを続けていれば裂け目はどんどん広がるばかりだと宣告されてしまいました。
 この時点で僕にはもう選択肢は3点しかなく、1点目は尿漏れ覚悟で留置バルーンを続けること、2点目は自律神経過反射で苦しむことを覚悟で失禁と導尿で過ごすこと、3点目は膀胱ろうの手術をするということでした。ただ、僕自身はまた体にメスを入れることに抵抗があったし、カテーテル交換のために月に1回通院しなければいけないことも負担に感じていたので、なるべくなら手術という選択は避けたかったのですが、負の連鎖を断ち切るためにはもう決断するしかないところまで追い込まれていました。

 ○僕が膀胱ろうにした理由
そんなわけで、僕は自ら積極的に望んで膀胱ろうにしたというわけではなく、あくまで体の負担を軽減させるためにはどうしたらいいか?を考えた先にたどり着いた選択でした。血尿が最大のキッカケでしたし、この先ずっと自律神経過反射に苦しまされるのも今後の人生を考えたら決してプラスではなく、むしろマイナスにしかならないと思ったのですよね。ただ、選択をした理由はどうあれ、膀胱ろうにしたことで今までの悩みはすべて吹き飛んだのは事実です。正直、こんなにも体が楽になるなんて思いもしなかったし、悩まされていたおしっこのトラブルもほとんどなく、また以前のように快適な生活を取り戻すことができたのは何より幸せでした。
2012年6月頃からいくつかの泌尿器科の先生に相談し、手術したのは同年9月末。最初は簡単な手術なので日帰りでも可能と聴いていましたが、頸損ゆえに何があるか分からないということで3日間に延長され、入院当日にはリスクを軽減するためにお腹を少し切るから1週間は入院してほしいと告げられ、最終的には2週間の入院となりました。
 予定より長くなりましたが、手術そのものは短時間でしたし、体にダメージも残らなかったし、翌日にはもう元気で車いすに復帰していました。術後の経過も順調で、抜糸後に退院となりましたが、それから3ヶ月以上経った今もとくにトラブルなく過ごしていますし、お腹の気持ち悪さも変な発汗も頭痛もほとんどなくなりました。冒頭に書いた結論に至るまでに約3年かかりましたが、とにかく今は快適です。

 ○膀胱ろうまでの自分史
  1987年:尿道括約筋切除
 2009年秋:人工肛門造設
        人工肛門にして痙性が強くなったことで留置バルーンに変更。
 2011年春:尿道口が裂けたことでバルーンから失禁+導尿に戻す
 2011年秋:留置バルーンで大量出血
 2011年秋:急性呼吸不全で緊急入院
        風邪が一気に悪化して肺炎となり、膀胱炎などを併発したことで体中に細菌が 飛び火し、そのまま意識不明に……。
 2012年秋:膀胱ろう造設
 現在は順調で体も元気そのもの

大阪府:H.A.



 メールでインタビュー 


F−1日本グランプリを観戦した平山 圭紀さん

 カーレースの最高峰のF(フォーミュラ)−1は世界20ヶ国を転戦して、毎年10月に日本グランプリが開催され、レースは金曜フリー走行、土曜予選、日曜日の決勝と行われます。はたして3日間で21万人(日曜は11万人)が訪れる世界的なイベントに、車イスで観戦は可能なのか? 観戦された平山さんにそこのところをお聞きしてみました。




 >何年のF−1日本グランプリに行かれましたか。どこのサーキットで開催ですか?
 2003・2005・2009〜2012年 鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)

 >観戦は何泊何日でしたか?
 金曜の夜に出発し、土曜日の朝に到着。土日観戦し、日曜の夜にサーキットを出て月曜の早朝に帰宅。土曜の夜はホテルに宿泊。

 >鈴鹿サーキットに車イス専用観戦席はありますか。また何席ありますか?
 車イス観戦席は、3ヶ所あります。場所により金額、定員が違います。

 >チケットの取得方法は?
 鈴鹿サーキットHPで募集があり、定員を超える場合は抽選のようです。

 >出発前は何が一番心配でしたか?
 排便のコントロールができるかどうかです。

 >鈴鹿サーキットまでの交通手段は?
 自家用車です(後部リフト)。

 >車で行くと渋滞は大丈夫でしたか?
 行きは夜中に出て早朝に着くので渋滞はなしですが、日曜日の帰宅時は多少渋滞します。

 >車イス専用駐車場はありましたか。予約可ですか?
 専用の駐車場があります。観戦チケットの申し込み時に、一緒に予約できます。

 >鈴鹿サーキットはバリアフリーでしたか?
 車イスでの移動に問題はないです。車イス用トイレもあります。

 >テレビ観戦とスタンドから見るのとはどう違いますか?
 音・匂い・スピードを感じられますが、レースの状況はテレビの方がわかりやすいです。



 >F−1マシンの排気音はいかがでした?
 かなり大きいです。隣でしゃべっても聞こえないです。初めて聴いたときは鳥肌が立ちました。

>観戦された席からレースの様子はよく見えましたか?
 席の前を通るマシンはよく見えます。観戦席の前に大きなモニターもありレースの状況も見られます。

 >観戦された日にもし雨が降ったときはどう対処されましたか?
 観戦席には屋根がないところがほとんどで、観戦時に傘は使えません。カッパ、ビニール袋やレジャーシートを使って濡れないようにしました。

 >観戦のときに必需品とか事前に用意していた方がいいモノとかありますか?
 雨対策・暑さ対策はしておいた方がいいです。

 >宿泊場所は。F−1の特別宿泊料金でしたか?
 サーキット周辺は予約できない状況で、少し離れた場所の方が予約しやすく料金もおさえていると思います。

 >何かハプニングやトラブルはありましたか?
 雨でもレースはありますが、大雨で土曜日のレースがなくなったことがあります。
 10月でも晴れるとかなり暑く(今年は気温23℃)、熱がこもり熱中症になりかけました。

 >観戦されて良かったですか。満足度は10点満点で何点ですか?
 もともとレースが好きなので、いつも満足して帰ってきますが、観戦席がいつも同じなので違った場所で見られるともっといいです。なので「7点」にしておきます。



 >F−1初観戦のときは何で情報を得ましたか?
 テレビや鈴鹿サーキットのHPもですが、ネットで観戦者の経験談など(サイト)がわかりやすいです。

 >これからF−1初観戦の方へアドバイスをお願いします。
 F−1マシンの排気音やスピード感はテレビではわからないので、ぜひサーキットで体感してもらえればと思います。おそらくやみつきになるはずです! 到着・帰宅時間をずらせば渋滞も回避できるので観戦に行きやすいと思います。



 寒さ(冷え)対策 


こんにちは、Sです。福岡市在住C6の頸損です。43歳、受傷して21年になります。
 今年も毎日寒い日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。言うまでもなく、私たちは、風邪でもばかにできません。お互い気をつけていきましょう。
 さて、今回は、寒さ対策ということで、私の経験や気をつけていることなど紹介します。
 受傷後5年過ぎくらい(20代)の頃までは、たいていの寒さは平気でした。そのかわり、当時は今より暑さに弱かった気がします。
 30代前後から、寒さに弱くなりました。まだ、スポーツもがんがんやっていましたし、これといった原因は思い当たりませんが、ちょっとした外出で、手先、足先が異常に冷たくなりました。しかも右半身が特に冷えました。特に30代後半は、職場の中に外気がけっこう入ってくる状況で、足の膝から下が異常に冷たくなり、自分で触ってぞっとするほどでした。この頃から、貼るカイロを背中につけ、冬の半年はズボン下(パッチ)はかかせなくなりました。
 40代となった今は、職場がビルの11階で外気が直接入り込むこともなく、冬場の寒さを感じなくなり、多少寒さに対応できるようになりました。導尿する時は、足を上げ長座の体勢でふくらはぎをこすってマッサージするようにして、血行を促しています。
 これまでの経験で、一度冷えた体を温めるのは、かなり難しいです。したがって、体ができるだけ冷えないよう外気に触れないように、すき間を作らないような工夫が必要です。マフラー等で首を温めるのも効果的です。私は、4、5年前から頭からかぶる首のサポーターのようなものを使いだしました。マフラーのように外れることもなく、とても効果的です。今では、冬の欠かせないアイテムになりました。同様に、肘やふくらはぎなど部分的にサポーターをはめるのもいいと思います。最近は、ヒートテックの下着もいろいろあるので、それらを活用していきましょう。
 食べ物も、温かい汁物を加えたり、好みもありますが生姜湯(しょうがゆ)を飲んだり、漢方の人参湯や真武湯(しんぶとう)を飲むのも体が温まります。
 冷えた体を温めるのに一番効果的な方法は、風呂に入ることです。私たち頸損にとっては、介助の都合など制約が多いですが、無理なく体を温めるのは、入浴が一番だと思います。皆さん、無理せず自分にあった方法で、寒い冬を乗り切りましょう。

福岡県:Y.S.

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