はがき通信ホームページへもどる No.106 2007.7.25.
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<特集!「私の常備薬」>


 今号の特集は「私の常備薬」です。四肢マヒ者が生きていく上で、どうしても薬のお世話になることが多い現状があります。
 そこで「私の常備薬」について情報交換のために皆さんの体験談(どういう時にどんな薬を使用しているか、効果の程度や副作用、使い方の工夫など)のご投稿をご紹介させていただきます。
 なお、「私の常備薬」や今までの特集(尿路管理・頸損と合併症・パソコン入力の工夫・暑さ対策)および連載特集の「介護する側、される側」は、次号で引き続きご投稿をお待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。


 <特集> σ(^-^)の常備薬 

C4,C5、受傷歴13年

 [クランベリーUR65・キッコーマン]毎日20時に125mlの紙パック一本(薬ではないが…定期購入)
 主な作用=尿路感染予防に「クランベリー」ジュース。
 ※クランベリーは、腎盂腎炎(じんうじんえん)、膀胱炎(ぼうこうえん)、尿道炎などの尿路感染症やアルカリ性の尿路結石に良いと言われています。
 尿は、血液中の体に不必要になった老廃物がろ過されたものです。ところが、尿は体に余分な栄養成分も含んでいます。大腸菌などの微生物にとってとても生活しやすい環境なのです。微生物が尿路にすみつくと、この栄養成分を餌にし急激に増殖し尿路感染症を引き起こします。
 微生物は中性・アルカリ性のときに繁殖します。グランベリージュースには尿のpHを酸性にする働きがあり、尿路感染症の予防に役立つと言われています。クランベリーに含まれるキナ酸が体内で馬尿酸というものに変わり、これが尿のpHをさげると報告されています。
 “σ(^-^)の小言=尿路感染予防に今は毎晩飲んでます。でも今、飲んでいるパックは1本220円くらいと値段が高いので他のタイプにしようか飲むのを止めようかと迷っているけど、クランベリーは良いみたい。これからも続けた方が良いのかな? 皆さんはクランベリー飲んでおられますか? どこの会社のどんなタイプですか?”
 [ハイチオールC・エスエス製薬(株)]毎日昼食と夕食後に2錠適量の半分の量をわたしは飲んでいる。(ドラッグストアで購入)
 主な作用=皮膚や肝臓に分布して皮膚代謝にかかわり、かぶれ・ニキビ・シミなどの肌トラブルに効果的。肝臓に働いてだるさや疲れ、二日酔いにも効きます。
 “σ(^-^)の小言=お肌や肝臓のために続けているが、効果はどうかわからない(笑)。飲むのを止めるといっきにシミが出てくるのが怖くて止められない(苦笑)。でも飲んでも飲まなくても汚い肌です(T_T)。アルコール飲んだ次の日は必ず飲んでます。^^”
 [サロンパスA・久光製薬(株)]貼り薬、痛みでツライときに足の裏に主に使用する。首や肩にもたまに貼る。(ドラッグストアで購入)
 効能・効果=肩こり、腰痛、筋肉痛、筋肉疲労など。
 注意事項=肌が弱いので、首や肩に貼ると時々かぶれる。
 “σ(^-^)の小言=「サロンパス」を貼ってもらうと「おばさん? おばあちゃん?(笑)年だからなぁ〜(;¬д¬)・・─→ *・゜」と言われるけど、足の裏にサロンパスを貼ると感覚がないのに気持ちいい♪ 足の裏にはツボがたくさんあるから、疲労物質が溜まっているのが取れるのかな? わからないけど、だまされたと思って試してみて欲しい! スティックタイプやスプレータイプもあるけど、わたしはかぶれても貼るタイプが良いな。あと、首や肩のコリ・腰痛のひどい痛みのときにだけ貼る。”
 [マイスリー錠]毎晩寝る前に5mg×2錠(医師処方)
 主な作用=寝付きをよくする薬です。
 注意事項=翌朝起きた後まで眠気等の作用が残ることがある。
 “σ(^-^)の小言=できることなら眠剤は飲みたくないけど、飲まないと寝られない。寝られないと次の日、ひどい痛みとケイセイで耐えられないから。2錠飲んでいるけど、3〜4時間で目が覚めるので朝までぐっすり寝られる方法や薬がないかな?”
 [センノシド錠]毎日夕食時に2錠飲んでいる。排便を見て調節している(医師処方)
 主な作用=便通をよくする薬です。
 注意事項=便を軟らかくするために多めの水で服用する。
 “σ(^-^)の小言=ピンクの小粒2錠を毎日飲んで便を下ろしておかないと硬い便に苦しむ(苦笑)。1〜3錠飲んで調節してるが食事や飲み物で思うようにいかないこともある。排便チェック表をつけて量や硬さ・方法・担当者など書いてもらっている。野菜を食べたり車イスこぎ(週2回)をしたりして難便にならないようにしている。”

 わたしの常備薬ということで書かせてもらいましたが、薬ではありませんが…疲れたかな〜と思ったときに「チョコレート」を2口くらい食べます(笑)。甘党ではないわたしが甘いものが欲しくなるってことは女性ホルモンバランスで欲しくなるのかもしれません。そして痛みでしんどいときは「日本酒」を400ccくらい飲みます♪
 気難しい身体と付き合っていかなければと…何年経っても完全にはわからないですね。たくさんの頸損者さんに助けてもらい日々勉強中です。皆さんありがとうございます。m(_ _)m
 
Mayumi


 <特集> 私の常備薬 

50歳

 お久しぶりです。北海道のA.S.です(ご無沙汰しておりましたうちに市町村合併でA市へ名称変更いたしました)。
 さて私の常備薬についてお話しいたします。私は約15年前、ダニが媒介するロシア春夏脳炎ウィルスに感染し脳幹部をアタックされた結果、特に上半身の運動神経がやられ、四肢体幹麻痺・構音障害を持つこととなりました。薬は、ほぼ全て医師の処方を受けています。毎日、必ず服用しているのは8種類で、その内3種類(デパゲンR錠、リボトリール錠、アレビアチン錠)は脳の神経に関与する抗痙攣(けいれん)剤です。その他、ギャバロン錠(筋肉の痙性抑制剤)、アローゼン、グリチロン(肝機能維持)等です。
 後は偏頭痛薬イミグラン、吐き気止めプリンペラン、普通の頭痛薬ペオン、風邪薬PL顆粒、胃薬ガスター、婦人科のホルモン剤プレマリン、筋肉の炎症を抑えるインテバンクリーム、目薬等。これらは自分の判断で使い分けているつもりです。
 朝晩の投薬の時間が遅れると、まず口元が強張ってきて、それでなくても回りにくい口が回らなくなってきます。次に上肢の筋肉が緊張してきて震えがきます。徐々に上半身全体に広がってきますが、無理に話そうとせず焦らずに薬を服用し安静を保つと、時間と共に落ち着いてきます。また精神的に緊張状態が続くと薬が切れてきた(?)と感じるタイミングが早まります。
 過去に何度か発作を起こしていますが、2回は少し味見したアルコールと薬が何らかの反応をしたようです。1度は眠るのですが、異変に気付いて目が覚めた時には時既に遅し。必死で夫を起こすだけで精一杯。失禁を恐れてトイレに行きたいと言うところまでは覚えているのですが……その後は白目をむいて意識喪失。しばらく横にしておくと治るのだそうです。と言っても私は元々下戸なんですが楽しくなりたくて。全く人騒がせですよね。それ以来アルコールは断ちました……やれやれ。けれども、この状態が私の典型的な発作の形です。

 閑話休題。私の不安は15年間近く、これらの薬を飲み続けているからには何らかの副作用があるのではないかということです。医師に何度か副作用と薬を減らすことについて相談しました。薬を減らすことには毎回ウーンと唸るのみ……。副作用は代謝されてしまう成分ばかりだから問題はないと言われました。ただ抗痙攣剤が眠気を催すのは自明なことなのですが、人と話していようがPCで急ぎの用事をしていようが関係なく、突然、睡魔が襲ってくるのは毎日のことなので困ります。そして今回この原稿を書くにあたり、薬局から出ている説明書をよくよく見直したところ、アレビアチンの副作用に「首が傾く」とあるのを見つけショックを受けました。と言うのは、もう10年以上も前から首が右に傾きたがって嚥下の悪さにもつながり苦痛だったのですが、首の筋力が弱いせいだと思い込み、意識して左に傾けようとしたり、車イスのヘッドレストをオプションで作ってみたりしていたのです。最近では傾いた状態でPCを見ていると非常に見づらくなってきました。今度、病院へ行ったらアレビアチンの影響について確かめようと思います。
 集中力や記憶力も欠けてきたことを主治医に話したら、そろそろ年だから……と苦笑されてしまいました。当年とって50歳ですが、まだ年に甘えたくはありません。そういう意識が余計、副作用のせいにしたがるのかもしれませんね。けれども、これから先も延々と服用し続けなければならない薬です。医師任せにせずに自分の体内に取り込む薬の知識をきちんと把握すべきことを再認識した今回の特集でした。
 最後に抗痙攣剤をお使いの方、その注意点、副作用などについて教えていただけたら、嬉しゅうございます。長々と失礼いたしました。
 

北海道:A.S.



 <特集> 過反射にはニトロダーム 

C5損傷20年、58歳♂

 過反射が原因で入院したことが在宅になってから2度ある。1度めは1994年、バルーン交換が引き金だった。バルーンを出し入れすると多少なりとも刺激があって冷や汗をかくものだが、その日はバルーン交換を終えてドクターが帰ったあとしだいに過反射が高じて頭が痛くなり、それがどんどん激しくなってついには人事不省におちいり救急車で大病院にはこばれた。2度めは2000年、いつものように排便・入浴処置を終えたあと急にひどい過反射と同時にたえがたい頭痛がやってきた。このときも救急車だった。入院してあらゆる検査をしたが原因はわからなかった。「過反射による頭痛だと思いますが……」といったのだが、過反射という言葉を知る医師は少ない。無視された。
 首から上にゾワゾワと鳥肌が立ち、頭から顔から汗がしたたり落ち、拍動にあわせて目の前の風景が点滅する。胸のあたりがイモリの腹のようにまだらに赤くなる。私のばあい過反射の原因は、膀胱・腸・褥瘡この3つのどれかだ。バルーンカテーテルが詰まって尿失禁するとき、ガスや便が出るとき、あるいは褥瘡が圧迫されたときなどに過反射が起きる。まれに精神的ストレスの強いときにも起きる。感覚を喪失した体がこういうかたちで私に異常を知らせてくるのだ。
 あるとき「せきずい基金」のホームページを読んでいたら、過反射は血圧の急上昇が原因で、放置すると脳卒中を起こす、ニトログリセリン軟膏を塗って血圧を下げなければ危険だと書いてある。さっそく主治医に処方をたのんだ。ニトロの軟膏は日本ではもはや販売されておらず、「ニトロダームTTS」が出た。小判型のシールだ。冠状動脈と全身の静脈を拡げる作用がある。
 血圧が160を超えたら、ベッドの背起こしなどをして頭の位置を高くしたうえで、胸・腰・上腕部のいずれかに貼る。私のばあい上腕血圧計を腕に巻いたままにし、5分ごとに計る。130以下に下がったらはがす。はがすとまた上がるので私はもうちょっと下げてからはがすのだが、うっかりすると低くなりすぎて「エラー」が出ることがある。私の電子血圧計では最高血圧が300以上になるとエラーが出るが、60を下回ってもエラーが出る。ふだんの血圧がベッド上では110/70だが車椅子上では60/40だから、60ぐらいでは気づかない。急上昇だけでなく急降下のときにも過反射が起きることがある。貼ったりはがしたりを何度かくりかえしているうちに血圧は正常になる。
 もっと早くからこの薬のことを知っていれば入院しなくてもすんだのではないかと思う。
 

東京都:F



 <特集> 大健中湯はイレウスに効くか 


 自分が今飲んでる薬は下剤でプルゼニドと酸化マグネシウム。酸化マグネシウムは毎日1包、排便時にプルゼニドを2錠。
 それとイレウスを何度もやらかしたんですが、主治医の先生にすすめられてイレウス予防で漢方の大健中湯を飲んでおります。効果は(?)ですが気休め程度で続けております。
  

福岡県:K.M.



 <特集> クスリ −この不可思議な魔物について 


 受傷して3年半になるが、体調は今に至るも不安定極まりない。体調の善し悪しはその日の目覚めの瞬間に決まる。良いときは気分が高揚しているが、悪いときは頭痛の状態がだらだらといつまでも続く。自分なりに統計をとっていて、これが何に起因するのかを調べているが、決定的な要因はいまだに分からない。受傷歴の浅いころはその日の天候、気温、気圧などに左右されると思っていたが、最近ではそうでもないことに気づいた。それよりも気温差、熟睡の度合いなどが大きく関与しているように思われる。
 入院中から夜熟睡できないことが多く、いつのまにかクスリに依存することが多くなった。洋七の「がばいばあちゃん」じゃないが、悪い話は夜すんなとはいうものの、眠れない夜は悪い方へ悪い方へと思考は突き進んでいく。明け方5時すぎになって、クスリを出せ、出せないで看護師とケンカになったこともある。退院後も尾を引き、いつのまにかデプロメールとかハルシオンとかソラナックスとかに依存する日々が続いた。
 別段気にもかけなかったのだが、10カ月ほど前にデプロメールが抗鬱(こううつ)剤だったと初めて知って驚いた。「オレはうつ病だったのか」と半信半疑だったが、知らぬ間にヒロポン中毒にされていたようなイヤアな気分になった。ただ眠れない夜はソラナックス1錠を頓服(とんぷく)として服用を続けた。15分ほどですーっと全身の力が抜けていく極めて速効性の強いクスリだと思った。
 近ごろ筋トレに力を入れているが、あることに気がついた。よく眠った日とそうでない日とでは、脳からの指令の伝達が大きく左右される。よく眠れた日でも前の晩にソラナックスを飲んだ日とそうでない日とでは大きく異なる。もちろんクスリの力を全く借りずによく眠った日は伝達効率がすこぶる良い。
 なら即刻やめればいいじゃないかという話になるが、薬効の優れたクスリは怖いもので、ヒロポン中毒から抜け出すくらいの自恃(じじ)が必要となる。げに恐ろしきは魔物としてのクスリである。
 

千葉県:T.D.



 <特集> インフォメーション 薬について知りたいとき 

C8レベルくらい

 医師から処方された薬やドラッグストアで買った薬について詳しく知りたいとき、以下のHP(ホームページ)が大変役に立つ。『医薬品医療機器情報提供ホームページ』。(http://www.info.pmda.go.jp/)一見専門的すぎて取りつきにくいが、薬に頼らざるを得ない人は、この情報を知っておいた方がよいと思う。製薬会社が医療機関や薬局に薬を販売するとき、その薬に関する情報を網羅的に記載した文書を必ず添付する。これは一般に「添付文書」と呼ばれている。このHPではこの文書の全文を読むことができる。この文書には、その薬品の販売開始年月、形状と性状、成分となる薬剤物質の一般名と含量、効能や効果、処方対象となる症状や疾患、副作用、害作用、禁忌事項、用法、使用上の注意、臨床試験の概要などが記載されている。
 医師や薬剤師はこの文書をベースにそれぞれの専門家としての経験や考え方に基づいて薬を処方している。この文書は薬が実際に使われてみて効能や害作用、用法上の注意などが新たに明らかになる度に年々改訂されている。医薬の専門用語が多く、患者としては読みにくい面もある。しかし、少なくとも薬の効能や副作用、害作用、禁忌、使用上の注意を知っておきたい。薬が毒にもなることがよく分かる。自己管理の上でも役に立つ。
[検索の仕方] HPの左下「医薬品関連情報」の欄の「添付文書情報(医療用医薬品)」をクリック→次ページ 医療用医薬品の添付文書情報(検索ページ)をクリック→次ページ検索ページの左側の「一般名・販売名」のボックスに検索したい薬の名称を記入して検索実行→右側に各製薬会社の該当薬品名が出てくるので、調べたい薬をクリックで調べたい薬の情報が表示されます。
 このHPよりももう少し簡略化された分かりやすいお薬情報HPとしては、『ハイパー薬事典』(http://www.jah.ne.jp/~kako/frame
_dwm_search.html)がある。このHPの「名前で検索」のボックスに薬の名前を記入し検索する。こちらをチェックしたあとに上記のHPで確認してもよい。
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東京都:Y.A.



 Tさんとの思い出 

脊髄腫瘍C6〜T3、損傷歴18年、64歳、女性

 1995年、私が初めてフィリピンに行ったときに、Tさんはすでに現地の方と結婚され自宅を購入されていました。私はその当時療護施設に入所中であり、これからの生き方に不安を感じているときでもありました。2度3度とフィリピンに滞在し、Tさんと話したり、ご家族の生活を見ていると、Tさんのようにフィリピンに生活の場を移すという選択肢も「ありなのか?」と思うようになり、Tさんに何度となく相談しました。Tさんは、言葉や文化などが違う異国の地で、まして障害をもって暮らす厳しさを話してくれました。今思うとあれは、本音を話してくれたのだと思っています。
 1997年にフィリピンに行ったときは向坊さん、Tさんや現地の皆さんと電動車イスでルセナの街に出たり、海岸から炎天下の中3時間かけて電動車イス数台で帰ってきた、あの皆さんの強さに、私も強さをもらった気がしました。大晦日にはTさんのお宅に「年越しパーティー」に招かれ、豪華な料理と満天の星空の下、Tシャツで過ごす年越しに感動したのを憶えています。



●1995年にはじめて行ったときに、
 Tさん宅で撮ったものです。
 Tさん家族・松井先生・現地アテンダント・私・私の介護者(前列右の方がTさん)






 あのときのTさんのお話や一緒に過ごした日々は本当に楽しい思い出です。
 2002年にフィリピンに行ったとき、Tさんは体調を崩されて自宅で静養されていていました。それから向坊さんが生前、フィリピンから帰るたびTさんの体調を心配されていて、私も気になっていました。正直、日本とフィリピンでは医療や生活にも違いがあります。Tさんは「家族」を一番大切に思い、一緒にいたかったのだと思います。
 向坊さん、中島虎彦さん、Tさんと、皆さん私にとっては楽しかった思い出やたくさんのことを教えていただいた方で本当に残念です。
 54歳という若すぎる死に、もっともっと子どもさんが大きくなるのを見守りたかったと思います。Tさんいろいろありがとうございました。謹んでご冥福をお祈りします。
 

広報委員:麸澤 孝

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