福岡点字図書館 お知らせ 第22回ロービジョンを考えるシンポジウム

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第22回ロービジョンを考えるシンポジウム

「視覚障がいと触覚」
~視覚障がい者における触覚の活用~

内容

日時:平成24年3月17日(日) 13:00~16:30
会場:福岡市市民福祉プラザ(通称・ふくふくプラザ)5階 502・503研修室
参加費:無料・予約不要
基調講演:福岡教育大学特別支援教育講座教授 韓星民氏「触覚の空間認知とハプティクエイド」
パネルディスカッション:
 「視覚障がいと触覚」 座長 氏間和仁氏(広島大学准教授)
 「触覚の応用」 吉松政春氏(北九州視覚特別支援学校校長)
 「触知図とデザイン」 張彦芳氏(株式会社ジーエータップ)
 「中途視覚障がい者の点字触読」 小林貞良氏(あいあいセンター・点字指導員)
 「ユニバーサルデザインのまちづくりと触覚」 吉住 寛之氏(鍼・灸・手技統合療院・愛樹堂院長)

連絡先 アナミ事務局・本田携帯 080-1717-4646
Email: takafumi.17174646@gmail.com
当日、受付にて墨字の抄録集をお渡ししますが、事前にテキストデータをご要望の方は、上記へご連絡下さい。
また視力の関係で会場前方の席をご希望の方は、人数のご予約をお願いいたします。


私共ロービジョン研究会アナミは、平成2年に福岡市で発足した視覚障がいに関する研究会で、今年で発足22年目を迎えます。
その間、様々な視覚障がいの問題について医療・教育・福祉・企業・ボランティア等が連携を図りながら、視覚障がい者のQOL向上のために活動して参りました。
今後も視覚障がいに関連する諸問題について対処していくため、さらに充実した地域ネットワークが構築できるように努力して参る所存です。
さて、毎年開催致しておりますシンポジウムですが、今回は「視覚障がいと触覚」をテーマとして開催することに致しました。
見えない、見えにくくなった方々が情報を得るためには、現在持っている視力を最大限に発揮することも大事ですが、と同時にそれ以外の感覚を活用することも非常に重要なことだと考えます。
その、人が外界を感知するための様々な感覚の中でも、今回は特に「触覚」について掘り下げていこうと思います。
第1部の基調講演では、今年度より福岡教育大学・特別支援教育講座教授に着任されました、韓星民先生をお招きし、「触覚の空間認知とハプティクエイド」という演題でご講演を賜ります。
また第2部のシンポジウムでは、視覚特別支援学校や点字指導員の先生方、またユニバーサルデザインに関わる先生方をお招きして、触覚に対しての先生方の取り組みをお話いただくとともに、会場の皆様との意見交換も交えて、視覚障がい者にとって「触覚」をどのように活用していくべきか考えて参ります。
このシンポジウムを有意義なものにできますよう、是非、多くの皆さまのご参加・ご提言を心よりお待ち申し上げます。