●新着情報20021021
▲1200名を越える参加者が集った 開会式 |
▲開会式の会場となったグラン キューブ |
「アジア太平洋障害者の十年」最終年記念大阪フォーラムが、あいにくの雨となった10月21日、常陸宮正仁殿下のご臨席のもと、大阪市のグランキューブ大阪で開幕しました。
開会式では、嵐谷安雄大阪フォーラム組織委員長の開会宣言、八代英太最終年記念フォーラム組織委員長のあいさつと特別講演などのあと、常陸宮正仁殿下から「アジア太平洋障害者の十年記念国際会議を機に、障害のある人々のいっそうの社会参加が進むことが期待されます。皆さんの交流を深めるよい機会、思い出となることを願ってやみません」と、お言葉を賜りました。
大阪フォーラムは、第12回国際リハビリテーション協会(RI)アジア太平洋地域会議、アジア太平洋障害者の十年推進NGO会議(RNN)の2つの国際会議から構成されています。
▲基調講演するB.リン ドクビスト氏(国連社会 開発委員会特別報告者) |
参加登録者(当日参加登録者を除く)はRI、RNN会議を合わせて1231名で、うち海外参加者が591名と、海外からの参加者の多さが目立っています。
10月21日は各分野の専門家による基調講演や障害者権利条約に関するパネルディスカッションがおこなわれ、壇上のシンポジストからは口々に条約の必要性が訴えられました。
翌10月22日は大阪府内の各会場に分かれて分科会を開催し、10月23日までの3日間にわたり、権利条約制定やポスト・アジア太平洋障害者の十年の取り組みなどの重要課題について討議されます。