Duskin Leadership Training in Japan

最終レポート

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ヘマンタ・クマラのファイナルレポート

私はクマーラです。スリランカから来ました。1年間ダスキンの研修生として日本で色々な事を勉強することができて、とても嬉しいです。去年の8月23日から、本当に皆様お世話になりました。ありがとうございました。

日本語研修

始めに9月から3ヵ月間日本語をみんなと一緒に勉強しました。最初は挨拶だけ日本語でできました。でも、日本語をだんだん覚えて、日本語で話すことができるようになりました。良い先生から日本語を勉強することができたから、早く日本語がしゃべれるようになったと思います。日本語の勉強の時間はとても楽しかったです。他の国の人達と日本語を最初から勉強する時、とても面白かったです。日本語の先生達の教え方はとても凄いです。楽しいし、教え方が良く分かります。

私は、半田こずえ先生と日本の点字も勉強しました。最初は難しかったけれども、覚えてからは大丈夫になりました。色々な国の点字は凄いです。スリランカの点字と日本点字は、全然違うけど面白いです。1ヵ月勉強したら私は日本の点字が上手になりました。この先生と私はとても仲良くなったので、私も覚えるのが早かったです。

日本語の研修のとき、私はメールの事もパソコンを使って勉強しました。小山先生や伊藤先生からパソコンを勉強しました。本当に短い時間でたくさんの事ができるようになりました。スリランカでしゃべるコンピュータを触ったことがないですけれども、日本で短い時間で色々なパソコンの事が分かりました。でもまだまだ勉強をしたいです。日本の先生達の教え方に私はとても感動しました。英語はあまり使わなくても、やさしい日本語で少しずつ日本語を教えるのは、とても凄いです。スリランカで1年間かかるものが3ヵ月で覚えることができてとても嬉しいです。

個別研修

12月に個別研修が始まりました。私は始めに光友会に行って、3週間ぐらい音楽とか色々なことを勉強しました。ここで新しいイギリスのフルートをもらって、これを良い先生から習いました。最初は何も分からなかったけど、だんだん上手になりました。ピアノも勉強しました。日本の曲も覚えました。色々な盲学校へ行って見学をし、とても役に立ちました。

光友会の研修が終わったあと、ダスキンの研修生と一緒にスキーに行きました。私は雪に始めて触りました。スキーはとても楽しかったです。私のスキーの先生はとても良い人です。良い思い出ができてとても嬉しいです。

スキーが終わった後広島へ行って、お正月の時、ホームステイをしました。広島の人達もとても親切で面白い人達です。私はお正月の餅つきをしました。宮島や平和公園など、色々な所へ行って遊びました。とても良い時間でした。私の家族の人達は私の心が良く分かって、たくさんお世話になりました。

ホームステイが終わってから、私は新しい事を勉強するために浜松のウイズという所へ行きました。ウイズは、視覚障害者の人達が楽しんで仕事をしている場所です。ここでは白状の作り方や点字印刷のこと、色々な仕事のことも勉強しました。みんなは私ととても仲良くなりました。斯波さんから良い考えを習いました。金谷さんと学校へ行って点字のことを話しました。

ここで私は日本語と日本の点字と冗談も勉強しました。また、日本語とシンハラ語の点字の小さな辞書を作りました。それから、スリランカで点字を勉強したい、見える人のためにシンハラ語の点字と文字の辞書を作りました。

日本で私は胡弓が上手な人と一緒に、フルートのCDを作りました。キーボードが上手なプロの人とフルートのテープも作りました。浜松で新聞にも載りました。視覚障害者の雑誌にも話しました。

ウイズでポプリの仕事とか名刺の仕事とか広報の仕事を、みんなと一緒にやりました。そのとき楽しんで、たくさんおしゃべりもできました。

これから私の学校でも、ウイズと同じような助産所を始めたいです。斯波さんたちは視覚障害者の心を良く分かって、一生懸命楽しんで福祉をする、とても親切で面白い人達です。浜松のウイズのみんなからいっぱい愛をもらったから、私の心もとても温かくて、優しくなりました。とても安心しました。私は自分で白杖も作りました。

浜松の研修が終わってから、岐阜アソシアで1ヵ月くらい勉強しました。図書館の事やパソコンも勉強しました。岐阜の人達も、とても親切で色々な事を教えてくれました。岐阜でいっぱい作業をやりました。隣に盲学校があるから、ときどき盲学校にも行って見学しました。

岐阜では、いっぱい機械を使いますから、色々な事が早くできました。機械のことは勉強がちょっとできなくて残念です。機械の勉強は難しいと思います。岐阜で指点字のクラブや、抹茶のクラブにも行きました。岐阜で作っている視覚障害者のテープ雑誌にも出ました。スリランカで、図書館を良くしたいから岐阜の研修はとても役に立ちます。岐阜でのボランティアさんがただで手伝いすることに、私はとても感動しました。日本人は、他の人を手伝うことが好きですね。とても良いことだと思います。

それから大阪へ行って1週間位見学をしました。ライトハウスの色々な大きな施設で、パソコンを使って点字を打っている事や、盲導犬、図書館など、色々な事を見学しました。

それからデイジー(DAISY)の事を勉強しました。デイジーの技術は私は初めて聞きました。私はシンハラ語と日本語でデイジーの本を作りました。1枚のCDの中にたくさんテープの内容を入れることができます。デイジーはとても素晴らしい技術です。

その後、また浜松へ行って、ウイズのことを勉強しました。斯波さんと色々な事を話すとき、私もたくさんの新しいことを習いました。良い考え方は一番大事だと思います。斯波さんと料理作るとき、ナイフの練習もしました。視覚障害者の人にも道具を使って、たくさんの事ができると分かりました。

その後、筑波盲学校で1週間見学をしました。小学校と中学校で視覚障害者の生徒たちの教え方を勉強しました。そこに盲聾者の素晴らしい子供がいました。ここでも、色々な勉強になりました。でも日本の盲学校は広いから、ちょっと寂しいと思います。

最後に鈴木先生とパソコンの勉強をしました。ホームページを見ることや、パソコンを直すことも勉強しました。鈴木さんと自由に話すことができて、いろいろな面白い事を聞きました。

集団研修

個別研修が終わってから、集団研修で日本の色々なリーダーから色々な教育の事やリーダーのことを聞きました。みんなお互いの経験をシェアしました。その時私は他の障害のことも少し分かりました。JICAや日本財団など、色々な所も見学しました。研修生が素晴らしいシンポジウムをやりました。たくさんのリーダーが集まりました。これから、アジア太平洋の国々の間にネットワークを作ろうと思います。でも最後に集団研修の中で、視覚資料が多く点字資料が少なかったので、少し残念でした。

まとめ

日本へ来ていっぱい友達ができて、たくさん勉強することができてとても嬉しいです。日本のどこに行っても、私はいっぱい愛をもらいました。障害があっても愛がある世界があったら、私達の世界もとても気持ち良くなることがよく分かりました。色々お世話になって本当にありがとうございます。国へ帰ってから日本で学んだことは、とても役に立つと思います。日本のこの経験を大事にします。良い思い出ができて、良い人達に会えて本当に良かったです。どうもありがとうございました。

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