ダンボクラブの成り立ちや活動内容について・・


■■ダンボクラブ発足まで■■

愛媛県療育センターを実現する会の主催で平成15年11月、

児童精神科医 西本佳世子先生の講演会

シリーズ 「ぼくたちのこと わかってよ!」

が開催されました。

この講演会が、大きな反響を呼び講演後日、軽度発達障害を持つ保護者が集まり

勉強会が定期的に開催されるようになりました。

勉強会では子どもの状態・学校での問題点・何処に相談に行ったら良いのか分からない?

外見では障害者と分からない事から重度の心身障害とは違った悩みがあります。

また周囲からの理解が難しいなど、保護者同士の意見交換・専門家との相談会などが行われました。

松山記念病院様を中心とし子ども達のSST・イルカセラピーも行われました。


平成16年9月愛媛県松山市を活動拠点に、この障害の子供を持つ親が集まりました。

『児童が将来自立生活可能になる為に生涯支援を行う事』を目的とした

「高機能自閉症・アスペルガー症候群」親の会(通称 ダンボクラブ)が発足しました。

スーパーバイザーでも有る、児童精神科医 西本 佳世子先生

愛媛大学教育学部 助教授 吉松 靖文先生の厚いご支援も頂きました。

会員数は、発足当初13名(小1〜小6 高学年中心)でのスタートでした。

活動を重ねる事に会員の数も増え現在、31名(年小〜中3)で活動を進めています。


■■活動内容■■

【保護者会】

発足してからはスーパーバイザー・専門家の方々にお越し頂き、

月2回(平日1回、土曜日1回)の活動を行いました。

内容は学校・家庭生活における問題点を中心に保護者同士の意見交換

並び専門家のアドバイスも頂き進めていきました。


土曜日の活動は、学校が休みという事も有り、学生ボランティアにお願いしての託児も行い、

家族全員で参加出来る型をとりました。


今年度も継続して行っていますが、月3回(平日2回、土曜日1回)に増やし活動しています。

平日は子供達が学校に行っている時間を利用して各方面の専門家にお越し頂き、

相談会・勉強会を行っています。

また、保護者だけの座談会、昼食会も開催し、情報交換を行っています。


土曜日の保護者会は保護者側に、スーパーバイザー・専門家に入って頂き各家庭での問題点を抽出し

周りの保護者意見・専門家のアドバイスも頂き進めています。

グループ討議形式で問題に取組む時間も設け、

各家庭における学校での問題点とその解決方法を抽出しています。

これは最終的に「良かった事事例集」として展開していき最終的に冊子にしたいと考えています。

親の会から教育機関及び各機関への御提供も予定しています。

一方、本人達は託児を利用し、専攻課学生ボランティアさんに協力して頂き

兄弟参加型によるソーシャルスキルトレーニングを展開しています。


【ソーシャルスキルトレーニング】

 会の発足以前より、現会員が通院していた医療機関にておいてソーシャルスキルトレーニングが行われています。

(現 高学年SSTと称する)この活動は医師を中心に

臨床心理士・看護師で構成され行われました。

今年度も継続して高学年SSTを展開していますが、

新たに低学年(対象は小1〜小3)にも範囲を広げSSTを展開しています。

(現 低学年SSTと称す)低学年SSTは高学年SSTと違い医療機関ではなく

他場所を活動の場として活用させて頂き、スーパーバイザー・専修科学院生を中心に

福祉関係のスタッフにもご支援頂き展開しています。



【野外活動 野菜作り】

 目的の一貫としてスタッフからの御好意により畑を提供して頂き、

平成16年度10月から畑での野菜作りを会員家族で実施しました。

育てた野菜はカリフラワー・ブロッコリー・そら豆・玉葱・ジャガイモなど。

作業は苗植えから始まり収穫まで。

収穫した野菜は、その場で調理し試食をする貴重な活動を行いました。

この活動での苦労は苗植え後から草引きなどですが、収穫し試食をすればその苦労も忘れます。

今年度もスタッフの方にお願いし継続して実施させて頂いておりますが

今回は畑を区分けし各家族の名札を付け家族別での野菜作りに挑戦です。

子供達が持分の野菜の成長過程をしっかり観察し記録すると同時に草引きも行い

収穫後には観察報告として発表会を開催する予定です。

【イルカセラピー】

 平成16年、会発足前に現会員の数名が1日プログラムでイルカ体験をさせて頂きました。

今年度はダンボクラブとして初めて8/20・21香川県さぬき市のドルフィンセンターにて

2日間イルカセラピープログラムを受けさせて頂きました。

参加は会員家族とスタッフ・学生ボランティアで総勢40名でした。

今年度のドルフィンセンター スーパーバイザーである帝塚山大学 助教授宮川先生のご支援も頂き

参加者全員が最後までプログラムを受ける事ができました。

ドルフィンセンター

【その他 本人活動】

 今年度から、専修科学院生が会員限定の「少人数学習」を毎週土曜日に行っています。

10月には愛媛大学教育学部体育専攻の先生にダンス教室を開いて頂き保護者・兄弟も含め多くの会員に参加頂きました。

12月は教育学部美術専攻の先生に美術教室を開いて頂きました。。第一回目の教室は「壁画」に挑戦しました。!



【講演会】

 昨年度2月、当会主催にて兵庫教育大学 井上雅彦先生にお越し頂き御講演頂きました。

参加も医療・福祉・教育・行政・保護者と多くのの方にお越し頂き、この障害について理解を深めて頂きました。

今年度は7月に山口大学 教育学部 付属教育実践総合センター助教授 

木谷秀勝先生にお越し頂き教育分野を主に御講演頂きました。

参加者も教育関係者を中心に医師・福祉関係・保護者と幅広分野の多くの方々にお越し頂き

特別支援教育に対しての啓発と推進も頂きました。

質疑の時間においても見学者から中身の濃いご意見も頂きました。

今年度2度目となる講演会を2月4日にも開催します。




【季節の行事】

【父親会】

 昨年度は発足しませんでしたが、保護者会等に参加頂いた父親で懇親会を開催しておりました。

この事がきっかけとなり、「父親も何か力になれる事が有るのでは!」

という声で、今年度、4月に父親会を発足しました。

活動は松山市の福祉センターの会議室をお借りし

障害に対しての基礎知識・家庭における子供との接し方・

SSTの様子などの勉強会を定期的に進めています。

その後は懇親会も重要で毎回開催しています。

12月はクリスマス会で父親が企画しての餅つき大会を開催しました。

今後は、父親の趣味を活かした活動も予定しており、3月には登山の企画も検討中です。