2008年2月1日
財団法人日本障害者リハビリテーション協会は、視覚障害者・弱視・盲ろう者向け統合ソフトウェア『Altair for Windows Version 8.0』(以下『Altair』) 日本語・英語版を開発し、2008年2月1日より無償ダウンロード提供を『障害者情報ネットワーク ノーマネット』にて開始いたします。
ダウンロードのURLはhttp://www.normanet.ne.jp/~altair/index.htmlです。『Altair』は視覚障害者・弱視・盲ろう者の就労、学習、生活の場でのIT利用を向上させる支援ソフトウェアです。エディタを中心とする、Webブラウザー、メーラーを統合したシームレスな作業環境を提供します。合成音声での読上げ、点字ピンディスプレイ出力、拡大文字表示が可能です。視覚情報に頼ることなく、マウスを全く使用せずにキーボードの操作だけで文章の作成、インターネットによる情報交換、情報収集が可能となります。
今回発表したVersion8.0では、引き続き、初めての方、弱視の方へのユーザビリティーの向上を図りました。新規点字ディスプレイサポート、句読点読み上げON/OFF切替、読み上げスピード・ピッチ設定変更、文字背景色(緑・灰色)選択、ファイル詳細情報表示、アドレス帳編集、ウェブサイト暗号化SSL表示確認などの機能が追加されております。改良点の詳細はリリースノートをご覧ください。
以上
お客様お問い合わせ先:
日本障害者リハビリテーション協会 情報センター
東京都新宿区戸山1-22-1
info@mx.normanet.ne.jp
(注)
[共同開発者 石川准氏について]
1995年から静岡県立大学教授石川准氏によりMS-DOS上で動作する音声・点字エディタ『VEGA』の開発がすすめられた。1998年にはブラウザー機能が『VEGA』に追加された。同年より当協会と石川氏によるMS-DOSとWindowsのDOS窓で動作するメールソフト『WMAIL』および『VEGA』のフリーウエア版である『Altair』の共同開発が開始された。2002年には共同プロジェクトにより『Altair』はWindowsへ移植され、その後メールソフト『WMAIL』は『Altair』に統合された。
石川氏はスクリーンリーダー『JAWS for Windows 8.0』の日本語版の開発者でもある。
自ら視覚障害者であり『Altair』の共同開発者である石川准氏は「アクセシビリティは、社会が高い技術と正しい思想を持つことによってはじめて現実化するのである。」と述べています。当協会は、障害者の情報保障のためにソフトウェアの開発、無償提供を行っていくとともに社会に向けてアクセシビリティーのあり方を問い続けていきます。
Microsoft、Windows、MS-DOSは、Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標。その他の社名、製品名は、それぞれ各社の商標。
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