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ノーマネット好事例調査第1回目-北九州市障害福祉情報センター

北九州の地域福祉活動の拠点地としてJR戸畑駅前に位置する福祉複合施設”ウェルとばた”。駅前のシンボルとして、町のにぎわいや活性化にも一役買っている。

JR戸畑駅前を活性化するウェルとばたの写真「北九州市障害福祉情報センター」は、”ウェルとばた”の6Fの一角にスペースを持つ。関連団体と連携して障害を持つ方、関係者の方々が必要な時に障害福祉関係の情報を手に入れることが出来る機関として機能しているセンターである。機関紙・イベント情報紙、企画研修会の実施、データベースなどでの情報提供の他、ノーマネットを利用して積極的にHPでの展開も行っており、ユーザーからの反響も多い。

情報センターの運営・活動に携わっている(社)北九州市障害福祉ボランティア協会の須藤副理事長長・古賀事務局長・山口事務局担当員にお話しを伺った。

「平成8年の障害者プラン制定の際、北九州市でも障害者情報の基地が必要だという話しがきっかけで設立されました。しかし、経費的に専属の担当者をつけることは出来なかったので、複数の関係機関・団体などが協力しあいながらセンターの仕事を行っており、例えば、現在、HPの更新などは”ウェルとばた”の2Fにある”小規模共同作業所ITアトリエ ひこうせん”が受け持っています。また、多くの種類の情報を得ることが出来るように、各分野で人材を登録し情報提供をしてもらう「情報連絡員制」を採用しています。現在、登録者は40名を超えます。」(古賀氏)

”ITアトリエ ひこうせん”は、今まで一般企業に就職することが困難なため在宅を余儀なくされていた障害者が、パソコンを使って似顔絵名刺、アクセシブルなホームページ構築など様々な業務を行っている作業所である。(社)北九州市障害福祉ボランティア協会で以前から暖めていた構想に(学)松本学園情報バリアフリー推進センター(ウェルとばた2F)が協力して設立された。

このように様々な機関が様々な形で情報センターの仕事に関わっているが、しかし連携作業を行うことは時として難しく無いのだろうか?

「例えばHPを更新する際は、”ひこうせん”で働く視覚障害者の所員がアクセシビリティチェックを行うなど、それぞれの特性をを生かして協力し合うようにしています。」(須藤氏)

障害者小規模作業所ITあとりえ「ひこうせん」の写真協力機関は、ほぼ”ウェルとばた”にあり、必要に応じて適宜、企画会議を開くようにしています。また、分らないことがあればマメに連絡を取って聞いています。時には別件の用事をしている人に”この時を逃しては、次にいつ聞けるかわからない!”と無理に捕まえてしまうこともありますが。(笑)」(山口氏)

企画会議においてHP上での現在の活動状況の見直し、今後のプランも決まる。HPにおいて現在、力を入れている企画は?

「現在、反響があり力を入れているページは”障害福祉イベント情報”です。同情報は、紙版“いべんとアラカルト”として様々な施設や学校に配布していることもあり(配布数 毎月2,000部) ”このページを見れば北九州市の障害関連のイベント情報が分かる”といった認知力も高まってきています。紙媒体では一定の締切り日を超えてしまうと掲載することが出来ませんが、HPでは瞬時に掲載することが出来るので”こんなイベントを行うから、ぜひ掲載して欲しい”と主催先の方から、連絡をもらうことが増えてきました。今では多くの情報が随時寄せられています。

また、当センターで発行している機関紙:“ひこうせん未来”(障害の種別の枠を越え、いろいろな団体の紹介やタイムリーな話題を掲載。年4回発行。)は、紙媒体でも提供を行っていますが、誰にでも等しく情報提供が出来るように、紙媒体での発行とほぼ同時にHPでも、同じ情報を掲載しています。このことは、紙面では情報を得ることが出来ない視覚障害者の方から、特に好評をいただいております。(山口氏)

お話をうかがった北九州市障害福祉ボランティア協会の皆様の写真では、今後、力を入れてみたいと思っている企画は? 「既に着手し始めていますが、”在宅いきいき情報提供システム”の充実です。これは、北九州市の委託事業で、北九州市内において【車椅子トイレ設置】【店内がバリアフリー】等、障害を持つ方や高齢の方にも利用しやすい配慮をされているお店の情報を集め、皆様の地域生活の実現に役立てていただくなど、地域生活上の色々な情報を提供するページです。

今後は、人と人とのネットワークによる情報収集・発信とともに、当センターのホームページがそれらを集約した情報の窓口となれば、と考えています。 そして、もっとアクセシビリティ・ユーザビリティに配慮したページを作成し多くの方に読んでいただきたいとも思っています。」(須藤氏 山口氏)

お2人の言葉を裏付けるように、既にユーザビリティのために本HPは、パンくずリスト (HPの中のそのページの位置を、階層の上位ページへのリンクのリストで簡潔に記述したもの。) を使用してのナビゲーションの採用、HPページを構成するHTMLファイル・画像等のファイルサイズの合計が軽量でユーザーの負担にならないページ作り、音声ブラウザを利用する方々へ向けて 画像に対するALT属性の設定等のソース作りなど、既にユーザーへの配慮は多く行われている。

全ての人に対して平等に情報を提供し、障害のある方々の地域生活に役立てたいという北九州市障害福祉情報センター。

この姿勢はノーマネットを利用する多くの団体に共通することであり、また、その活動はヒントを与えてくれるものではないだろうか。

北九州市障害福祉情報センター
http://www.normanet.ne.jp/~ww100056/index.html

小規模作業所ITアトリエ ひこうせん
http://www.hikousen.jp/

(学)松本学園情報バリアフリー推進センター
http://www.humanite.jp/

2005年2月23日 北九州市障害福祉情報センターにて
取材 (財)日本障害者リハビリテーション協会 情報センター


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