2009年3月8日に、WHOの障害とリハビリテーションでCBRを担当しているチャパル・カスナビス氏を招いて、CBRに関するセミナーを開催し、CBRがコミュニティでのインクルーシブ開発に有効な戦略であることを学びました。今回再びカスナビスさんを講師にお招きし、CBRガイドラインについて、現場ではどう使われるのか、インクルーシブ開発の具体的事例、研修の内容、また障害者権利条約とCBRとの関係などについてご講演いただくセミナーを以下のように開催します。さらに途上国のコミュニティでの活動に関する事例も紹介いたします。
途上国でのインクルーシブ開発の実現のためには、コミュニティでの様々な分野間の連携、限られた資源の活用、障害のある人・家族・支援者・住民とのネットワークの促進、それらを実現するためのファシリテーションなどが考えられます。途上国と日本のコミュニティでの取り組みに共通点はあるのかどうか、皆様といっしょに考える機会になればと思います。
質問・ディスカッションの時間も設けますので、皆様の積極的なご参加をお待ちしております。
セミナーの最後に、2009年2月に設立されたCBRアジア太平洋ネットワークおよび国内ネットワークについて進捗状況をご報告いたします。
参加希望者は申し込み用紙にご記入の上、事務局までfaxまたはメールでお申し込みください。
10:00 主催者あいさつ 10:10-12:00 チャパル・カスナビス氏 講演 (同時通訳付き) CBRガイドラインについて、現場ではどう使われるのか、 インクルーシブ開発の具体的事例、研修方法、障害者権利条約と CBRとのかかわりなどについてご講演いただきます。 質問の時間も設けます。 12:00-13:00 昼食(各自でお取りください。持ち込み自由) 13:00-15:30 途上国のコミュニティでの支援活動の事例発表 ひとり30分 (講演:25分 質疑:5分) コーディネーター: 高嶺豊氏、琉球大学教授 沼田千、子氏、日本発達障害福祉連盟事務局長 講演@ Raja Pratap (ラジャ プラタップ)氏:(同時通訳付き) インド アンドラ・プラデシュ州での貧困削減事業にかかわるプロジェクト上級役員 【講演内容】 世界銀行による貧困削減事業の中の障害者自助グループと その連合体を作るプロジェクトについて 講演A 中村 信太郎(なかむら しんたろう)氏: JICAシリアプロジェクトCBR専門家 【講演内容】 JICA(国際協力機構)によるシリアでのCBR支援について 講演B 田畑 美智子(たばた みちこ)氏: 世界盲人連合 アジア太平洋地域代表執行委員 【講演内容】 世界盲人連合アジア太平洋地域協議会がパートナーとなり、 デンマーク政府開発援助の支援で実施している、 アジア地域と国レベルでの能力開発プロジェクトと、 モンゴルのコミュニティにもたらした変化 講演C 尻無浜 博幸(しりなしはま ひろゆき)氏: 松本大学準教授 【講演内容】 松本近辺でのコミュニティでの取り組みとスリランカでのCBR支援を 通して見える接点などについて 講演D 西尾 雄志(にしお たけし)氏: 早稲田大学 平山郁夫記念ボランティアセンター助教 【講演内容】 中国のハンセン病回復者の定着村での日本と中国の学生のワークキャンプを とおして見えた、ハンセン病回復者およびコミュニティの人々の変化など 15:30-15:45 休憩(質問用紙に書いていただき、休憩時間中に集めます) 15:45-17:00 質疑・ディスカッション 参加の際にお聞きした、ディスカッションでのご希望からトピックをいくつか設定させていただきます。 具体的な内容はセミナー近くになりましたらお知らせします。 まとめ:コーディネーター 17:00-17:20 CBR APネットワークと国内ネットワークに関する経過説明と報告: 上野悦子 日本障害者リハビリテーション協会 (障害分野NGO連絡会事務局) チャパル・カスナビスさんからコメントをいただきます。 17:20-17:30 閉会のあいさつ