第14回総合リハビリテーション研究大会

「変革期におけるリハビリテーションを問う−その現状と発展の方向−」

期日:1991年12月5日(木)〜6日(金)

会場:東京 全社協ホール

主催:日本障害者リハビリテーション協会

プログラム
大会会長 太宰博邦

実行委員長 小川孟

副委員長 上田敏
     小島蓉子

委員 秋山哲男 新井宏 飯田雅子 伊藤利之 奥野英子 黒川幸雄 佐藤久夫 調一興 手塚直樹 寺山久美子 野津眞 野村歓 初山泰弘 原田之稔 三浦和 山内繁 三ツ木任一 村田信男 米川一充

基調講演 対談「福祉社会におけるリハビリテーション」

正村公宏(専修大学教授)

小川孟(横浜市総合リハビリテーションセンター・センター長)

シンポジウム

T「リハビリテーション・マンパワーを考える」

司会 寺山久美子(東京都立医療技術短期大学)

三ツ木任一(放送大学)

1行政の立場から:栃本一三郎(厚生省社会局)

2職業カウンセラーの立場から:知原阿稚子(兵庫障害者職業センター)

3福祉事務所・厚生相談所の福祉担当者の立場から:仁科章(長野身体障害者リハセンター)

4地域リハビリテーションの時代の人材養成の立場から:鈴木五郎(全国社会福祉協議会)

〔指定発言〕

1理学療法士の立場から:滝野勝昭(帝京大学医学部付属病院)

2作業療法士の立場から:長谷川元(日本作業療法士協会)

3地域リハビリテーション・ワーカーの立場から:小谷節子(東京都足立区東部障害福祉総合センター)


U「地域社会におけるリハビリテーションの到達点と課題」

司会 澤村誠志(兵庫県立総合リハセンター)

奥野英子(国立身体障害者リハセンター)

1離島・辺地の現状と課題:浜村明徳(国立療養所長崎病院)

2地域の拠点とネットワーク:伊藤利之(横浜市障害者更生相談所)

3大東市における実践:山本和儀(大東市保健医療福祉センター)

4障害者の地域社会における自立生活運動:忍博次(北星大学 )

体験報告

「私のリハビリテーション体験」

司会 手塚直樹(国立職業リハセンター)

1 私が今考えていること:浦川久代(徳島県若竹通勤寮)

2 視覚障害者としての経験から:吉泉豊晴(労働省国際労働課)

3 車椅子の女優として:萩生田千津子(女優)

分科会

1「わが国の障害者に関する法制と対策の課題」

座長 調一興(東京コロニー)

1八代英太(参議院議員)

2松尾武昌(厚生省社会局厚生課長)

3高藤昭(法制大学教授)


2「地域社会におけるリハビリテーション活動」

座長 竹内孝仁(日本医科大学)

1地域リハビリテーション協議会活動と地域リハ計画:塙正文(長野県身体障害者リハセンター)

2板橋区におけるリハビリテーション活動:粟津原昇(板橋区立おとしより保健福祉センター)

3保健・医療・福祉 包括システムにおける老人保健施設併設在宅介護支援センターの在宅支援機能:山本明芳(広島県御調町みつぎの苑)

4MR通園施設から地域療育センターへ:中山修(横浜市南部地域療育センター)


3「アクセスと国際シンボルマーク」

座長 初山泰弘(国立身体障害者リハセンター)

発言者

1障害者と国際シンボルマーク:野村歓(日本大学)

2公共建築物とアクセス:八藤後猛(障害者職業総合センター)

3交通機関におけるシンボルマーク:秋山哲男(東京都立大学)

4国際シンボルマーク普及のための課題:寺山久美子(東京都立医療技術短期大学)

5国際シンボルマークの法的保護:中村盛夫(弁護士)


4「リハビリテーションにおけるインフォームド・コンセントを考える」

座長 森秀子(東京都心身障害者福祉センター)

1作業療法とインフォームド・コンセント:澤俊二(慶応義塾大学月が瀬リハセンター)

2幼児科におけるインフォームド・コンセントの実践についての報告:森秀子

3ICの法理:木下健治(弁護士)


5「精神障害者の地域リハビリテーションの展望」

座長 野津真(東京都立中部総合精神保健センター)

1生活する場と働く場:野中由彦(東京障害者職業センター)

2精神障害者と就労:成崎ひとみ(東京都立中部総合精神保健センター)

3やどかりの里の実践と今後の課題:谷中輝雄(やどかりの里)


6「学校から社会への移行」

座長 小鴨秀夫(淑徳大学)

1精神薄弱養護学校高等部の現状と課題:関陽郎(東京都立白鷺養護学校)

2肢体不自由養護学校教育の現状と課題:林友三(東京都立府中養護学校)

3育つ環境と働く環境のギャップ:西村晋二(障害者職業総合センター)

4受けとめる地域の立場から:山本多賀子(世田谷区立総合福祉センター)

報告

●各分野からの最新報告

座長 小島蓉子(日本女子大学)

1成人脳性麻痺の二次障害−どこまで分かったか、どうすれば防げるか:安藤徳彦(神奈川県立総合リハセンター)

2職業準備訓練と職業講習:島崎俊彦(障害者職業総合センター )

3肢体不自由養護学校にける医療ケアの動向と対策:青柳勝久(東京都立北養護学校)

4国際障害者スポーツの新展開:初山泰弘(国立身体障害者リハセンター)

5コミュニケーション機器の最新の動向:山内繁(国立身体障害者リハセンター)


●海外レポート

座長 佐藤久夫(日本社会事業大学)

1国際アビリンピックをめぐる新しい潮流:山下廣(静岡労働基準局)

2アジア・太平洋地域の障害ワーカーネットワークの誕生:丸山一郎(日本障害者リハビリテーション協会)

3中国リハセンターへの技術協力:二瓶隆一(国立身体障害者リハビリテーションセンター)

4韓国障害者対策の急展開:徐光倫 Seo,Kwang-Yoon MD(韓国障害者リハ協会)

 

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